令和4年10月1日(土) 9時30分~15時00分 晴天
いわき市平下平窪の「ブラウンコットン畑」で、東日本国際大学LCのメンバーを中心に12名が参加しました。今回は、いわき短期大学の1名、附属昌平高校の生徒12名、いわき桜が丘高校の生徒1名が参加しました。この日は、午前は主に収穫作業を、午後は、糸紡ぎの道具を使った糸紡ぎ体験や、コットン商品を考案する作業をしました。高校生の多くは初めての体験に皆笑顔でした。
L河合伸
令和4年5月28日(土) 9時30分~12時00分
いわき市平下平窪の「ブラウンコットン畑」での「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」に、東日本国際大学ライオンズクラブ(LC)のメンバー6名も参加しました。この日は、畑主さんの地域のご友人数名も参加されて、快晴の下、一緒にコットンの収穫作業をしました。
前日の大雨で、畝間の半分が水浸しになっている状態でしたが、すでに最初の種蒔きはされていて、まだ芽の出ていないマルチの穴に改めて種を植える「追い蒔き」と支柱を立てる作業をしました。昨年11月に学生が考案した看板が、この日お披露目となりました。
追い蒔きの作業
支柱立ての作業
お披露目された「ブラウンコットン畑」の看板の前で記念撮影
3月31日、東日本国際大学1号館会議室にて、「ライオンズクラブ国際協会332-D地区 環境保全に関する功労者 表彰状贈呈式」が行われました。東日本国際大学ライオンズクラブから、功労者表彰のNPO法人「ザ・ピープル」様に贈られました。
NPO法人「ザ・ピープル」様は、東日本大震災と原発事故の影響で耕作放棄地となった畑でコットン栽培を2012年より進めており、2015年にはライオンズクラブ国際協会より「グッドライフアワード2015環境大臣優秀賞」も受賞されています。
贈呈式の前に、東日本国際大学ライオンズクラブ教員顧問の河合伸教授がNPO法人「ザ・ピープル」様と展開してきた福島コットンプロジェクトを中心とした2年間にわたる活動内容を報告しました。
その後、東日本国際大学ライオンズクラブ会長である吉村作治学長より、NPO法人「ザ・ピープル」理事長の吉田恵美子様へ表彰状と記念品が贈呈されました。
表彰後の挨拶では、吉村作治会長が「21世紀は環境保全の時代と言われているが、大きなことを言うばかりでなかなか実現している団体はいない。その点、本学の学生とザ・ピープルの皆様は地域の課題解決として地道に活動を楽しく取り組んでいる。その取り組み姿勢が嬉しい」と述べました。
吉田理事長は、「これまでの東日本国際大学の学生の皆さんとの連携した取り組みをこのような賞を頂くという形で認めていただいたことに感謝します。特に昨年5月はコロナ禍でコットンプロジェクトも人がなかなか集まらない状況で大変でした。その中で東日本国際大学の学生が一昨年同様に参加してくれたことが嬉しかったです」と述べました。
今後も東日本国際大学ライオンズクラブは地域貢献、社会貢献に尽力していきます。
東日本国際大学ライオンズクラブは、ライオンズクラブの活動の一つとして、「ヘアドネーション」の活動に参加しています。
「ヘアドネーション」(Hair Donation)とは、小児がんや先天性の脱毛症、不慮の事故などで頭髪を失った子どもたちのために、寄付された髪の毛でウィッグを作り無償で提供する活動です。
6月にご提供頂いたいわき市の松本唯真さんに引き続き、今回は、郡山市の大宮千歩さんより、「ヘアドネーション」として毛髪のご提供がありました。
1月18日、大宮さんからご提供していただいた毛髪を、いわき市三和町の「ヘアーサロンオオタニ」の大谷俊成社長より、 東日本国際大学ライオンズクラブにお届けいただきました。
令和2年12月6日(日) 9時30分~15時00分
東日本国際大学ライオンズクラブのメンバーが、同大経済経営学部3年河合ゼミの社会奉仕活動に参加しました。内容はいわき市のNPO法人「ザ・ピープル」の活動の一環である「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」への参加です。
今年度は新型コロナの感染状況を確認しながら、本活動は屋外で行われるため、感染リスクは低いこと、その一方で、畑の作業などの人手が足りない状況を放置していることのマイナス面を考慮し、マスクの着用、手指消毒など感染症対策をして6月末より活動を再開しています。5回目は収穫の時期の後半となる12月に行いました。今回は、同じ学校法人のいわき短期大学幼児教育科の学生(以下、いわ短生)も参加しました。
参加メンバー
初参加のいわ短生に、本学の学生がこの取り組みの内容や意義を紹介するなど、着実な成長を感じる一幕もありました。これもこの取り組みの大きな収穫です。
学生主体の取り組みへと成長
収穫作業をメインに行いましたが、前回と違う点は綿の葉っぱがほとんど枯れていることでした。それでもこれから綿ができるコットンボールの状態のものもあります。「これがコットンの収穫の難しいところ」とピープルの吉田理事長から解説がありました。
つまり、収穫の時期が一度にやってこないため、機械などで効率的に収穫することができず、人の手でコツコツと収穫するほかありません。有機栽培となるとなおさらです。「しかし、それがいいところでもある」と言います。そうです。それだから毎月何かしら人手が必要な作業があり、大人から子供までボランティアの参加する余地がある。そして、参加するもの同士の交流が図られ、震災の体験を継承できる。「これが震災から10年が経とうとする中、このプロジェクトを続けている理由の一つです」と吉田さんは言います。
また、この日は地元の新聞社から取材を受けました。
初参加のいわ短生
午後は、これまでとは異なる四倉の新しいコットン畑で収穫のお手伝いをしました。その畑は、オーガニックコットンを原料にした製品開発ならびに製造をするために起業した株式会社 起点取締役の金成氏によって管理されている畑でした。
この畑は、いわばオーガニックコットンプロジェクトの一つの完成形ともいえるコットンの栽培から製品化までを行うために、今年から栽培が始められたということです。実際に採算が採れるようになるまでには、いくつかの工程を経なければならず、コロナ禍の影響で遅延している部分も含め、まだ数年はかかると言う金成さんでしたが、その目からは「成すべきことはわかっている、後はやるだけ!」といった力強さが感じられました。
いわ短生からは「本当に楽しかった」との感想が寄せられました。 L河合伸
株式会社 起点のコットン畑
取締役の金成氏から話を伺う
今回の収穫分です!
東日本国際大学ライオンズクラブ活動報告
「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」に参加④
令和2年10月18日(日) 9時30分~15時00分
東日本国際大学ライオンズクラブのメンバーが、同大経済経営学部3年河合ゼミの社会奉仕活動に参加しました。内容はいわき市のNPO法人「ザ・ピープル」の活動の一環である「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」への参加です。
今年度は新型コロナの感染状況を確認しながら、本活動は屋外で行われるため、感染リスクは低いこと、その一方で、畑の作業などの人手が足りない状況を放置していることのマイナス面を考慮し、マスクの着用、手指消毒など感染症対策をして6月末より活動を再開しています。4回目は収穫の時期となる10月に行いました。昨年10月に東日本台風(台風19号)の被害を受けてからちょうど1年になります。この日は前日の雨から一転、すがすがしい秋晴れとなりました。
参加メンバー
今回は、収穫作業をメインに行いました。それまでの畑作業を体験してきたため、それを収穫することができる喜びはひとしおです。学生からは「楽しい」、「おもしろい」、「柔らかくて気持ちいい」などの感想や、「コットンは改めて考えると日常生活に欠かせないものなのに、今まで気にしてこなかった。この活動でそれを改めて感じることができました」という思いを聞かせてくれるメンバーもいました。 L河合伸
収穫開始です
収穫作業は思いのほか楽しいです
「すっぽり」と取り出すことができます
綿を天日で乾かしつつ、不要なものを取り除きます
たくさん収穫できました!
令和2年8月7日(金) 9時30分~16時00分
東日本国際大学ライオンズクラブのメンバーが、同大経済経営学部3年河合ゼミの社会奉仕活動に参加しました。内容はいわき市のNPO法人「ザ・ピープル」の活動の一環である「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」への参加です。
今年度は新型コロナの感染状況を確認しながら、本活動は屋外で行われるため、感染リスクは低いこと、その一方で、畑の作業などの人手が足りない状況を放置していることのマイナス面を考慮し、感染症対策も取りつつ6月末より活動を再開しています。3回目は8月なので感染症対策に加え、熱中症対策として適宜マスクを着用したり外したりしながらの活動となりました。
今回は、新たな試みとして東日本国際大学附属昌平高等学校のボランティア希望の生徒6名にも参加してもらうことができました。そしてザ・ピープルのスタッフに代わって本学の学生が初参加の高校生に対して本取組を紹介したり、作業内容を教えたりする機会を持つことができました。参加した高校生は皆、話を真剣に聞き、畑作業も真摯に取り組んでいて、その姿に大変感銘を受けました。
本学の学生が附属高校生へ本取組を紹介
高校生に作業内容を教えます
7月の作業から半月で畝間の雑草も伸びました
高校生の真摯な姿に感銘
この日は猛暑だったため、作業は午前中のみとし、午後は畑主である鈴木さん宅にて昨年10月の台風19号で浸水被害を受けた時の体験談や糸紡ぎ体験会を実施しました。
畑主の鈴木宅は築120年の歴史あるお宅です
今回も貴重な体験ができました!
L河合伸