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新着情報第8回「英語講座(英国)」結団式を開催 5人の参加学生が決意を語りました
2月7日、本学第一会議室にて第8回「英語講座(英国)」の結団式が開催されました。
本講座は、本学の提携校であるカンタベリー・クライスト・チャーチ大学(カンタベリー, イギリス、以下CCCU)における英語集中講座の受講を中心とした短期留学プログラムです。現地の教員による授業は3週間にわたり、月曜日から金曜日、午前9時から午後3時までというスケジュールで行われます。受講者は英語レベルに応じてクラス分けされ、世界の100を超える国々の学生と机を並べて英語とイギリス文化を学ぶことになり、本学からの参加者にとっても国際感覚を養う貴重な機会となってきました。CCCUでの授業に加え、大聖堂をはじめとするカンタベリー周辺の史跡や博物館の見学もプログラムに含まれており、授業期間が終了した後はロンドンに移動し、大英博物館やテート美術館を見学する予定です。
今年度で8回目を数える本講座は2015年度から始まり、新型コロナウィルス感染症の拡大に伴ってオンラインでの開催や、中止となった年度を除けば、毎年2月中旬から3月に実施されてきました。今年度も、2月14日から3月15日という全体では一か月におよぶ日程で行われます。
指導教員の田中渡先生(健康福祉学部教授)は「参加学生たちにとっては見るもの知ることすべて目新しく興味深いことばかりだと思う。皆さんにとって有意義で実りある講座となることを心から祈っている。指導教員として引き続き、日本国内からサポートする務めを果たしたい」と述べました。
引率教員の飯村祥之先生(本学経済経営学部講師)は「こうした環境で文化に触れる経験とともに、英語の源流であるイギリスで学ぶ経験は代えがたい財産になるはず。現地での学生たちの安全確保と生活面でのサポートを第一の務めとして、皆様方のご期待に沿って全日程を無事に終えることができるよう、引率教員として学生たちをしっかりサポートする」と述べました。
これに続いて、参加学生一人ひとりが自己紹介とともに簡潔なスピーチを行い、最後に参加学生を代表して、藁谷颯杜さん(経済経営学部3年)が「この短期留学プログラムを通じて、語学研修はもちろんのこと、イギリスの文化や美術に触れて感受性を養いたい。美術や文化は言葉を超えて人々の心に響くもので、その豊かな世界に触れることで、私たちの視野がさらに広がることを期待している。また、現地の人々との会話を通じて、文化的価値観の形成を図りたい。彼らの生活や考え方に触れ、異なる文化の中の共通点や違いを学ぶことで、私たち自身の文化的なアイデンティティを見つめ直し、より豊かな人間性を育みたい」と抱負を述べました。
続いて、中山哲志学長は「この機会に勇気をもって参加しようと思ったことが素晴らしい。海外に行くことは、自分のこと、日本のこと、いわきのことを見つめ直す機会。どん欲に学んできてほしい」と参加学生を激励しました。
最後に、学校法人昌平黌の緑川浩司理事長は「グローバル人材となるためには、語学だけでなく、文化を学ぶことが必要。これまでの本学の派遣プログラムで海外に行った学生も多様な文化への興味が広がっていった。百聞は一見に如(し)かずで、現地に行く前と帰ってきた後では全く違う感覚になっているはず。成長して帰ってくるのを待っている」と述べました。
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