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新着情報留学生別科の秋期入学式を挙行し47名が入学 「日本語の勉強を頑張ります」
東日本国際大学留学生別科の令和5年度秋期入学式が11月8日、本学1号館1-101教室で行われました。
ミャンマー44名、ネパール2名、メキシコ1名の計47名が入学しました。
まず、中山哲志学長が入学許可を行い、式辞として「ご入学おめでとうございます。これから別科で、日本語や日本文化などの勉強にしっかりと取り組んでください。身につけた日本語力や日本文化に対する理解は、必ず皆さんの将来の目標や夢の実現に役立つことでしょう。皆さんの母国であるミャンマー、ネパール、メキシコとは異なる日本について理解することは、平和について考え、世界中の国々が仲良くすることにつながります。
東日本国際大学は、建学の精神として『思いやりの心』を大切にしています。別科の勉強を通じて、皆さんの心の中にある思いやりの心をさらに高めてほしいと願っています。思いやりの心があれば、先生や友達との出会いも楽しいものになります。困ったことがあれば、先生方に相談してください。必ず、私たちが皆さんを助けます。夢の実現に向けて頑張りましょう」と述べました。
続いて、吉村作治総長から「私からは皆さんに、おめでとうの言葉の『半分』を送りたいと思います。皆さんは留学生別科に入学して、それで終わりではありませんね。2年間学び、無事修了、卒業することで、もう半分のおめでとうの言葉を送りたいと思います。皆さんは、頑張るしかありません。私も皆さんと同じように、かつてエジプトカイロ大学で考古学を学びました。皆さんのように、留学生別科がなかったので、最初は言葉が分からず、アラビア語を学ぶことに大変苦労しました。しかしながら、諦めずに夢をかなえるために一生懸命勉強を続け、80歳を越えた今もなお、エジプトと日本を繋ぐ存在として頑張っています。皆さんも、夢をかなえるためにたくさん勉強に励んでください」との祝辞が贈られました。
次に、緑川浩司理事長から「入学おめでとうございます。ふと、20数年前本学に在学していたミャンマー出身の留学生のことを思い出しました。当時はミャンマー情勢も大変な時期でした。彼は、4年生の時にどうしても最後の学費を払うことが出来ず、除籍になってしまうところでした。そんな中で、当時の大学学長であった故石井先生が『ここまで頑張ってきた努力が水の泡になってしまうのはとても惜しい』と、ご自身で学費を工面してあげたことがありました。その学生は無事に大学を卒業し、日本とミャンマーで成功を納めました。石井先生が、今、このようにたくさんのミャンマー出身の留学生が本学に入学する光景を見ることが出来たならば、涙を流して喜ぶことでしょう。
皆さんの先輩の中には、別科から学部に進学し、大学の首席・総代として巣立ったミャンマー出身の卒業生もいました。史上初、留学生が全学のトップになったのです。皆さんもその先輩のように、別科を修了し、学部を卒業するその時まで一番を目指して頑張っていってほしいと思います。本学は留学生の面倒見の良さは日本一であると評価を受けていますので、安心して勉学に励んでください。皆さんが今日ここに来るまでに様々な困難や問題を乗り越えてきた、その努力に対して私はおめでとうの言葉を送りたいと思います」との祝辞が贈られました。
その後、ニイン・プイン・ピューさん(ミャンマー出身)が入学生代表して挨拶し、「本日は私たちのために、このような素晴らしい式を開いてくださり、ありがとうございました。日本に来たばかりの私たちは、日本語がまだ良く分かりませんが、先生方はゆっくり時間をかけて説明をしてくれたり、日本語を教えてくれたりします。有難うございます。私たちはこれから、先生方や先輩のアドバイスをもらいながら、日本語の勉強を頑張ることを誓います。先生方、先輩の皆さん、よろしくお願いします」と述べました。
最後に、在学生を代表して、ティリ・タゼインさん(ミャンマー出身)から「ミャンマー、ネパール、メキシコからの新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。私たちは、皆さんと一緒に勉強できることをとてもうれしく思っています。
別科には、学外学習、スピーチ大会、クリスマスパーティ、大学生との交流授業など、いろいろなイベントやプログラムがあります。そうした体験を通して、日本語を学ぶことができます。また、さまざまな国の学生と異文化交流ができるのも別科の特徴です。初めは分からないことや不安なこともたくさんあるかもしれません。私も来日した時は同じでした。そんな時は、先生や先輩に聞きました。皆さんも、私たちに遠慮せず聞いてくださいね。これから一緒に日本語の勉強を頑張っていきましょう」と歓迎の言葉が送られました。
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