佐々木憲選手がプロ野球独立リーグの福島ホープスからドラフト3位指名

2014年11月28日に行われたプロ野球独立リーグのBCリーグドラフト会議において、東日本国際大学硬式野球部の佐々木憲選手(4年・福祉環境学部、仙台育英高卒)が福島ホープスから3巡目で指名を受けました。

今年6月の全日本選手権より。右が佐々木選手。

佐々木選手は宮城県東松島市出身。仙台育英高校3年時には二塁手として甲子園で16強入り。東北大会や甲子園では、現在プロでも活躍中の好投手たちを相手に戦ってきました。東日本国際大学に入学後も1年秋からベンチ入りし、南東北リーグ、全日本選手権と活躍をしました。

本学硬式野球部の天野勝仁コーチは「定評のある守備や走塁だけでなく、リーグ戦では2本塁打を記録するなどパワーもある選手。ひたむきに、一生懸命に、がむしゃらに野球に打ち込み、ハートも強い選手です。」と話す。高校、大学と全国の大舞台での経験も豊富で、大学では副主将も務めました。

指名を受けた佐々木選手は「小さいころからプロ野球選手を目指してきた。野球を通して感動を与えられるプレーをしたい。」と入団してからの活躍を誓いました。

ドラフト指名おめでとうございます。「今後、後輩たちから1人でも多くチャレンジしたいと思える選手が出てくれたらうれしい。」と話す佐々木選手。これからの活躍に期待しましょう!

 

BCリーグ:BCはBaseball(ベースボール)Challenge(チャレンジ)の略。平成19年に新潟、長野、富山、石川の北信越4県を舞台にしたプロ野球の独立リーグ、北信越ベースボール・チャレンジ(BC)リーグとしてスタートした。20年に群馬、福井の両県のチームが加盟しBCリーグとなった。来年からは福島の福島ホープスと埼玉の武蔵ヒートベアーズが参戦し、合わせて8チームでリーグ戦を行う。

福島ホープス野球を通じて福島の子供たちに夢を、そして町おこしを通じた復興を、という理念を掲げて設立された福島県のプロ野球球団。プロ野球独立リーグのBCリーグに2015年開幕から参戦する事が正式決定している。野球を通じ福島を元気にしたいという設立の理念から、本拠地はもたずに福島県内の各球場で試合を行う予定。東京ヤクルトや大リーグで輝かしい実績を残した岩村明憲氏の選手兼監督就任が決定している。