News

新着情報

本学健康福祉学部 今野久寿教授の最終講義が行われました

2025.02.06

 

<今野先生の最終講義>

 

2月5日、今年度末をもって退職されます東日本国際大学健康福祉学部 今野久寿教授の最終講義が行われました。

 

最初に中山学長より、「本日の最終講義は、在学生や教職員の他、卒業生や行政の方々も多く集まっており、これは今野先生の人柄によるものと思います。今野先生が15年間、蓄積された研究は財産であり、今後、続いていくもので、退職後も後進の指導にあたって頂きたい。」と挨拶がありました。

 

<挨拶する中山学長>

 

 

続いて、今野教授の講義は「東日本大震災・原発事故による被災自治体の現状と課題」と題し、震災当時の自治体の機能状況、県内外の避難や復興住宅整備状況などの調査結果、また、避難区域解除となっている地域において、生活インフラ整備後も居住者が増えないなどの課題に対し、今後、除染、働く場の確保、医療、教育福祉施設の整備、コミュニティの再生などの帰還環境整備の取組みが求められるなどのお話がありました。

最後に「退職後も研究を続けます。本学は原発に一番近い大学であるため、浜通り地域の復興のためにも、学生や教職員には復興に興味を持ってもらいたい。」と挨拶があり、最後の講義を終えました。

 

<学生からの花束贈呈>

 

 

緑川常務理事より、「震災当時、学生のために何をしたら良いかと今野先生に相談した時、私の出来ることがあれば何でもやりますと一緒に考えて頂き、また、先生が行政職に携わっていたことから、行政職を目指す学生に対しては面接指導をして頂くなど、地域で頑張っている卒業生がいるのは、今野先生の尽力があったからこそです。」と御礼の言葉が送られました。

 

<緑川常務理事より御礼の言葉>

 

 

検索フォーム
カテゴリー
最近の投稿
アーカイブ