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健康福祉学部に「ユニバーサル・ウェルビーイングコース」を新設 記者会見を開き発表しました

2025.12.02

本学健康福祉学部に来年4月、「ユニバーサル・ウェルビーイングコース」が新設されます。

11月28日、記者会見を開き、発表しました。

会見では、学校法人昌平黌の緑川明美副理事長が「世界規模の幅広い人間力を持った人材を育成していきます」、中山哲志学長が「福祉のことを広範囲に考える人材を養成していきます」とあいさつ。田中みわ子健康福祉学部長が新コースの趣意説明を行い、中村隆行高等教育研究開発センター長も質疑に応じました。

「ユニバーサル・ウェルビーイングコース」の概要は以下の通りです。

現代の国際社会、日本社会、地域社会において、「ウェルビーイング」(心身の健康と幸福感)が今日的課題・テーマとしてクローズアップされています。本学健康福祉学部では、ウェルビーイングの観点を重要視し、これまでの知見と実践、今後の研究拡大を通してウェルビーイングの真意である心身の健康をはじめ、幸福感、社会的つながり、文化的多様性と包摂性-の総合的な教育の場を提供していきます。

また、本学を運営する学校法人昌平黌はいわき市と共同して国連機関公認の人材育成機関・国連ユニタール「CIFALジャパン国際研修センター」を開設、新コースはCIFALジャパンとも連携し、SDGsの「誰一人取り残さない社会」の実現に向けた学習領域も取り上げていきます。

2026年4月から、健康福祉学部は、現在の①ソーシャルワークコース②心理福祉コース③スポーツ健康コースに加え、④ユニバーサル・ウェルビーイングコースの4コースとなります。 ウェルビーイングに福祉と国際性の見地からアプローチするコースの設置は斬新的な学びの場と位置付けています。

 

教育理念とコースの特色。

①       ユニバーサルな理念: 国連持続可能な開発目標(SDGs)の目標3「すべての人に健康と福祉を」を基盤に、人々が「誰でも・どこでも・いつでも」ウェルビーイングを享受できる社会づくりを学ぶ。

②       学際性に基づく多様性と包摂の実践: 多様な背景の人々を包摂するウェルビーイングの実現を念頭に、福祉・心理・教育・社会学・国際協力・スポーツ健康・食と栄養などを分野横断的に学ぶ。

③       CIFALジャパンとの連携: 国連ユニタールの認可の下に本学に設置されたCIFALジャパン国際研修センターのプログラムのなかにも新たに「ユニバーサル・ウェルビーイング」をテーマとする研修プログラムを打ち立て、本学のプログラムと相互乗り入れを可能とし、本学のプログラムを国連基準の質の保証によって裏打ちする。

④       地域連携教育(いわきモデル)の実践: いわき市・福島県内の自治体・福祉施設・企業との連携プロジェクトを通じて地域社会に根差した実践型教育をモデル化し、国内外に展開していく。

⑤       海外研修・語学教育の充実: 国連ユニタールと連携したCIFALジャパンでのインターンや海外の国連関係機関や福祉関連施設などでのインターンや研修を推奨する。また、日本語副専攻の学びも推奨していきます。

 

また、具体的な新設・重点科目としては、福祉心理学、国連とユニバーサル・ウェルビーイング、地域活動演習、福祉まちづくり論、福祉レクリエーション、障害学、障害心理学、食と健康、ケア学、人とロボットの共生学、国連研修などがあります。

 

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