Category Archives: 研究会・研修会のご案内

【エジプト考古学研究所】第5回公開研究会をオンラインで開催しました

毎年7月に開催されてきたエジプト考古学研究所の公開研究会ですが、
今年は新型コロナウイルス感染症の影響を受けて延期となっていたものを、
この度、オンラインで開催いたしました。

下記リンクよりご視聴いただけます。

【 目次 】
司会:岩出まゆみ(東日本国際大学エジプト考古学研究所所長)

◆開会のご挨拶◆ 緑川浩司先生(学校法人昌平黌 理事長)

◆研究発表◆
①「コロナ禍のエジプト調査」 吉村作治(東日本国際大学学長・教授)

 全世界で猛威を振るっている新型コロナウィルスは、エジプトに於ける我々の発掘調査にも大きな影響を及ぼしている。その現状を報告するとともに、古代エジプト時代にもあった感染症などの疾病についてお話する。

②「太陽の船プロジェクトの最新報告」
黒河内宏昌(東日本国際大学エジプト考古学研究所教授)

 エジプトでも新型コロナウィルスの影響で3月に入ってから夜間外出禁止令などが出されたが、エジプト人の考古事業に対する熱意は強く、太陽の船の現場は止まることはなく、感染者を一人も出さずに今も活動を続けている。
12月1日よりこれまでに発掘し終えた約1200点の太陽の船の部材を組み立て復原し、大エジプト博物館の別館で順次公開していく計画である。

③「ダハシュール北遺跡調査 最新発掘レポート」
矢澤健(東日本国際大学エジプト考古学研究所 客員教授)

ダハシュール北遺跡は紀元前2千年紀に使用された墓地であり、2020年2月〜3月には第27回目の調査が実施された。調査項目は2つあり、第一に遺跡調査区の西端にあった盛土を発掘し、その下にある遺構を調べること、第二に調査区の北東端を発掘し、この地点の墓の様相(年代、規模、埋葬の特徴など)を探ることだった。発表ではその成果について報告する。

④「生活文化の多様性を探る-エジプト・デルタ地帯の考古学-」
長谷川 奏(東日本国際大学エジプト考古学研究所 客員教授)

エジプトの国を、花と茎が組み合わさった姿で捉えると、デルタ地帯の縁辺は、花弁の最も外側であり、その重要性が見過ごされてきた。しかし、海辺の湖畔で塩基性土壌が強く残り、集約的な農業が困難な場であっても、古代の人々は自然に密着した暮らしぶりを営み、大都市アレクサンドリアをとりまく湿地帯は、大小の都市村落が連結する豊かな経済活動の場となっていたことが、近年の考古学調査によって明らかになりつつある。

◆パネルトーク◆
吉村学長、黒河内教授、矢澤客員教授、長谷川客員教授、4名の考古学者たちによる、パネルトーク。WITHコロナ時代のエジプト調査について、これからの新しい調査のあり方を見出していくためのお話を伺いました。

主催:東日本国際大学エジプト考古学研究所
協力:NPO法人太陽の船復原研究所 早稲田大学エジプト学研究所
協賛:学校法人昌平黌 ダイドードリンコ(株) (株)アケト
撮影編集:朝田健治(ぱとす)
制作・著作:東日本国際大学エジプト考古学研究所

AP研究会を実施します

本学は、平成28年度に採択された文部科学省のAP(大学教育再生加速プログラム)テーマV「卒業時における質保証の取組の強化」事業において、教育の質保証の取組みを進めています。どのような質を保証するかについて、たとえば英語圏の大学等では、学生が卒業に無事に至れるかどうかが大学の教育の質を示す指標として用いられています。こうした学生の学業が成功するかどうか、その背景には複雑な要因があると分析されており、どのような施策が有効であり、教育の質や大学の提供するサポートとの関係はどうなっているのか、実践と理論を往復する取組みが必要となります。今回は内部質保証という課題との関係で、11月7日(水)15時より、日本の最前線で活動する白鳥成彦教授を嘉悦大学よりお招きして、以上の問題を検討します。

詳しくはこちらのPDFファイルを参照してください。

【エジプト考古学研究所】第1回研究会 最新発掘レポート が開催されます。

東日本国際大学エジプト考古学研究所の第1回研究会「最新発掘レポート」が7月7日(木)13:00から、本学1号館で開催されます。

本学のエジプト考古学研究所は2015年に開設され、現在14名の研究員が在籍し、エジプト現地での調査をはじめとしてそれぞれ研究を進めています。今回の研究会は、研究所の日頃の取り組みを学内外の皆さまに広く知って頂くために、公開講座の形で行う事に致しました。ピラミッドの謎に迫る新しいプロジェクト「クフ王墓探査」など、最新の報告を行ないます。

●研究会プログラム

  • 13:00~13:10 第1回 研究会 開会のご挨拶 学校法人昌平黌理事長 緑川 浩司
  • 13:10~13:25 2016年度の方針と予定 エジプト考古学研究所所長 岩出 まゆみ
  • 13:25~13:50 「クフ王墓探査プロジェクト」について 東日本国際大学学長 吉村 作治
  • 13:50~14:05 「太陽の船復原プロジェクト」について エジプト考古学研究所客員教授 黒河内 宏昌
  • 14:05~14:20 「ダハシュール北遺跡プロジェクト」について エジプト考古学研究所客員准教授 矢澤 健

 

入場料は無料です。参加をご希望の方は直接ご来場ください。尚、駐車場の数に限りがございますのでなるべく乗り合い、または公共交通機関をご利用ください。

お問い合わせ:TEL 0246-35-0001

 

地域振興戦略研究所の第一回研究会が7月30日に開催されます

地域振興戦略研究所は7月30日(水)に、本学の新1号館にて第1回研究会を開催します。

詳細は以下の通りです。

≪趣旨≫

アベノミクスで日本経済は中央から息を吹き返してきたかに思えますが、実質的に回復するにはまだ時間がかかりそうです。一方地方はといいますと、一応アベノミクスでは地方活性化のために何かを企てて いるかのように見えますが、なかなかその先は不透明です。しかし、一日たりとも停滞は許されない状況です。特にここ福島県におきましては原発関連の被害で経済が滞っているどころか、停滞、いや後退していると言っても過言ではありません。そこをどうにか人間の知恵で持ち直し、且つ発展させるかを調査研究するために日本各地から専門家にお集まりいただき、研 究会を開催したいと考えました。メンバーは東日本国際大学の中で地域振興にご興味を持たれている先生方と外部から地域おこしや地域 活性化の経験をお持ちの先生方です。冒頭は先生方のご経歴や実績をお聞かせいただき、その後福島県、 特にいわき周辺をいかに活性化するかのアイディアをお話しいただく予定です。

≪研究会≫

開催日時:2014 7 30 日(水)13001700

場  所:東日本国際大学新 1 号館5階会議室

≪メンバー≫

地域振興戦略

研究所

氏 名

役 職 等

 

緑川 浩司

学校法人昌平黌 理事長

 

田久 昌次郎

東日本国際大学・いわき短期大学 学長

所 長

吉村 作治

東日本国際大学 副学長

副所長

福迫 昌之

東日本国際大学経済情報学部 学部長

地域経済・福祉研究所 所長

研究員

中川 武

早稲田大学理工学術院教授 博物館明治村館長

 

近藤 二郎

早稲田大学文学学術院 教授

 

田部 康喜

一般社団法人麻布調査研究機構 代表理事

 

小田島 章

株式会社プロジェクトコンサルティング 所長

 

苦田 秀雄

㈱博報堂関西支社

NPO法人日本の祭りネットワーク 副理事長

 

朝田 健治

サイバー大学世界遺産学部 客員教授

 

齋藤 次男

齋藤映像工学・総合プロデューサー

 

柏木 裕之

早稲田大学エジプト学研究所 招聘研究員

 

堤 幹夫

NPO法人HPA 代表理事

 

岩出 まゆみ

早稲田大学エジプト学研究所 招聘研究員

 

宮本 文雄

東日本国際大学福祉環境学部 学部長

 

三重野 徹

東日本国際大学 経済情報学科 学科長

 

 

上遠野 和村

地域経済・福祉研究所 副所長

 

今野 久寿

地域経済・福祉研究所 副所長

 

宇佐美 登

地域振興戦略研究所 客員教授