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新着情報留学生別科春期入学式が挙行され61名が入学 「日本語の勉強を頑張ります」
留学生別科の令和6年度春期入学式が5月20日、本学1号館101教室で行われました。
まず、中山哲志学長が入学許可を行いました。
その後、同学長が式辞を述べ、それぞれの学生の母国語を交えて挨拶しながら「皆さん、ご入学おめでとうございます。皆さんには、勉強を通じて、本学の建学の精神である思いやりの心も学んでほしいと思います。思いやりの心、すなわち人間力を養うことで、学生同士や教職員との出会いも楽しく充実していくことでしょう。学生生活に慣れるまで、大変なこともあるかと思いますが、一人で悩まずにいつでも相談してください。皆さんの夢の実現に向けて、私たちが全力でサポートします。」と述べました。
続いて、吉村作治総長から以下のような祝辞が贈られました。
「皆さん、ご入学おめでとうございます。いつも私から新入生に贈る言葉になりますが、本日は半分のおめでとうですね。皆さんが留学生別科を修了する時に、残り半分のおめでとうを伝えたいと思います。私もかつて、エジプトのカイロ大学に入学したとき、初めは全くアラビア語が分かりませんでしたが、卒業するときにはアラビア語で試験を受けるまでに成長しました。また、緑川理事長も仰っていますが、人と人とが直接顔を合わせ、コミュニケーションを取ることは非常に重要なことです。その上で、本学の学びの根幹である儒学の精神を身につけ、思いやりのある人になってほしいと思います。そのためにも、留学生別科でまずはしっかりと日本語を学び、修了するときにはN2に合格し、本学学部へ進学してください。テレビなど、あらゆる媒体を用いて日本語を学びましょう。頑張っていきましょう。」
次に、緑川浩司理事長から以下のような祝辞が贈られました。
「ご入学おめでとうございます。私からは、あらゆる困難を乗り越えて、今皆さんがこの場にいらっしゃることに対して、おめでとうの言葉を贈ります。まずは、日本の文化に慣れることですね。国によって、文化も価値観も全く異なります。例えば、日本には『決めないこと』を『決める』文化があります。皆さんの国の中でも、地域や民族によって様々な違いがあると思いますが、日本国内でもそれぞれの地域によってあらゆる違いがあります。毎日が異文化交流と思って、楽しく前向きにたくさんのことを学んでいってほしいと思います。
以前、ミャンマー出身の学生がいましたが、彼女は故郷の母親と連絡が取れず、安否を確認できない状況でも、決して諦めずに勉学に励みました。その結果、留学生として初めての総代を務めることになりました。皆さんの夢も、同じように応援し続けますので、どうぞご安心ください。そして、別科・学部で6年間学んだ後には大学院へ進学し、最終的にはいわきに戻ってきて活躍してほしいと思います。」
続いて、新入生を代表してイン・ミン・パイさん(ミャンマー出身)が以下のあいさつを述べました。
「本日は私たちのために、このような素晴らしい式を開いてくださり、ありがとうございます。日本に来たばかりの私たちは、日本語がまだよくわかりません。日本の季節も日本の文化も分かりません。とても心配です。でも先生たちはゆっくり時間をかけて説明をしてくれます。話し方や書き方も教えてくれます。本当にありがとうございます。私たちはこれから、先生方や先輩のアドバイスをもらいながら、日本語の勉強を頑張ることを誓います。先生方、先輩の皆さん、よろしくお願いします。」
最後に、在学生を代表して、ティリ・タゼインさん(ミャンマー出身)から「ミャンマー、ネパール、アルゼンチン、中国からの新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。私達は皆さんと一緒に勉強できることを楽しみにしていました。皆さんが別科に入学してくれて、とても嬉しいです。私は一年前にミャンマーから来ました。最初は日本語があまり分からなかったので、日本での生活が心配でした。でも留学生活が始まると、大学の先生や先輩がいつも助けてくれました。今は楽しく勉強しています。私たちは留学生として日本に来ているので、何よりも大切な事は日本語を勉強する事です。日本語ができるようになれば楽しいことがたくさんあります。今は日本に来てよかったと思っています。皆さんも、日本での生活を楽しんで、自分の夢をかなえてください。これからも一緒に日本語の勉強を頑張っていきましょう。」と歓迎の言葉が送られました。
式当日は生憎の雨模様でしたが、入学式が閉式した頃にはちょうど雨も上がり、新入生たちは外で楽しく記念撮影が出来ました。
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