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新着情報令和7年度海外研修(台湾)結団式と第2期生となる交換留学生の派遣発表を実施 参加学生2人が抱負を語りました
8月6日、本学第一会議室にて、令和7年度海外研修(台湾)結団式及び台湾交換留学生の派遣発表が行われました。
結団式・交換学生の派遣発表の冒頭、松本梨奈国際部係長から海外研修(台湾)と交換留学についての説明がありました。
2008年に本学と姉妹校協定を締結した開南大学ですが、これまでの交流を通じて、「もっと深く、もっと長く現地で学びたい」との学生の声が多く寄せられました。こうした声に応える形で、昨年度、新たに交換留学の枠組みを追加し、協定を更新いたしました。
その結果、昨年度は本学の学生2名が、開南大学へ半年間の交換留学に派遣されました。
今回、第2期生として開南大学に派遣される馬上詩菜(しいな)さん(経済経営学部4年)は、2年前にこの海外研修(台湾)に参加され、その学びをさらに深めたいという思いから、今回、交換留学生として志願されました。
はじめに、海外研修(台湾)の参加学生である長谷部祐斗さん(経済経営学部3年)が決意表明を行い、「私は今回、海外研修に参加し、台湾現地の教育制度と文化を直接目で見て、体験することで、将来の進路に対する視野を広げたいと考えています。一度は参加を断念したこともありますが、今度こそは絶対に参加したい!と、案内が届いてすぐに研修に申し込みました。大学から研修費用をサポートしていただけたため、アルバイトで貯めた自分の貯金で研修参加費を出すことが出来ました。ありがとうございます。
初めての海外のため、不安も大きいですが、それ以上に自分自身の可能性を広げるチャンスを多く得られることに期待を寄せています。英語のみならず中国語も少しずつ学べるように、積極的にコミュニケーションを取り、失敗を恐れずに挑戦し、一日一日を大切に過ごしてきたいと思います。この研修を通して自分の考えや行動の幅を広げ、今まで気が付かなかった視点を身につけたいと思っています。
帰国後は、現地で感じたことを身近な人たちや学内外の方々と共有し、将来の学びや活動にもつなげていけるよう努力していきます。」
最後に、「今回の研修の実施にあたり、多大なご支援をいただきました皆様に心から感謝申し上げます。」と述べました。
続いて、第2期交換留学生として開南大学に半年間派遣される馬上さんが、「この度、開南大学との交換留学生として派遣させていただく機会をいただけたこと、心より感謝申し上げます。
私にとって、初めての海外は大学二年生の時に参加した2週間の海外研修でした。初めは言葉の壁に不安を感じていましたが、中国語を理解できるようになった時の喜びが、その後の学習の大きなモチベーションとなりました。それ以来、時間があるときにこつこつと勉強を続け、いつかまた海外で学びたいと強く願っていました。
一度は金銭的な面から留学を諦めかけた時期もありましたが、今回、このような形で再び台湾で学ぶチャンスをいただけたことに、喜びと感謝を感じています。
この貴重な半年間を無駄にすることなく、語学力はもちろんのこと、台湾の文化や歴史、人々の暮らしに深く触れ、肌で感じたことをすべて吸収してきたいと考えています。緑川理事長をはじめ、ご尽力いただきました関係の皆様に深く感謝を申し上げるとともに、必ず成長した姿で日本に帰ってこられるよう、全力で取り組んでまいります。どうぞ引き続き温かく見守っていただけますと幸いです。
最後になりますが、改めまして、関係の皆様に心より感謝を申し上げ、私の決意表明とさせていただきます。」と決意が述べました。
次に、東日本国際大学中山哲司学長から「お二人のしっかりとした目標と決意をお聞きして、大変心強く感じております。きっと、台湾での研修・留学生活は毎日がとても新鮮に感じられることでしょう。多くの学びを得て、人との出会いを大切にしてください。
2008年に本学と開南大学との協定が締結されてから、皆さんの先輩方が様々な学びを得てきました。そこから繋がって、今の皆さんに繋がる伝統が築かれています。今回、お二人が得る学びを、同じように是非後輩に繋いでいっていただきたいと思います。健康にお気をつけて、行ってきてください。」との言葉が送られました。
続いて、学校法人昌平黌吉村作治総長は「私は今から61年前、皆さんと同じ大学生の時に台湾に行ったことがあります。エジプトに行く前、経験を積みたいと思って渡航することにしたのです。その時はなかなか言葉が通じず、苦労したこともありますが、理解してくれようとする優しい方々と出会い、今でも自分の中でとても良い思い出になっています。苦労することもあるかと思いますが、本学は皆さんの留学を心温かく応援しています。体験することが何より重要だと思いますので、是非皆さん頑張って、元気に帰ってきてください」と述べられました。
最後に、学校法人昌平黌緑川浩司理事長より「本学は30年以上前から、台湾からの留学生を多く受け入れています。ここいわきの地でも、その卒業生たちが社会の中でしっかりと活躍しています。開南大学とのご縁も、かつて私が台湾を訪れ、開南大学の理事長と直接お会いしたあの時から繋がって、長い歴史の中で育まれてきたものです。
また、かつて中国の大学に留学した本学の学生がいましたが、行く前と帰ってきた後では、まるで別人のように大きな成長を遂げていました。勇気を出して一歩踏み出すというのは、それだけ人を変える力があるのだと思います。
お二人のように、『研修に行きたい』『留学に挑戦したい』そう思って、アルバイトで貯めたお金で参加しようと意気込んでいる時点で、すでに一歩先を進んでいます。その勇気こそが、何より素晴らしいものです。皆さんが一歩踏み出すことで、『新しい自分』を発見することが出来ると思います。
台湾はとにかく暑い国ですので、くれぐれも体調に気を付けて、元気に無事故で帰ってきてください。皆さんが成長した姿を見せてくださることを楽しみに待っています」と激励の言葉が送られました。
なお、今年の秋からは、新たに開南大学からの交換留学生1名を、本学に1年間受け入れる予定です。
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