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新着情報本法人といわき市が日本初となる「国連ユニタールCIFALジャパン国際研修センター」を開設しました
学校法人昌平黌といわき市は12月2日、国連唯一の人材育成機関「国連ユニタール(国連訓練調査研究所)」(本部・ジュネーブ)の日本初となる拠点「CIFAL(シファール)ジャパン国際研修センター」を開設しました。世界で35カ所目で、国際的な視野を持ちながら、地方に根ざした地域リーダーの養成を主な目的としています。本法人といわき市が共同して運営に当たります。
CIFALは、国連ユニタールが主に各国の地方都市に置く人材育成機関で、地域課題の解決を目指す起業家や公務員、指導者、若者らに研修プログラムを提供し、持続可能な開発目標(SDGs)の実現を目指しています。
CIFALジャパンは、いわき市の特性や東日本国際大学に関わるテーマである復興や防災、障害者との共生、健康福祉、高齢化、女性活躍社会等の研修プログラムを策定して、実施に移していきます。学生の受講も視野に入れて検討していきます。
国連ユニタールと本法人といわき市が「協力協定」を締結しました
締結式はいわき市役所で行われ、国連ユニタールのアレックス・メヒアグローバル・ネットワーク部長、本法人の緑川浩司理事長、内田広之市長が「協力協定書」に署名し、3者で取り交わしました。
国連旗の贈呈も行われました。
メヒア氏は「いわき市から世界が学ぶこともたくさんある」と述べ、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の経験を踏まえたテーマや日本が世界に先駆けて直面している高齢化社会に対する取り組みを世界に発信してほしいとも強調しました。緑川理事長は「国連の機関というスペースで人づくりを進めていきます」、内田市長は「日本のトップランナーを走る国際都市を目指します」とそれぞれ決意を表明しました。
贈呈を受けた国連旗の掲揚を行う キャンパスに国連旗がはためきました
この後、本学で国連旗の掲揚式が行われました。多くの来賓、教職員、学生らが見守る中、緑川理事長とメヒア氏、内田市長が国連旗を掲揚すると、国連旗がキャンパスにはためきました。
称号授与式と記念講演会を実施しました
引き続き、本学で称号授与式と記念講演会が行われました。
CIFALジャパンの開設に貢献された元国連大使の星野俊也氏に本学名誉教授、国連経済社会局障害者権利条約局長の伊東亜紀子氏に本学客員教授の称号を緑川理事長がそれぞれ授与しました。
記念講演会では、メヒア氏が「CIFALジャパンに期待すること」、星野氏が「国連『未来のための協定』のローカライゼーションに向けた人材育成の意義」のテーマで講演しました。
メヒア氏は「CIFALジャパンが国際ネットワークを通じた地域課題の解決に向けた協力体制の構築が重要」と述べました。星野氏は「CIFALジャパンの設立は国連の理念を地域レベルで実現する象徴的な存在となる」と強調しました。
開設記念レセプションも盛大に開催 新たな門出を祝いました
開設記念レセプションもいわきワシントンホテル椿山荘で開催されました。はじめに緑川理事長が歓迎にあいさつに立ち「国連の方々をはじめ皆さまを歓迎します。CIFALジャパンの話をいただいたとき、驚きが使命感に変わりました。国連の旗の下で人材を育成し、世界平和にも貢献する若者を輩出していきます」と述べました。内田市長は「世界のトップランナーとなる政策と人づくり、地域課題の解決を進め、国際都市を目指していきます」とあいさつしました。主賓のメヒア氏が「CIFALを通じて国連と大学と市で協力し、地域をつくっていく」とあいさつしました。
岸田文雄前内閣総理大臣がビデオメッセージを寄せ、「CIFALジャパンの開設といういわき市と昌平黌のリーダーシップに敬意を表します。国際社会で人への投資の重要性が高まっている。若者や市民がCIFALジャパンのプログラムを通して知識やスキルを深め、地域や世界の課題解決に貢献してほしい」と期待を述べました。
祝宴では、出席者がCIFALジャパンの開設を祝いながら、和やかに歓談しました。
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