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経済経営学部2年伊藤ゼミが小名浜港を訪問 貿易の重要性を実感しました

2024.07.03

 

経済経営学部2年伊藤ゼミは7月3日、小名浜海陸運送株式会社を訪問し、東北最大の国際貿易港である小名浜港の輸出入通関(乙仲)企業を通して、小名浜港の貿易について社員の方からレクチャーをいただきました。

 

小名浜港は令和5年の実績で、年間で5,483隻の船が入港し、6,027億円の貿易額を誇り、1,503万トンの貨物取扱量を扱う国際貨物ターミナルです。

小名浜海陸運送は小名浜港で69年にわたり輸出入の通関や複合輸送、船積書類の作成や保税倉庫での管理などをワンストップで行っている地元企業で、今回伊藤ゼミが国際貿易をテーマに探求していることを受け、ゼミ生の訪問を受け入れていただきました。

講師の野木次長より「港の存在というものは大きく、港の機能が無ければ地域の人々の生活や経済は成り立たない。地域産業を支えていると感じた時にやりがいや楽しさを感じる」と話されました。

 

小名浜港と輸出入通関についての座学と共に、小名浜港の5号から7号までの埠頭を案内いただき、普段は入ることが出来ないマリンブリッジの先にある東港埠頭や大剣(おおつるぎ)埠頭のコンテナターミナルを見学しました。浜通りの火力発電所で使われる石炭や、風力発電のユニット、台所で使う家庭用ラップの原料の工業塩が小名浜港から輸入されている様子を見て、ゼミ生は貿易の重要性を実感しました。

また、ちょうど韓国のコンテナ船の入港とタイミングが合い、職人技であるコンテナの積み下ろしの光景に歓喜しました。

 

2年伊藤ゼミでは「国際貿易とビジネス」を軸に探求を行っており、後期(秋期)は市内製造業企業でのフィールドワークを予定し、実業を学ぶ学生を育成しています。

 

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