震災をテーマにした紙芝居絵本が、東日本国際大学といわき短期大学の学生代表から、緑川理事長と副理事長に手渡されました。これらの絵本は長崎大学の高村昇教授の監修（「復興知」事業）のもと、夏期集中セミナー「福島原発事故と災害復興」（2泊3日の合宿）の中で作成されたものの中から代表4作品を冊子にしたものです。今年度は東日本国際大学・いわき短期大学の学生30名が参加しました。

作品のタイトルは「しんさいってなぁーに？」、「ありがとう」、「未来へ届け」、「おかしも」です。理事長から学生に「震災って何？」と質問があり、学生から「突然やってくるもの」「こわいもの」という返答があると、理事長は、「それもそうなのだけれど、本学の学生、教職員は震災を機に大きく成長しました。ピンチの中にこそチャンスはあるというが、ピンチの中にしかチャンスはない、いや、ピンチがチャンスそのものなのです」という言葉とともに、「失敗を恐れずに何にでも挑戦してほしい」と学生を激励してくださいました。