学校法人昌平黌と浅野撚糸が包括連携協定を締結 地方創生と人材育成に貢献していきます

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学校法人昌平黌と浅野撚糸株式会社(本社岐阜県)の「地域活性化に関する包括連携協定書」の締結式が6月17日、本学1号館で行われました。浅野撚糸から浅野雅己社長、岩田篤司総務部長、学校法人昌平黌から緑川浩司理事長、緑川明美常務理事、福迫昌之副学長らが出席しました。

浅野撚糸は双葉町に撚糸と高級タオル製造のための一大拠点を建設し、復興と発展の一翼を担う新ブランドを双葉町から全国、世界に発信しようとしている企業です。今回の連携により、双方の資源を有効に活用した活動を推進し、産学連携並びに復興と地方創生、それに資する人材育成に貢献していくことになりました。

締結式では、緑川理事長と浅野社長が協定書に署名して取り交わしを行い、緑川理事長が「浅野社長の双葉町復興にかける思いを受け、共に地域活性化のために歩んでいきたい」とあいさつしました。

浅野社長は福島大学卒で、学生時代を福島の地で過ごした経験から、2011年の東日本大震災以降、福島復興への思いを募らせてきました。その復興への関わりの一つとして、今回立ち上げる双葉町の製造拠点を観光スポットとしても活用し、復興のシンボルとしての役割を担っていく計画を進めています。復興には地元の若者の力が必要、と同社で採用活動を始めた中、本学としても現在1名の学生が内定しています。

今後も福島、浜通りの復興へ貢献するため、共に手を携えて歩みを進めてまいります。

 

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ウクライナ学生がいわき市長を表敬訪問 支援金が贈呈され、率直な意見が交わされました

 

本学留学生別科で日本語を学んでいるウクライナ学生4名が6月20日、いわき市役所に内田広之(うちだ・ひろゆき)市長を表敬訪問しました。

 

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はじめに内田市長、千葉伸一郎(ちば・しんいちろう)観光文化スポーツ部長、駒木根通人(こまきね・みちと)観光文化スポーツ部次長からウクライナ語で自己紹介がありました。

 

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次に本学ウクライナの学生4名が紹介されました。

 

続いて内田市長より一人一人に支援金10万円が手渡されました。

支援金を受けたウクライナ学生が日本語で感謝のスピーチを述べました。

 

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内田市長から英語で「いわき市へようこそ。本日はお越しいただきありがとうございます。あなた方の母国の状況を大変残念に思っています。戦争がすぐにでも終結し、平和な日常が戻ることを祈っています。いわき市での生活はどうでしょうか。我々の支援の一部として、支援金を贈呈します。現在困っていることがあれば、今後の支援の参考にさせていただきたいと思いますので、率直な意見を聞かせてください。」との挨拶がありました。

 

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その後意見交換の時間が設けられ、ウクライナ学生4名それぞれが意見を述べました。

 

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ダリア・スツジンスカさんは「正直なところ、現在の生活で困っていることは何一つないです。いわき市や大学、地域の皆様が温かくサポートしてくださるので、感謝の思いでいっぱいです」と意見を述べました。

 

フロイア・アロナ・アクロワさんからは「日本に来る前から、日本の歴史や文化にとても興味がありました。東日本国際大に連絡した時、他の大学よりも迅速かつ丁寧に対応してもらえたので、いわき市に来ることを選びました。こうして日本で学ぶことができて嬉しいです」との意見がありました。

 

マクシム・クセンコさんからは「日本に来て、こんなに温かくサポートしてもらえるとは夢にも思いませんでした。ウクライナでは国際経済を専門に学んでいたので、日本語を学び、経験を培いながら日本の経済や会社・銀行のマネジメントについても広く学んでいきたいです」との意見が述べられました。

 

ディミトロ・ザビーシュニーさんからは「他の3人と全く同じ意見です。いわき市、そして東日本国際大学を選んだことは正しい選択であったと強く感じています。自分も国際経済を専門に学んでいたので、日本で経験を積んで成長していきたいし、もちろん日本語もマスターしていきたいです」と意見を述べました。

 

4名のコメントを受け、内田市長からは「皆さんがしっかりとしたビジョンを持って専門的に学んでいきたい、成長していきたいという意思が強く感じられて大変嬉しく思っています。私が市長となる前に勤めていた大学では、環境放射能研究所という研究所があり、ウクライナ人の研究者が多く在籍していました。そういった点でも、福島県とウクライナのつながりは深いと思います。困ったことや将来についての相談があれば、大学を通して行政に相談してもらい、連携しながら全面的にサポートしていきたいと思います。応援しています」とのお言葉を頂きました。

【硬式野球部】全日本大学野球準決勝で亜細亜大に惜敗 上崎選手は最多本塁打の大会新記録を達成

東日本国際大学硬式野球部は6月11日、神宮球場で行われた全日本大学野球選手権大会準決勝で亜細亜大学と対戦、1-3で惜しくも敗れました。本大会ベスト4となり、また上崎彰吾選手(健康福祉学部4年)は4試合連続の本塁打を放ち、最多本塁打(1大会全試合)の大会新記録を達成しました。巨人の原辰徳監督(東海大)や千葉ロッテの井口資仁監督(青山学院大)らの記録を塗り替える快挙となります。また12日の表彰式では、上崎選手は16打数 11安打、打率.688の成績を残し首位打者賞に選ばれました。

 

歴史的瞬間は2回、1点を追う無死走者なしの場面で上崎選手が登場、右越えの4号ソロ本塁打を放ち同点に持ち込みました。その後投手陣が水町辰良(経済経営4年)、永井龍樹(健康福祉1年)、竹田葵(健康福祉4年)、阿字悠真(経済経営1年)の各投手が継投し3失点に留めましたが、追加点を得られず1-3で試合終了。準決勝敗退となりました。

初の決勝進出はなりませんでしたが、全国の舞台でそれぞれが挑戦し抜いて戦い切ることができました。ここまでの皆さまの温かい応援に感謝いたします。

 

次なる秋の明治神宮野球大会に向けて、今回の悔しさをバネにさらなる成長を遂げてまいります。引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。

 

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気合十分でマウンドに立つ水町投手

 

 

 

 

 

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1回、3番佐々木選手が二塁打で出塁

 

 

 

 

 

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ヒットを放つ5番上崎選手

 

 

 

 

 

 

 

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記録的本塁打を決めた上崎選手を迎えるメンバー

 

 

 

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6番長田選手が内野安打で出塁

 

 

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相手打者を打ち取る永井投手

 

 

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応援席からエールを送るチームメイト

 

 

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力投する竹田投手

 

 

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終盤を投げ抜く阿字投手

 

 

 

 

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試合終了後、応援席へ感謝を伝える選手たち

 

 

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悔し涙を飲む本学ナイン

 

 

ウクライナの学生へ支援の輪広がる 県内の団体・施設からの支援物資・支援金が贈呈されました

 

6月10日、本学1号館1階ホールにて、全国農業協同組合連合会福島県本部(JA全農福島)、NPO法人いわき環境システム、シルバーレジデンス孔輪閣よりウクライナの学生へ支援物資・支援金の贈呈式が行われました。

 

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全国農業協同組合連合会福島県本部からは福島県産のパックご飯600食が贈呈されました。副本部長の金成広之(かなり・ひろゆき)様より「食という観点から、皆さんがおいしいご飯を食べて、元気に生活できるように支援したいと思います」とのご挨拶がありました。

 

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NPO法人いわき環境システムからは教科書等購入費として10万円が贈呈されました。理事長の川口美岐男(かわぐち・みきお)様より「日本語の学習のために役に立てていただきたいと思います」とのご挨拶がありました。

 

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シルバーレジデンス孔輪閣からは生活費として50万円が贈呈されました。施設長の小野謙次(おの・けんじ)様より「皆さんが自立できるまでの間、安心して勉強が出来る環境を整えるための生活費として充ててほしいと思います」とのご挨拶がありました。

 

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本学の緑川浩司(みどりかわ・ひろし)理事長より、「この度、このように温かい支援をいただいた皆様の真心に感謝申し上げます。ウクライナから来られた学生さんはとても優秀で、日本語も日々上手になっているようです。学生さんが一日でも早く日本の文化といわきでの生活に慣れて自立していけるよう願っております。先日、クラウドファンディングを立ち上げました。立ち上げたばかりにも関わらず、早速支援の輪が広がっています。いわき市も様々な面で支援してもらえることになっています。ウクライナにおいて一刻も早く戦争が終わり、復興が進んでいくように、これから10年、20年と、共に頑張っていきましょう」との御礼の挨拶がありました。

 

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ウクライナの学生代表として、マキシム クセンコさんから「私たちは、今週から本格的な日本語の授業を始めたばかりです。日本語と日本文化を学ぶことにとても興味を持っています。皆さんの温かいサポートに支えられて、快適に暮らすことが出来ています。本日の寄付を有効に活用させていただきたいです。本当にありがとうございます」と感謝の気持ちを述べました。

 

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ウクライナの学生へ支援の輪 県内企業や自治体、奉仕団体から支援物資の贈呈がありました

 

5月31日、本学1号館5階第一会議室にて、マルトグループホールディングス、広野町、国際ソロプチミストマリンいわきから、ウクライナの学生に支援物資が贈呈されました。

 

マルトグループホールディングスからは、冷蔵庫や電子レンジ等の家電や寝具、隔離期間中の生活用品や食品が贈呈されました。代表取締役社長の安島浩(あじま・ひろし)様より「ようこそ、いわき市へお越しいただきました。心より歓迎します。皆さんが一日も早く、安心して学生生活を送れるようにと、物品を提供いたします。楽しく一緒に生活しましょう」とのご挨拶がありました。

 

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国際ソロプチミストマリンいわきからは、自転車20台が贈呈されました。会長の鈴木礼子(すずき・れいこ)様より「自転車を活用して、少しでも多くいわきの魅力を知っていただきたいと思います。未来を創り上げるのはあなたたちです。応援しています」とのご挨拶をいただきました。
なお、自転車については防犯登録等の手続きが済んだ後、6月28日に贈呈される予定です。

 

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広野町からは、パソコン1台が贈呈されました。広野町教育長の根本良政(ねもと・よしまさ)様より「東日本大震災の経験から、皆さんをサポートしたいと思います。辛抱強くあれば、強くなれます。落ち着いたら、ぜひ広野町にも遊びに来てください」とご挨拶をされました。

 

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本学の緑川浩司(みどりかわ・ひろし)理事長より、「早速の真心に心より感謝申し上げます。急遽ウクライナの学生の来日が決まった際には、隔離期間をどのように生活してもらうか支援を検討する中、真っ先にマルトさんが必要な生活用品をそろえてくれました。ソロプチミストマリンいわきさんや広野町も迅速に手を差し伸べてくださり、支援の輪を広げてくれました。11年前の東日本大震災の辛い経験が今に生きているのだと思います。優秀な学生さんが日本語を多く学び、日本で活躍していくことを願います」と御礼の挨拶がありました。

 

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ウクライナの学生を代表し、ダリア・スツジンスカさんは「私たちウクライナ学生に対して、多大な支援用品や物資をご寄付いただきありがとうございます。ウクライナは現在戦時下にあり、残念ながら学業を継続することができません。このような中、東日本国際大学で勉学の機会を得ることができて幸せです。実現していただいた緑川理事長に深く感謝いたします。まず、留学生別科で日本語や日本文化を学び、専門の勉強もしたいです。今後とも引き続き温かいご支援をいただければ幸いです」と気持ちを述べました。

 

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【硬式野球部】全日本大学野球選手権準決勝進出! 流れつくった三試合連続本塁打

全日本大学野球15年ぶりベスト4!!

東日本国際大学硬式野球部は6月9日、神宮球場で行われた全日本大学野球選手権大会準々決勝、大阪商業大学との対戦を5-4で制し、全国ベスト4へと進出しました。2007年の最高成績と並ぶ15年ぶりの快挙を勝ち取りました。

 

1回、2死1、2塁から5番上崎彰吾(健康福祉学部4年)が三試合連続となる右越えの3点本塁打を放ち先制、試合の流れをつくりました。初回からリードをつけ、さらに5回、2死1、2塁の場面から3番佐々木優征(経済経営学部3年)、4番打川和輝(経済経営学部4年)が続けての適時打で2点を追加しました。

先発の大山凌(経済経営学部3年)が最後まで投げ抜き、リードを守り切って勝利しました。

 

次戦は準決勝、亜細亜大学との戦いになります。最後まで熱い応援をよろしくお願いいたします。

 

▼第71回全日本大学野球選手権準決勝

対亜細亜大学戦

日時:6月11日 14:30

場所:神宮球場

 

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【硬式野球部】全日本大学野球選手権大会ベスト8に! 2回戦を逆転勝利

全日本大学野球選手権大会ベスト8進出!!

東日本国際大学硬式野球部は6月8日、全国大学野球選手権大会2回戦、金沢学院大学との試合に臨み6-3で勝利し、4年ぶりのベスト8入りを果たしました。

 

3回に3点を先制され0-3で迎えた8回、小林龍憲(経済経営学部4年)が2ランで2-3とし、続いて5番上崎彰吾(健康福祉学部4年)が逆転の3ランを放ち5-3、さらに1点を追加しこの回一気に6点を挙げ逆転しました。

 

1回戦、静岡大との試合を10-3で勝利し、2回戦を逆転勝利と勢いに乗る本学硬式野球部は準々決勝、大阪商業大との試合に臨みます。

 

▼3回戦 対大阪商業大学

日時:6月9日(木)14:00

場所:神宮球場

 

 

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留学生別科の春期入学式を挙行し87名が入学 「一早く日本の生活に慣れ、勉強に励んでいきたいです」

 

東日本国際大学留学生別科の令和4年度春期入学式が5月31日、本学1号館1-101教室で行われました。

 

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ネパールから67名、ミャンマーから8名、ベトナムから3名、モンゴルから2名、ブラジル・ぺルー・ボリビアから各1名、そしてウクライナから4名の計87名が入学しました。

 

中山哲志学長が入学許可を行い、式辞として「本学を選び、入学してくれてありがとう。また戦禍にある母国を離れ、ウクライナからはるばる日本に来た学生もいます。本学が建学の精神としている『思いやりの心』を大切にしながら「人間力」を身につけていってほしい。コロナ禍での生活はしばらく続くが、困ったことがあれば私たちに相談してほしい。夢の実現に向けて頑張りましょう。」と述べました。

 

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続いて、緑川浩司理事長が「それぞれの国から、日本を選んで来てくれてありがとう。心より歓迎します。コロナ禍で2年もの間入学できるのを待ってくれていた学生もいる。入学が出来るかどうか見通しが立たず、不安な日々を送ったと思う。また、戦禍にあるウクライナから苦難を乗り越えて来日した学生もいます。今日このようにお会いできて、私自身とても感激している。地域の皆さま、教職員のサポートにも感謝を述べたい。我々の建学の精神に「天 徳を予に生ぜり」という言葉があり、苦難を乗り越えることによって、自分自身の人間力が培われることである。今日から私たちは家族となる。皆さんが夢や目標を達成できるように全力でサポートするので、ともに苦難を乗り越えながら、一緒に成長していきましょう。」と祝辞を贈りました。

 

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最後に、新入生代表のムンフバータル フセレンさん(モンゴル出身)から「私たちのためにこのような素晴らしい式を開いてくださりありがとうございます。ついに憧れの日本に来ることができました。これも国際部の先生方がいち早く手続きをしてくれたおかげです。いわきについてからも隔離のために大学の先生方がサポートしてくれました。私は大学に入って経済や心理学を学びたいと思っています。いち早く日本の生活に慣れ、勉強に励んでいきたいです。」と挨拶の言葉を述べました。

 

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東日本国際大学ライオンズクラブ活動報告 「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」に参加

令和4年5月28日(土) 9時30分~12時00分

いわき市平下平窪の「ブラウンコットン畑」での「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」に、東日本国際大学ライオンズクラブ(LC)のメンバー6名も参加しました。この日は、畑主さんの地域のご友人数名も参加されて、快晴の下、一緒にコットンの収穫作業をしました。

前日の大雨で、畝間の半分が水浸しになっている状態でしたが、すでに最初の種蒔きはされていて、まだ芽の出ていないマルチの穴に改めて種を植える「追い蒔き」と支柱を立てる作業をしました。昨年11月に学生が考案した看板が、この日お披露目となりました。

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追い蒔きの作業

 

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支柱立ての作業

 

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お披露目された「ブラウンコットン畑」の看板の前で記念撮影

 

本学ゴミ拾いサークルが活動 地域貢献として街をきれいにしました

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東日本国際大学の学生サークルでゴミ拾いを主な活動としている「ラビッシュパーティー」は5月20日、本学周辺地域でゴミ拾い活動を実施、学生はじめ教職員ならびに地域企業の方約20名が参加しました。

 

代表の生天目大地さん(健康福祉学部4年)が昨年6月に活動を始めてから約1年となります。新型コロナウイルスによって学生同士の関わりも減っていく中で、交流の場づくりとしても取り組んできました。

この日も地域貢献活動として、ゴミ拾いを行ない、街をきれいにしました。国連のSDGs(持続可能な開発目標)「住み続けられるまちづくりを」にも通じる活動として、「今後は地域との繋がりも大切にしながら、この取り組みを後輩に引き継いでいきたい」と話しました。

ゴミ拾い① ゴミ拾い② ゴミ拾い③

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ガイドライン