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東日本国際大学 地域貢献活動報告 「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」に参加

2024.06.20

6月15日、東日本国際大学ライオンズクラブと地域貢献リーダーのメンバー8名で、一般社団法人「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」の活動に参加しました。場所は好間中学校付近の山中にある畑です。

作業前の畑の様子

 

 

この場所は元々「花き栽培」がなされていましたが、東日本大震災の影響で手が付けられなくなってしまい、そのまま放置されてしまった畑です。このプロジェクトでは、こういった手が付けられなくなってしまった畑を有効活用して、「有機農法」でコットンを栽培してきましたが、この畑では、より環境にやさしい「自然農法」での栽培にチャレンジしているそうです。この日以前に、この畑にはコットンの種をまいていたそうですが、どこにまいたのかわからなくなるほど雑草が生い茂ってしまい、発芽もほとんどなく、やり直しの状態でした。

そのため、今回の活動内容は雑草を刈り取ったのち、種まきではなく、苗を植えようというものでした。自然農法では、平らな地面にそのまま穴を掘り、苗を植えます。まず、雑草を成長点という細胞分裂が活発に起こる部分から刈り取ります。次にその雑草を捨てるのではなく、畝(うね)間に敷き詰めることで、防草シートの役割を果たすだけでなく、あらたな土の層となります。皆で作業をすると、ほどなくして雑草はきれいに刈り取られ畑らしくなりました。その際、発芽を確認できたのは2か所だけでした。

少し休憩したのち、苗を植える作業をしました。スコップで穴を掘ると、地面の下に大きな地下茎が横たわっていて、これを取り除くのにとても苦労しました。それでも「掘るチーム」と「植えるチーム」で役割分担をして、無事に苗を植えることができました。この日は気温が高かったため、こまめに水分補給をしながらの作業となりました。

 

 

刈り取った草を敷き詰めます

 

 

作業が終わった畑で青空とともに記念撮影

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