7月7日（金）～ 9日（日）の3日間、ろう野球日本代表チームの強化合宿が本学野球場で行われました。

代表チームの皆さんは、2月に台湾で行われる、「第1回世界ろう野球大会」に出場予定です。

（出場国：日本、香港、韓国、メキシコ、プエルトリコ、キューバ、アメリカ）

日本国内では、ろう野球は軟式野球が主流とのことですが、硬式野球の普及、ろう野球の環境整備、国際貢献を目的に2020年に一般社団法人日本ろう野球協会が設立されました。現在、デフリンピックへの野球競技導入の活動も行っているということです。

また、合宿期間中に本学とOP戦を行いました。

出場した本学の選手たちからは、

• 「今回の機会で、“ろう野球”という野球を知り、障害の有無にかかわらず大好きな野球を心から楽しむことの大切さを再確認し、自分たちが忘れかけていた気持ちを改めて心に刻むことができた。」
• 「健康福祉学部で福祉を学ぶ学生として、貴重な経験をさせていただいた。」
• 「耳が不自由な中で、どのようにしてコミュニケーションを取りながらプレーしているのか興味があったが、アイコンタクトや大きなゼスチャーで必死に相手に自分の意思を伝えようとしていた。私たちにも必要な要素であり、欠けている部分だと感じ、勉強になった。

といった感想があり、カテゴリにとらわれない交流によって、新たな気づきや学び、再確認ができ、有意義な時間となりました。本学の選手たちも積極的にコミュニケーションをとり、健康福祉学部で障害者スポーツを学ぶ選手にとっては、実体験による学びが大きかったのでないかと感じています。

最終日のお帰りの際には、「またいわきで、東日本国際大学で合宿がしたい。また、試合しましょう。」と言っていただき、新たなご縁を末永いご縁にしていただけたらと思います。

本記事をご覧になっていただいた皆様に、ろう野球への興味・関心を持っていただけましたら幸いです。

＜一般社団法人日本ろう野球協会　公式HP＞

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