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新着情報健康福祉学部の篠原ゼミ&自主ゼミ「浜通り震災ゼミ」から著書が出版されました
1冊目は『子育て負担を考えるーーかるたづくりで学ぶ現代の子育て負担感」(Amazon で購入可能)です。
子育てをしたことがない大学生が文献のほか、子育て経験のある本学教職員等へのインタビューを通して、子育ての大変さや喜びをかるたにして紹介したものです。その名も「子育て負担感かるた」です。
これまで何度か機会に恵まれ、鎌山祭の展示のほか、NHK福島やいわき民報などで細々と紹介してきましたが、本書はそれを書籍化したものです。Amazonから購入可能です。
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本のコンセプト
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「子育ては大変なのよ」という言葉をよく聞く。確かに子育ては大変なのだと思う。それでも、そこに「大変だけどそれ以上の喜びがある」という温もりがあってほしい。
本書は、子育てをしたことがない大学生が文献やインタビューを通して、子育ての大変さや喜びをかるたにして紹介したものだ。その名も「子育て負担感かるた」である。
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2冊目は『震災はなぜ語りにくいのかーー学校やメディアの語らない福島県浜通り地方を求めて』(纂集堂)です。
健康福祉学部教員の篠原拓也・前田佳宏先生、学生、卒業生からなる「浜通り震災ゼミ」で、地元いわきの出版社纂集堂(平電子印刷所)から著書『震災はなぜ語りにくいのか――マスメディアや学校の描かない福島県浜通りを求めて』を出版しました。
さまざまな方々から助言を受けつつ、メンバーで原稿チェック等を行い、出版に至りました。
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本のコンセプト
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震災から10年の節目の少し前から、今日に至るまで、筆者らは「浜通り震災ゼミ」の活動を行ってきた。福島県浜通り地方の被災地や震災伝承施設でフィールドワークを行い、著書を出版し、震災関係のイベントやNHK福島などのメディアを通して、震災について考えを伝えてきた。
現在20歳前後の若者たちは、あの震災を経験から語ることができる最後のほうの世代だ。
本書のテーマは、メディアや学校が描くものとは少し違った、福島の若者の感覚である。
復興は終わっていないどころか、これから重要な段階に入る町もある。それに、たとえ復興に区切りがついても、伝承や鎮魂の営みはこれからもずっと続くことになる。復興五輪と呼ばれる東京オリンピックも終わった今でも、震災について考える機会をもち、接点が失われないようにしたい。
筆者らは、学生や教員というよりも、福島県浜通り地方に住む町の若者として改めて学び、自分の言葉でどのように発信できるのかを探ってきた。
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これまでインタビューやフィールドワーク、勉強会、学会活動等で関わったすべての方に感謝申し上げます。
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