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新着情報女性だけのパネルディスカッションに本学学生と教員が登壇しました
11月11日、「NPO法人いわき情報技術研究会」がいわき市生涯学習プラザで開いた「いわきの女性によるいわきのためのパネルディスカッション」に、本学経済経営学部3年の宮城夏海さんがパネラーとして参加しました。このイベントは、女性の視点からいわきを良くしていくための率直な意見交換を目的とし、同NPO法人の事務局をしている本学経済経営学部のペレライン由紀特任准教授が企画したものです。ペレライン先生はパネルディスカッションでもファシリテーターとして司会進行を担当しました。
同研究会は、よりよいいわき市を目指して、10年以上前から企業経営者や研究者らさまざまな分野の方々をお呼びして、毎年10回ほど研究会(講演会)を開催しています。119回目となる今回は、女性だけのパネルディスカッションという初めての試みで、たくさんの有意義な意見交換ができました。研究会の今後の活動に新たな広がりをもたらすと思われます。
ディスカッションのパネラーは全部で7人。そのうち4人は本学学生の宮城さんをはじめ大学、高専、高校の学生でした。そのほか3人は企業経営者や学校長ら。さまざまな年代や職業の7人が、それぞれの立場から、いわきが抱える課題やいわきへの提案を示し、活発に討論しました。
終了後、本学の宮城さんとペレライン先生に今回のイベントの意義などを振り返ってもらいました。
――今回のパネルディスカッションで、宮城さんが提示したことを改めて教えてください。
宮城:いわき市の交通手段、主に学生からご高齢の方もよく利用するバスの現状についてどうにか改善できないものかとお話させていただきました
――このイベントのどんなところが良かったですか。
宮城:事前に堅い雰囲気の場ではないとは聞いていたのですが、皆さんの様々な立場や価値観を含めた意見が気軽に聞けて、さらに人との繋がりができる。これが一番良かったところだと思います
――このイベントに参加して、考えが変わったとか、新たな変化はありましたか。
宮城::私だけの視点では課題に対する考えが極論しか浮かばないことが多く、モノクロな状態でした。けれどこの会で、私以外にもこの課題に共感してくれる方や、具体的な提案をしてくださる方がいらっしゃり、より自分の考えに具体性がでてきて色がついたと思います
――最後に、東日本国際大学やいわきの皆さんに一言お願いします。
宮城:初めから大きなことをしようと思っても、できないことが大半だと思います。自分から行動を起こす人はもちろん、誰かと意見を共有したり、行動できる誰かに考えを託すのも大きな変化への小さな一歩だと思います。私にとってこの会が少しの一歩だったように、皆さんにもそういった機会が訪れるようにと願っています。
――なぜこのような企画をされたのですか。
ペレライン:私は、女性の行動や嗜好が社会やビジネスに与える影響は絶大で、女性たちの意思決定が社会や経済を動かしていると思っています。いわきを良くするために活動している方がたはたくさんいらっしゃいますが、女性の目線からの意見やアイディアを聞く機会があったらおもしろいだろうな、と思ったのです。
――やってみていかがでしたか。
ペレライン:パネラーの女性7人からは「目からウロコ」の斬新でユニークな発言がたくさん飛び出し、私も新たな発見ができました。特に、宮城さんたち学生4人の参加は意味があったと思います。
――女性パネルディスカッションの第2弾もありますか。
ペレライン:文句なしで、ありです!
宮城夏海さん

パネラーとファシリテーター
(敬称略)後ろ左から、芳賀敦子(磐城高等芸術商科総合学園 校長)、片寄里菜(株式会社 moegi 代表取締役社長 / 慶應義塾大学 SFC 研究所 上席所員/ PyCon APAC 2023 Chair)、ペレライン由紀(東日本国際大学)、 國井由紀(いわき市 ICT サポーター)
前列左から、熊田舞弥(福島高専 ビジネスコミュニケーション学専攻科 2 年 / 学生起業家)、穴澤優奈(光洋高校3年/IBD広め隊)、德山美紅(光洋高校3年/IBD広め隊/多様性を認め合ういわき市を目指す会)、宮城夏海(東日本国際大学 経済経営学部3年)
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