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留学生別科の春期入学式を挙行し87名が入学 「一早く日本の生活に慣れ、勉強に励んでいきたいです」

 

東日本国際大学留学生別科の令和4年度春期入学式が5月31日、本学1号館1-101教室で行われました。

 

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ネパールから67名、ミャンマーから8名、ベトナムから3名、モンゴルから2名、ブラジル・ぺルー・ボリビアから各1名、そしてウクライナから4名の計87名が入学しました。

 

中山哲志学長が入学許可を行い、式辞として「本学を選び、入学してくれてありがとう。また戦禍にある母国を離れ、ウクライナからはるばる日本に来た学生もいます。本学が建学の精神としている『思いやりの心』を大切にしながら「人間力」を身につけていってほしい。コロナ禍での生活はしばらく続くが、困ったことがあれば私たちに相談してほしい。夢の実現に向けて頑張りましょう。」と述べました。

 

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続いて、緑川浩司理事長が「それぞれの国から、日本を選んで来てくれてありがとう。心より歓迎します。コロナ禍で2年もの間入学できるのを待ってくれていた学生もいる。入学が出来るかどうか見通しが立たず、不安な日々を送ったと思う。また、戦禍にあるウクライナから苦難を乗り越えて来日した学生もいます。今日このようにお会いできて、私自身とても感激している。地域の皆さま、教職員のサポートにも感謝を述べたい。我々の建学の精神に「天 徳を予に生ぜり」という言葉があり、苦難を乗り越えることによって、自分自身の人間力が培われることである。今日から私たちは家族となる。皆さんが夢や目標を達成できるように全力でサポートするので、ともに苦難を乗り越えながら、一緒に成長していきましょう。」と祝辞を贈りました。

 

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最後に、新入生代表のムンフバータル フセレンさん(モンゴル出身)から「私たちのためにこのような素晴らしい式を開いてくださりありがとうございます。ついに憧れの日本に来ることができました。これも国際部の先生方がいち早く手続きをしてくれたおかげです。いわきについてからも隔離のために大学の先生方がサポートしてくれました。私は大学に入って経済や心理学を学びたいと思っています。いち早く日本の生活に慣れ、勉強に励んでいきたいです。」と挨拶の言葉を述べました。

 

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ウクライナ(避難民)学生の受け入れを発表 40名を超える学生から照会があり、18名が入学願書を提出しています

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本学はウクライナ避難民(学生)について5月16日、記者会見を行い、ロシアによるウクライナ軍事侵攻で国外に避難した学生を対象に留学生として受け入れることを発表しました。

本学は東京電力福島第一原発事故を検証するため2018年8月、チェルノブイリ原発事に関してウクライナの科学者・研究者も招いた国際シンポジウムを開催。本学福島復興創世研究所の関係者を含めて議論を重ね、親交を深めました。本学は国際大学として各国から多くの留学生を受け入れている実績もあり、東北地区の私学では唯一受け入れることを決めました。

文部科学省「ウクライナの学生への支援を実施している大学」のホームページから現在までに、40名を超えるウクライナの学生から照会があり、そのうち18名が本学に入学願書を提出しています。この18名については現在、日本入国のためのビザ申請を行っている状況です。

本学ではウクライナ学生の支援策として、「留学生別科の授業料免除」、「学生寮等の宿泊施設の提供」、「国際部を中心とした日常生活面のサポート」、「日本財団への支援費申請(渡航費、生活費及び住環境整備費)」を予定しています。

 

▼願書を提出した学生の中から3人のウクライナ学生のビデオメッセージ

Akulova Khloiaさんからのメッセージ

Dmytro Zabyshnyiさんからのメッセージ

Daria Studzinskaさんからのメッセージ

 

ウクライナからの学生は、留学生別科に入学し、1~2年間日本語や日本の文化を学んだ後、本学学部に進学するなどの進路を決める予定です。

 

いわき地区商工会女性部による女子留学生への支援品贈呈式 「コロナ禍の中、充実した留学生活を送ってください」

 

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いわき地区商工会女性部連絡協議会による本学女子留学生への支援品贈呈式が7月29日、本学1号館1階で行われました。

同会鈴木礼子氏より「今はコロナの影響で皆さんのアルバイトが減っているので、いろいろ大変だと思っています。このような時には私たちが何か皆さんの勉学に応援ができないかと考え、生活に必要な日用品を贈呈することとなりました。ぜひお役立ていただき、充実した日本での留学生活を送ってください」とご挨拶をいただいた後、女子留学生代表の5名(それぞれ韓国・ネパール・ベトナム・ミャンマー・中国出身)に支援品を手渡しました。

大学を代表して田久昌次郎いわき短期大学学長より「コロナ禍で困っている中、このような形で留学生を支援していただいたことに対し、心からお礼を申し上げます。支援してくださった女性部の皆様方の優しいお気持ちを大切にいたします」と謝辞を述べました。

最後に参加者一同で記念撮影をし、感謝の輪が広がりました。

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「フードバンクふくしま」様より留学生に食料支援

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7月10日(土)、本学1号館1階エントランスホールにおいて、特定非営利活動法人いわき自立生活センター「フードバンクふくしま」様より、生活困窮者の生活を応援する趣旨の一環として、申し出のあった本学留学生22名に食料支援(ライスパック・インスタントカレー・カップメン・パスタ・お菓子等)がありました。

支援を受けた留学生は、本当に喜んでおりました。

コロナ禍の中、留学生に対して、ご支援頂きました「フードバンクふくしま」様に心から御礼申し上げます。

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令和2年度別科修了式を挙行 3名の留学生が晴れの門出を迎えました

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東日本国際大学の令和2年度春期留学生別科修了証書授与式が2月3日、本学1号館で行われ、3名の留学生が晴れの門出を迎えました。

修了証書授与では、3名の留学生それぞれに修了証書が授与され、学長式辞では中山学長代行が「別科で学んだことを生かし、志を持って、心の向かうところへ進んでいってください」と述べました。緑川浩司理事長は「自分の持っているものを最大限に生かしながら創造力をもって前進してください」と祝辞を述べました。

修了生を代表してディン ティ ルーンさん(ベトナム)は「この2年間はさまざまなことがあり大変でしたが、それが自分たちを成長させてくれました。いつも家族のように接してくれた別科や国際部の先生方のおかげです」と感謝の気持ちを述べました。

3名の修了生は本学の経済経営学部に進学する他、それぞれの道へ進みます。別科で培ってきた日本語力を大いに発揮して、夢に向かってこれからも頑張ってください。

今後の皆さんのご活躍を教職員一同、心から応援しております。

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オンライン日本語スピーチコンテスト 本学留学生のブチェウティニュンさんが優勝しました

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優勝したブチェウティニュンさん(左)

 

 

第19回いわき地球市民フェスティバル、オンライン日本語スピーチコンテストが11月22日、いわきPITで開催されました。当日、事前に録画した参加者の日本語スピーチを大きなスクリーンに映し、また同時にYouTubeで発信するという、コロナ禍の中でのユニークな形で行われました。

本学経済経営学部4年生で、ベトナム出身の留学生、ブチェウティニュンさんは「いわき市の平和は微笑みから」をタイトルにスピーチし、見事優勝しました。「優勝したことは大学の先生たちのおかげだと思います。卒業後もずっといわきに住みたいです」と喜びを語りました。

今回のオンライン日本語スピーチコンテストを通して、コロナ禍にめげずに頑張っている留学生の生活ぶりを発信できたとともに、留学生にとっても大きな励みになったに違いありません。

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いわき市日中友好協会より図書券贈呈 「中国と日本をつなぐ人材に成長していってください」 

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いわき市日中友好協会による新入生留学生への図書券贈呈式が11月13日、本学3号館で行われました。式には同協会から白土和男会長らが出席。留学生の代表に図書券が手渡されました。

白土会長は「しっかりと教養を身につけて、中国と日本をつなぐ人材に成長していってください」と述べ、最後に「当心感冒」(風邪に気を付けて)と中国語であいさつを締めくくりました。

続いて、本学の中山哲志学長代行が「感謝を忘れず、志を実現できるよう頑張ってください」とあいさつし、経済経営学部2年生の卜政源(ボク セイゲン)さんが「コロナに負けず勉強を頑張っていきます」と日本語で答辞を述べました。

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令和2年度秋期学位記授与式を挙行 14名の卒業生が晴れの門出を迎えました

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(学長から記念品を手渡された総代のティンスェリンさん)

 

東日本国際大学の秋期学位記授与式が9月24日、本学1号館で行われ、14名の卒業生が晴れの門出を迎えました。

 

吉村作治学長が卒業生代表に学位記を授与し、学長賞の表彰を行いました。吉村学長は式辞の中で「これから様々な大変なことに出会うと思いますが、本学での4年間を思い出し、自分の力を信じて人生に勝利してほしい」とエールを送りました。

 

緑川浩司理事長は「釈迦の言葉に『衆生所遊楽』とあります。人は楽しむために生まれてきたということです。人生は悩みの連続ですが、それでも前に進んでいくところに本当の楽しみがあります。あきらめずに努力し続ければピンチはチャンスに変わっていく。感謝することを忘れず、これからの人生を歩んでいってください」と祝辞を述べました。

 

▼卒業生(経済経営学部13名 健康福祉学部1名)

総代 ティンスェリン(経済経営学部)

理事長賞 マハラジャン・キショル(経済経営学部)

学長賞 ティンスェリン(経済経営学部)

 

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理事長の祝辞

 

 

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理事長賞のマハラジャン・キショルさん

 

 

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アカデミックな帽子とガウンでお祝い

留学生別科の修了証書授与式を挙行 6名が晴れの門出を迎えました

東日本国際大学の令和元年度春期留学生別科修了証書授与式が2月12日、本学1号館で行われ、6名の留学生が晴れの門出を迎えました。

 

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修了証書授与では、代表の王賀さん(中国)に修了証書が授与され、学長式辞では中山学長代行が「皆さんは国際人。ここで学んだことを活かして、それぞれの国で活躍してください」と述べました。緑川浩司理事長は「卒業おめでとう。これからの新しい門出に向かって頑張ってください」と祝辞を述べました。

修了生を代表してグエン ドゥク チュンさん(ベトナム)は「先生方のおかげで日本語能力試験N2に合格することができました。今までお世話になり、本当にありがとうございました」と感謝の気持ちを述べました。

修了生の多くは本学を含む市内外へ進学する予定です。異国の地でそれぞれの努力と挑戦を重ねる留学生たち、本学で培った人間力を大いに発揮してこれからも頑張ってください。

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終了後は修了を祝う会が開かれ、共に学び合った仲間たちや教員たちと思い出を語り合い、名残を惜しんでいました。今後の皆さんのご活躍を教職員一同、心から応援しております。

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留学生別科の新年会を開催

留学生別科では1月16日(木)、新年会を開催しました。

今年の新年会は、司会に東洋思想研究所の三浦健一准教授をお迎えして、留学生別科生と学部生(日本人学生と留学生)が交流を深めました。

①松本国際部長のお話 IMG_9295 ②乾杯 IMG_9301

留学生別科生全員による日本語での歌をはじめ、陳傑(チンケツ)さんによる日本語と中国語の歌、健康福祉学部1年の高橋明日香さんによるお礼の歌の披露があり、最後には抽選会などで大いに盛り上がりました。

③別科生全員の歌IMG_9311 ④陳傑(チンケツ)さんによる日本語と中国語の歌 IMG_9325 ⑤健康福祉学部1年の高橋明日香さんによるアカペラ IMG_2303

景品をご提供くださった皆様、本当にありがとうございました。