Category Archives: 法人

大西康夫客員教授が来日されました

平成27年4月に東日本国際大学客員教授に就任した大西康夫先生が7月4日(木)に訪れ「復興と本学の今後の教育」について緑川理事長と意見を交わしました。

「復興」には、除染・雇用・精神の健全の3つの柱があり、その中でも人々の心の復興はとても重要で、心の傷を癒すことばかりではなく、指導者や教育者へのトレーニング、ケアをする人材の育成も必要。震災を経験した地域で、心のケアができる学生を育ててほしいとのお話がありました。

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大西康夫 Yasuo Onishi

大阪市生、大阪府立大学機械工学科修士課程卒業後、1972 アイオア大学で水理学の博士号を取得。専門部門は、水理学、環境と生物・人体リスクアセスメント。IAEAの環境のアドバイザーを長年努め、IAEA 除染ガイドラインを製作、又IAEAの委員として福島除染に協力。アメリカの National Academies of Sciences の委員としても活躍し、アメリカの国家放射線保護委員会の準委員を務めている。アメリカ政府と旧ソ連政府の原発協定でチェルノービル事故で汚染された地表と水環境評価・除染のアメリカ政府のコーディネイターとして活躍し、アメリカやヨーロッパの研究者達とチェルノービル事故による環境と生物・人体リスクアセスメントを30年行っている。2011年エネルギー省最高の褒章であるエネルギー省大臣賞を2010年のガルフ湾原油放出事故と2011年の福島原発事故対策の貢献で2つ大臣賞を受賞。

 

創立の記念イベントを開催しました。

平成28年6月23日に、アリオス大ホールで、いわき短期大学創立50周年と東日本国際大学創立20周年の記念イベントを開催しました。

イベントでは吹奏楽部の演奏や、附属中高の日本舞踊やフラダンス、いわき短大の合唱部による合唱などが行われました。また東日本国際大の留学生弁論発表や緑川理事長が作詞した応援歌と応援ソングの披露も行われました。

 

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第28回大成至聖先師孔子祭を挙行しました。

平成28年6月22日に大成至聖先師孔子祭を挙行しました。

本学は、孔子の教えに基づく儒学を「建学の精神」としており、孔子の業績を讃えると共に、この精神の具現化、可視化ともなる神聖な行事として、1989年に本学に大成殿が建立し、台湾より孔子第77代直裔孔徳成先生を迎え、釈奠(せきてん)を行ってから今年で28回目を迎えました。

本年は、いわき短期大学50周年・東日本国際大学20周年という大きな節目にあたっていることから、本年の孔子祭はその記念の意義も込めて開催されました。

 

本学1号館の大成殿で執り行なわれた神事では、出席者の代表が玉串を捧げ、孔子の遺徳をしのび、建学の精神を再確認しました。

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田久 昌次郎学長(いわき短期大学)による開式の辞

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神事は厳かに執り行なわれました。

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大成殿前で行なわれた記念撮影

 

孔子祭の終了後、いわき芸術文化交流館アリオスの大ホールにて「いわき短期大学創立50周年・東日本国際大学創立20周年 記念式典」が開催されました。

式典は日本火消保存会による木遣・纏で幕を開けました。

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緑川理事長が挨拶を行ない、「本学は創設以来、儒学に基づく教育を通して人間力を育成し、それを高めてきました。人間に例えると、いわき短期大学は50歳の働き盛りで、東日本国際大学は20歳の青年です。私は両校を日本一の大学にすることを目指します。」と述べました。

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理事長式辞の様子。

 

来賓祝辞では、文部科学大臣の代理で高等教育局 高等教育企画課国際戦略分析官の田浦 宏己様と福島県知事の代理でいわき地方振興局長の大江 孝治様と衆議院議員の吉野 正芳様からお祝いの言葉を頂きました。

 

続いての顕彰では、スポーツの分野で顕著な活躍をした個人・団体や永年勤続者の表彰が行なわれました。

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丸山 勇輝さん(柔道)

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沈 逸文さん(バドミントン)

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硬式野球部(平成19年度チーム、代表・太田 雅一)

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女子弓道部(平成25年度、代表・姉帯 舞夕)

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永年勤務者の教職員

 

続いて基調講演が行われ、芥川賞作家・劇作家の柳美里さんが「福島に寄り添う私」、東北大学文学部長・大学院文学研究科長の佐藤 弘夫教授が「神・人・死者ー日本列島における多文化共生の系譜」と題して講演を行いました。

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柳 美里さん

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佐藤 弘夫教授

 

吉村 作治学長(東日本国際大学)の閉式の辞で記念式典は滞りなく終了となりました。

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インドネシア孔教総会会長を代表とする研究訪問団が本学に来訪しました。

インドネシア孔教総会会長を代表とする研究訪問団は、日本と韓国における儒学教育の現状を研究しインドネシアの学校教育に反映するため、5月30日~6月4日の予定で韓国の成均館大学校、本学校法人昌平黌、そして法政大学及び湯島聖堂を訪問しています。

訪問団は6月2日に本学を訪れると、まず緑川浩司法人理事長と会談を行いました。緑川理事長は本学の建学の精神を始め、儒学精神の現代価値やその応用などについて述べました。

その後の一号館の大成殿の見学では、「この様な素晴らしい大成殿は初めてです。」と驚きの声があがり、「大学の中に大成殿があることも初めてです。これで、学校の全員が実際に儒学を感じることでしょうね。大変勉強になりました。」と感心した様子で感想を述べていました。

昌平中学校、高校及び孔輪閣を見学した後も、「すべての場所から儒学の実践を感じることが出来ます。我々の研究訪問の目的が達成できたようです。私たちもインドネシアでプレジデント大学という学校法人を運営しておりますので、東日本国際大学の様な素晴らしい大学とぜひ姉妹校関係を結ばせてください。」と述べ、学校法人昌平黌の熱心な儒教教育推進が深く印象に残った様子でした。

 

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平成28年度 合同入学式を挙行しました。

4月4日(月)、平成28年度東日本国際大学・いわき短期大学・附属昌平中学・高等学校合同入学式がいわき芸術文化交流館アリオスにおいて挙行され、大学269名と短大96名の入学が許可されました。

式では、緑川浩司法人理事長が「みなさんには、自分を見つめ自分自身をしっかり高めてもらいたい。一人ひとりが笑顔で学校生活を送れるよう、教職員一同も努めていきます。」と告辞した後、吉村作治大学学長と田久昌次郎短大学長が式辞を述べました。

新入生宣誓では、経済経営学部の石川真由香さんと幼児教育科の藤田健人さんが「地域に貢献できる、人間性豊かな思いやりある人間へと成長できるよう、自分自身を鍛えていきたい。」と誓いを立てました。

その後、上遠野 洋一いわき市副市長、小野 栄重いわき商工会議所会頭から祝辞をいただき、吹奏楽部の華やかな校歌演奏で式は締めくくられました。

 

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キャンパスにイルミネーションが点灯しました

地域の人に喜んでいただけたらと昨年から始まったイルミネーションが今年も点灯を開始しました。

今年は東日本国際大学・いわき短期大学の図書館前と1号館前の中庭に、総数約10,000球のLEDイルミネーションが設置されています。

 

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色は2色で大学と短大のスクールカラーで彩られています。

点灯時間は16:00~21:00まで、点灯期間は来年1月中旬までの予定です。

 

「鎌田レスト」で祝賀会が開かれました

10月24日(土)、全面改装された東日本国際大学・いわき短期大学の学生食堂「鎌田レスト」で、リニューアル記念祝賀会が開かれました。

今回、学生や地域の方々が気軽に利用できるようにとリニューアルされた学生食堂は、「休む」という意味の「レスト」という言葉を取り入れて「鎌田レスト」と新しく名付けられました。外観と館内の柱には、落ち着いた色合いのレンガを使用し、照明も間接照明にすることでよりリラックスできる空間としました。学内施設をご利用いただく際の休憩スペースとして、地域の集会などにもご利用いただけます。リニューアルに合わせてオムライスやスパゲティミートソースなど新しいメニューも増えました。

記念祝賀会では、緑川浩司理事長が「地域の食堂として学生をはじめ、地域の方々もぜひ利用して下さい。」とあいさつ。来賓のいわき商工会議所の小野栄重会頭からご祝辞をいただきました。

画像をクリックすると拡大表示されます。

 

※お問い合わせは、学校法人昌平黌 総務部 (tel 0246-35-0415) までお願い致します。

 

文化講演会「江戸幕府と湯長谷藩」が本学で開催されました

10月11日(日)、東日本国際大学の1号館2F階段教室で、いわき市文化講演会「江戸幕府と湯長谷藩」が開催されました。

 

2部構成で行われ、1部では、徳川宗家第18代当主・徳川恒孝氏が「江戸時代に築かれた日本の基礎」、元二松学舎大学長で漢字文化振興協会長の石川忠久氏が「ふくしまの漢詩」と題して、それぞれ基調講演を行いました。

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徳川宗家18代当主 徳川 恒孝氏

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漢字文化振興協会長 石川 忠久氏

 

2部の公開講座では、徳川恒孝氏、湯長谷藩第17代当主・内藤博氏、旧湯長谷藩士の末裔で構成する元湯長谷藩致道館役員の関口慈利氏が「江戸幕府と湯長谷藩」をテーマに、徳川家と内藤家の結びつきや歴代湯長谷藩主の生涯、参勤交代制度などについて鼎談しました。司会は漢字文化振興協会事務局長の白石宗晴氏が務めました。

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第2部の公開講座の様子。左から白石氏、徳川氏、内藤氏、関口氏。

 

いわき市の礎の一端を築いた湯長谷藩・内藤家と徳川家の主従関係や歴代湯長谷藩主の遺徳、そして江戸時代の歴史について、聴講した市民の皆さまは知識を深めている様子でした。

 

福岡県宗像市市長らが来学しました。

9月24日(木)、福岡県宗像市より谷井博美市長、河野秘書室長、RKB毎日放送より相良直文相談役、坂井博行テレビ編成局編成部長の4名が来学されました。

 

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吉村学長は宗像市に属する沖ノ島を世界遺産にと提唱しています。今年7月には「宗像・沖ノ島関連遺産群」が2017年度の世界遺産を目指す国内候補に決定いたしました。

 

参考:「宗像・沖ノ島関連遺産群」の世界遺産登録活動の詳細はこちら→宗像市のホームページ

学生食堂がリニューアルオープンしました。

東日本国際大学・いわき短期大学の学生食堂が「鎌田レスト」として9月24日にリニューアルオープンしました。

座席数は約180席で、新しいメニューも増えました。営業時間は11:30~13:30で学外の皆さまにもご利用いただけます。

是非お越しください。

 

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