東日本国際大学といわき市が共同で開設した国連ユニタール「CIFALジャパン国際研修センター」は5月31日、一般財団法人ピースコミュニケーション財団と連携協力に関する基本合意書を締結しました。

これは、締結に先立ち開催されたCIFALジャパン国際研修センターの第一回評議会において決定された五つの優先活動分野の一つ「若い世代へのグローバル学習の加速・推進」に対応するものです。いわき市を起点に広く若い世代に対して、国連における最前線の議論と連動した上で、グローバルな視点を取り入れたSDGsや平和等に関する学習を加速・推進する契機となるものです。

同財団は、「国連を支える世界こども未来会議」を日本全国に広めるなど、様々な平和教育を展開しており、2024年度には全国10か所でこの未来会議を開催しました。また、今年度に東北初となる未来会議をいわき市で開催することを予定しています。

合意書は、一木広治同財団代表理事、内田広之CIFALジャパン共同代表・いわき市長、緑川浩司CIFALジャパン共同代表・学校法人昌平黌理事長の間で取り交わされました。

緑川理事長からは、「ピースコミュニケーション財団と学校法人昌平黌は、人々の心にいかにして『和』や『平和』を築いていくかということを大切にしている点で共通点があり、一緒に活動していくことは大きな意義があります」と挨拶しました。

今後、CIFALジャパン国際研修センターとピースコミュニケーション財団が共同で、「国連を支える世界こども会議」を全国で展開していくことになります。