2月23日（日）、いわき市にて「第16回いわきサンシャインマラソン」が開催されました。本大会は、いわき市の美しい海岸線をコースに全国から多くの市民ランナーが集う一大スポーツイベントです。

今回の大会では、柔道部員をはじめ、ボランティア活動を自ら希望した学生たちが運営サポートに携わりました。学生たちは大会の円滑な進行を支えるため、ボランティアスタッフとして責任ある役割を担いました。

主な業務は、ランナーが出走する前に手荷物を預かり、完走後に返却するというものです。一人ひとりの荷物を慎重に管理し、正確かつ迅速に対応することが求められる大変重要な活動でしたが、普段の大学生活や部活動とは異なる環境の中で、多くの人と協力し合いながら貴重な経験を積むことができました。

当日は早朝6時に大学を出発。まだ外は薄暗く、冷たい空気が身にしみる時間帯でした。眠気と寒さが相まって、学生たちの表情にも少し緊張や疲れが見られましたが、ランナーたちが続々と集まり、スタート地点が活気に満ちていくにつれて、学生たちの気持ちにも変化が表れました。ランナーと直接触れ合う機会が増えるにつれ、自然と笑顔がこぼれ、多くのランナーから「ありがとう」「助かりました」と感謝の言葉をかけられ、ボランティアとしてのやりがいを感じる場面も多かったようです。

柔道部では、競技力の向上を目指すだけでなく、地域社会との関わりを大切にし、人としての成長も重視しています。こうしたボランティア活動を通じて、社会貢献の意識を高めるとともに、卒業後に社会で活躍できる人材の育成にも力を入れています。今後も地域の皆さまとともに成長しながら、様々な活動に積極的に取り組んでまいります。