4月24日(月)、長野県にある信州大学ベンチャー企業AssistMotionの職員をお招きして、歩行動作支援のためのアシストスーツ「curara（クララ）」使用者講習を行いました。

「curara（クララ）」の開発経緯や、加齢や病気などで歩行が難しくなってしまった人への歩行トレーニングとして、病院や施設での導入の様子やリハビリテーションの効果などについてレクチャーを受けました。実際に装着して歩行トレーニングを行うと、参加した学生達から感嘆の声が上がりました。参加した学生からは「見るのと着けるのでは大きな違いがある。卒業したら、このような歩行支援ロボットがある施設に就職したい」、「専用アプリで簡単に歩行データを測定できることがすごい。もっと練習して使いこなせるようになって就職したい」といった意見が出て、出向いただいた方とともに楽しく体験していたようです。

令和4年文部科学省の「デジタルと専門分野の掛け合わせによる産業DXをけん引する高度専門人材育成事業」に「地域の介護福祉ＤＸを推進できる人材育成プラットフォームの構築」として採択されたことから、各種介護支援ロボットやセンサー類などを導入していますが、今回の「curara（クララ）」も、その中の１台です。今後も最新介護支援ロボットを活用した近未来介護について、さらに学びを深める予定です。