5月24日（土）9:00～15:00曇天

一般社団法人「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」の活動に東日本国際大学ライオンズクラブメンバー（地域貢献リーダー奨学生）4名と河合ゼミ（3年）5名の学生9名が参加しました。場所は、いわき市好間の中村さんの畑です。

この畑は昨年から栽培を始めたところで、これまでの「有機農法」ではなく、「自然農法」で栽培を試みています。特徴としては土を耕すことなく雑草を抜いた後の地面に少し穴を掘って種（または苗）を植えることと、畝間にその抜いた雑草を敷き詰めて防草シートとし、時間の経過とともに肥料の役割をも持たせるところです。

本当にこれでコットンは育つのか？と疑問を抱いていたところでしたが、昨年は無事、収穫することができ、今回はその収穫されたコットンの種を使って栽培をします。種を植える畝と、苗を植える畝とを作って昨年は失敗した種からの育成に挑戦します。今年は写真のように畝上に紐を張って種をまいた箇所がわかるように工夫しました。

鈴木純子代表理事は、手際のよい学生たちの作業にとても感激していました。なお、この畑で収穫されたコットンは吉田恵美子前代表理事の想いのこもったコットンということで、愛称を「えみコットン」にしたと話してくださいました。（L河合伸）

書籍紹介：『想いはこうして紡がれる』吉田恵美子著　英治出版 2024年。

※昨年11月、一般社団法人「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」前代表理事の吉田恵美子さんが逝去されました。ここに謹んで哀悼の意を表します。この活動を継続することで彼女の想いを紡いでいきたいです。