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2024年シリコンバレーモデル研修の報告会を実施しました

2024.11.19

令和6年11月12日に2024年シリコンバレーモデル研修の報告会を、本学1号館1-201教室において開催しました。はじめに、中村副学長より、シリコンバレーモデル研修の目的や背景について説明があり、シリコンバレーの位置や研修のスケジュール、具体的な活動内容が紹介されました。続いて、今回の研修に参加した熊坂汐夏さん(健康福祉学部3年)が登壇し、現地での濃密な学びや、感じた変化、自己成長について情熱を込めて語り、簡潔ながらも印象的な発表となりました。

 

研修では、事前準備から現地での企業訪問、スタンフォード大学視察、ベイエリアでのフィールドリサーチと多岐にわたる活動が行われました。熊坂さんは、シリコンバレーの現場で得た気づきや、日本とは異なる企業文化について語りました。

 

研修の達成度として、熊坂さんは、今回の研修を通じて積極性や相互交流の重要性を実感したと述べました。また、シリコンバレーで働く多くの日本人が、日本社会への貢献を強く意識していることに感銘を受けたとのことです。さらに、英語でのコミュニケーション力を高める必要性も痛感し、帰国後は英語学習に取り組む意欲を新たにしました。

 

熊坂さんの発表を受け、東日本国際大学の中山学長は、次のような称賛の言葉を送りました。

 

「短い時間の中で、熊坂さんがこれほど多くのことを学び、自身の成長についてしっかりと報告してくれたことに感銘を受けました。発表は単なる『アメリカ訪問』にとどまらず、シリコンバレーで得た発見や学びが、これからの学生生活や人生の指針にもつながるものであることがよく伝わりました。熊坂さんの体験が皆さんと共有され、一人の経験が他の学生にとっての新たな学びの機会となったのではないでしょうか。大学3年生という貴重な時期に得たこの経験は、今後の人生においても大きな影響を与えることでしょう。また、熊坂さんが話してくれたように、来年には仲間と共に同様の機会を作り出していきたいという意欲にも深く共感しました。新しい一歩を踏み出すには勇気が必要ですが、熊坂さんのように積極的にチャレンジする姿勢があれば、さらに多様な経験を得ることができると思います。」

 

さらに、緑川常務理事からも励ましのメッセージがありました。

「今回の研修に私も同行しましたが、最初は少し緊張していました。熊坂さんや中村副学長の話にあったように、現地に行って初めて分かることが多くありました。『海外での経験が人を変える』とか『現地での体験がないと本当に理解できたと言えない』ということをよく耳にしますが、私も改めて、結局は自分自身の捉え方や考え方次第だと感じました。必ずしも海外に行くことが全てではありませんが、自分を試してみたい、あるいはまったく異なる環境での挑戦を求める学生には、こうした機会はとても有意義だと思います。勇気を持って一歩を踏み出せば、思いがけない学びが得られるものです。」

グローバル人財育成研究所としては、このシリコンバレー研修を来年度も継続する予定です。さらに多くの参加者が集い、知識や経験を共有できることを期待しています。異なる背景を持つ人々が交流することで、理解が深まり、新しい視点やアイデアも生まれます。この研修が、学生一人ひとりの成長につながることを願っています。

 

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