1月末と2月にソーシャルワークコース、心理福祉コース、介護福祉コースの学生がそれぞれの国家試験に挑戦し、8名が合格を勝ち取りました。
このうち1名は、介護福祉士と社会福祉士のダブル合格を果たしていて、学生たちの努力が実る結果となりました。
今年で4年目となる介護福祉コースでは初めての卒業生であり、「まずは1期生の私たちが合格しないと、後輩たちの見本にならない」というプレッシャーの中、学生たちは受験していたので、ホッとしたことと思います。
合格した皆さん、おめでとうございます!
1月末と2月にソーシャルワークコース、心理福祉コース、介護福祉コースの学生がそれぞれの国家試験に挑戦し、8名が合格を勝ち取りました。
このうち1名は、介護福祉士と社会福祉士のダブル合格を果たしていて、学生たちの努力が実る結果となりました。
今年で4年目となる介護福祉コースでは初めての卒業生であり、「まずは1期生の私たちが合格しないと、後輩たちの見本にならない」というプレッシャーの中、学生たちは受験していたので、ホッとしたことと思います。
合格した皆さん、おめでとうございます!
東日本国際大学の「地域の介護福祉DXを推進できる人材育成プラットフォームの構築」が、文部科学省の「デジタルと専門分野の掛け合わせによる産業DXをけん引する高度専門人材育成事業」に採択されたことに伴い、3月16日、本学1号館で記者発表を行いました。
この文科省の補助事業は、日本でデジタル社会への環境変化に対応した人材が不十分であることから、大学におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)教育を進め、各分野のDXを推進する人材を育成したいという目的で、2021年12月末から2022年1月にかけて公募されたものです。
発表の席上、中山哲志学長はあいさつの中で、本事業の採択をきっかけとし、本学においてデジタル×福祉に長けた人材を育成していくことによって、今後の介護福祉の充実に貢献していきたい旨を述べました。
続いて中村隆行大学事務局長より、本事業の選考経過・結果について報告がありました。
今回、全国から99の応募があった中で本学を含め39の採択事業があり、本学が提案した介護福祉関連部門においては本学と東京医療保健大学(看護系)の2校のみが採択されました。本学は文科省の競争的補助事業に昨年に続き2年連続で採択されたこととなります。今回の補助金配分予算額は7313万8千円となります。
担当の高等教育研究開発センターの関沢和泉教授と健康福祉学部の金成明美教授が、採択された「地域の介護福祉DXを推進できる人材育成プラットフォームの構築(生体計測・ロボット・VR/ARの導入と高度活用)」について詳しく説明しました。
本事業は、介護福祉分野において、ロボット等を利用した高度化が求められる状況にも関わらず、そうした機材を使える人材も、機材を導入できる人材も足りないことから、(1)ロボット研修の高度化、(2)生体指標測定による現場での振舞いのより効率的な習得、(3)VR/ARによる介護福祉DXのための教材開発を3つの柱とした教育開発を地域と連携して進めることで、介護福祉DXを推進できる人材育成のためのプラットフォームの構築に貢献することを目指しています。
本学においては、既にこれまで3つの柱の項目を全て一定程度取り組んできていますが、今回の資金補助を受け、それぞれの項目の更なる高度化を目指していきます。
介護福祉DXを推進し、卒業後には地域の介護福祉に貢献できる人材を育成していけるよう、全学体制でより一層励んでまいりますので、今後とも皆様のご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。
本事業の詳細については、以下の資料をご参照ください。
11月27日(土)、介護福祉コースでは「学力評価試験」を実施しました。
昨年に引き続き、外部の方はオンライン受験、学生のみ教室で実施しました。
毎年この時期に受ける試験は、日本介護福祉士養成施設協会に所属する介護福祉士養成校学生が受験する全国統一の介護福祉士国家試験模擬試験に値するものです。
1年生からは「ドキドキしたけど、意外に解ける問題もあってホッとした」、4年生からは「毎年受験し、ここまで解ける自分になったという実感もある。来月の本番までには、もう少し上のランクを目指していきたい」という声もありました。
学生達は、これまでの学習成果を試し、自分自身の努力のあとを振り返る場にもなったようです。
5月26日(水)、ふくしま医療機器産業推進機構職員、イノフィス社員、サイバーダイン社員をお招きして、「腰補助用マッスルスーツREdge」と「HALR介護・自立支援用腰タイプ」による介護支援ロボットの装着安全講習を行いました。
それぞれの特徴や開発の経緯についてレクチャーを受け、実際に装着して介護行動をおこなうと学生達から感嘆の声が上がりました。入学前にパンフレットで介護支援ロボットのことを知っていた学生から「見るのと着るのでは違いがある。今後ロボットと仲良くなって、使いこなせる介護福祉士になりたい」、「仕事がら腰痛の危険性がある父にも、使えるロボットの気がする」、「介護以外でロボットが活用できる場面がある。もっと使ってみたい」といった意見が上がり、出向いただいた講師の方とともに楽しく体験していたようです。
昨年度本学に導入したロボットに加え、今年度も福島県からの貸与があり、1人1台の介護支援ロボットを活用した近未来介護について、さらに学びを深める予定です。
健康福祉学部の介護福祉コースによる初めての「介護実習報告会」が2月26日(水)、本学で行われました。
専門科目の「介護実習Ⅰ」を終了した学生は、通所介護事業所や訪問介護事業所などそれぞれの施設概要や、学んだこと・自分達の努力課題を発表し、「介護実習Ⅱ」および「介護実習Ⅲ」を終了した学生は、受け持ち利用者に対しての介護過程展開について報告しました。
学内の先生方も参加いただき、学生達は発表するだけでなく質疑応答も含め、緊張しながらも学びの多い時間となりました。
上級生は「自分では出来ている、わかっていると思っていることが下級生や先生方から質問があって、答えられない未熟な自分を発見できました。卒業して介護福祉士となっても、学びを続けていきたいです」と、下級生は「一人の方の生活を支援できるためには様々な知識が必要と実感した。新学期もわからないことが一つでも減るよう勉強したい」と振り返りました。参加していただいた先生方からは、「4月に入学してきたときよりも、一回りも二回りも成長していることが、発表からわかりました。新学期からの授業も楽しみ」と学生の成長に期待を寄せました。
学年の垣根を越えて、学び合いが出来た時間となったようです。介護福祉コース関連の皆さん、お疲れ様でした。
また、実習先での指導にあたられた介護実習指導者の方々には、お礼申し上げます。
2月20日(木)郡山中央公民館にて、福島県介護福祉士養成校連絡会7校の学生が集い、日頃の学習成果の披露をしている、「第12回福島県介護を学ぶ学生の研究交流会」に参加しました。県内で同じ介護福祉士を志す仲間ですが、普段は学校間の交流はなく、年に1度の「介護を学ぶ学生の研究交流会」が学生同士の交流の場となります。
本学からも、4年生の平栗聖来さんが代表として実習事例報告をし、表彰を受けました。共に参加した下級生は「先輩や他の学校の発表を聴いて勉強になった。来年は、私が発表できるよう日頃の学習を続けていきたい」と決意を込めました。
学内での実習報告会を目前に控えた学生たちにとって、忙しいスケジュールの中での一つの思い出となったようです。
「ケアフェスふくしま2019」(主催:福島県)が11月24日、郡山市のビッグパレットふくしまで開催され、介護福祉士を目指す本学学生が参加しました。
同イベントは中高生向けに、介護の魅力や学べる学校、進路について理解を深めることができる体験型イベント。受付やアンケート回収などの運営スタッフとして参加した学生は、ステージでの1分間PRとして、本学健康福祉学部の特徴を来場した中学生、高校生に向けて発表しました。
大学ブースでは、点字を打つ体験や、利き手以外で自助具を使って豆を皿に移すゲームコーナーを設け、うまくできた挑戦者の方には11月30日に本学内で行われた『エジプト考古学者おしごと展』への案内として「スカラベ型マグネット」や「スフィンクス型マグネット」などのエジプトグッズも配布しました。
休憩時間には、最新型介護支援機器着用体験も実施し、充実した一日を過ごしていたようです。
健康福祉学部介護福祉コースの1年生、2年生、4年生は、それぞれ介護実習Ⅰ、介護実習Ⅱ、介護実習Ⅲを、8月19日から9月19日までの期間で行いました。
入学して初めての現場実習となる1年生にとっては、緊張とともに学内の演習では得られない介護福祉利用者との関わりや、介護援助の補助等に取り組みました。
介護過程の実践となる介護実習Ⅱと介護実習Ⅲの学生たちは、学生一人一人が利用者を担当し、それぞれの生活上の困難さと、どう生きていきたいのかを知り、そのために介護福祉士として、出来ることは何かを模索しながら介護援助に取り組みました。
実習生は「介護や社会福祉に関する用語や法律がわからないと、ケア会議での話題についていけない、大学に戻ったらわからないことをわかるように努力したい」、「知識がないと介護ではなく、ただの世話になってしまい自立支援につながらないことを知った」と実感を話しており、一人一人の生活を支える介護福祉士の役割や意義について、学びを深めました。
実習を終了し、秋学期開始とともに大学での学習が始まりましたが、今の自分に足りないことや、向上すべきことについて認識し、学内での講義や演習に取り組んでいるようです。
本実習をお願いした、いわき市を中心とした通所介護事業所、訪問介護事業所、介護老人福祉施設、障害者支援施設、認知症対応型共同生活介護事業所、特定入居者生活介護事業所、延べ10事業所の実習指導者や関係者の皆様に、この場をお借りしてお礼申し上げます。
6月5日(水)と6月12日(水)の2週にわたり、ふくしま医療機器産業推進機構職員、イノフィス社員、サイバーダイン社員を招き、「腰補助用マッスルスーツREdge」と「HALR介護支援用腰タイプ」の安全講習を行いました。
2種類の介護支援ロボットの特徴や開発の経緯についてレクチャーを受け、その後実際に装着して体験しました。
昨年に引き続き体験した学生からは「昨年のものより動作時のアシストを感じる」、「今年のものを体験したからこそ、昨年のモデルの良さが感じられた」という声が上がりました。 初めて体験した学生は「介護支援ロボットを使いこなせば、介護の未来は明るいのではないか」、「腰痛予防のためだけでなく、利用者の安全のためにロボットを使えるようにしたい」などの意見が出ました。
2種類の介護支援ロボットのアシストの違いや、学生個人の筋力や体格によっても差が出ることから、それぞれのロボットをどう活用するかを考える機会となりました。
今年度も福島県からの貸与があり、通常の介護演習などにおいて、介護支援ロボットを使っての介護支援について、さらに学ぶ予定です。