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新着情報本学と福島高専の学生10名が「米国ハンフォード研修」に参加 貴重な経験を積むことができました
東日本国際大学は、令和5年度に、地方私立大学としては初めて、文部科学省の「大学の世界展開力強化事業」に採択されました。「未来へつながるコミュニティを創る日米大学間復興創生交流事業」と題する本事業は、本学が福島高専と協力し、令和5年度から9年度まで、ハンフォード地域にあるワシントン州立大学トライシティーズ校及びコロンビアベイスン短期大学との交流プログラムを実施するものです。
2024年2月下旬から3月中旬にかけて、本学と福島高専の学生10名が、ハンフォードサイトの立地する米国ワシントン州トライシティーズ(Tri-Cities)で実施された海外研修「2024年度米国ハンフォード研修」に参加しました。現地のワシントン州立大学トライシティーズ校(以下、WSUTC)とコロンビア・ベイスン短期大学(以下、CBC)での学術・文化交流や、ホストファミリー宅でのホームステイなどを通じて、学生たちは貴重な経験を積むことができました。
今回の研修の様子を、約10分のドキュメンタリー動画としてまとめましたので、ぜひご覧ください!
- 多文化の交差点・トライシティーズでの学び
今回の研修先である米国ワシントン州トライシティーズ地域は、メキシコからの移民やその子孫も多く居住しており、アジア地域からの移民も多く、その文化的多様性は米国屈指です。学生たちは英語だけでなくスペイン語も飛び交う異文化環境のなかで、能動的にコミュニケーションを図るためのスキルと自信を身につけていきました。
(到着初日、空港での大歓迎の様子)
到着の翌日からさっそく、学生たちはWSUTCやCBCの授業に参加し、米国の大学教育や研究の現場を体験しました。重力波観測施設LIGOの見学やハンフォード地区の核遺産に関する講義では、専門的な知識に触れる機会があり、学生たちは熱心に質問をしていました。
(CBCでのeスポーツ授業)
現地の学生たちとの交流も活発に行われました。バレーボールやボウリング、ピザを囲んだディナーなど、キャンパス内外での交流イベントを通じて、学生たちは異文化の中でのコミュニケーション力を磨きました。
(WSUTCの学生との交流会)
- CBCの多文化フェスティバルに参加!
今回の研修のハイライトのひとつが、CBCで開催された多文化フェスティバル(Multicultural Festival)でした。本学の学生たちは、日本文化を紹介するプレゼンテーションを英語で行い、さらに地元の学生と一緒にダンスを披露しました。地域から集まった数百人の観客からは大きな拍手が送られ、日本文化と今回の研修プログラムに対する関心の高さがうかがえました。
(参加学生による「いわき踊り」の紹介プレゼンテーションの様子)
- ホストファミリーとの心温まる時間
滞在中、学生たちはホストファミリーの家で生活し、安全な環境のなかでアメリカの日常文化を体験しました。食卓を囲んでの会話や、週末の外出などを通じて、家族の一員として迎え入れられたことで、学生たちはより深い異文化理解を得ることができました。
(ホームステイ先ではメキシコ料理の作り方なども教えてもらいました)
- アメリカならではのアクティビティも体験!
研修の合間には、ワシントン州ならではの観光やアクティビティも楽しみました。地元のワイナリー見学やシアトル観光、さらにトヨタセンターでのアイスホッケーの試合観戦では、学生たちは本場のスポーツの熱気を肌で感じました。
(米国の学生たちとアイスホッケー観戦)
- 学生たちの感想
研修を終えた学生たちからは、「渡米前は語学にまったく自信がなかったが、2週間で積極的に話す自信がついた」「アメリカの大学の授業を実際に体験できて刺激になった」「ホストファミリーが本当に優しく、第二の家族のように感じた」など、多くの感動の声が寄せられました。
4月中旬には報告会を兼ねた解団式を予定しています。興味のある学生はぜひ参加して下さい!
(研修最終日にCBCの学生たちと)
- 2025年夏にはWSUTCとCBCの学生が日本へ!
今回の研修で築かれた交流をさらに深めるため、今年の7月下旬にはWSUTCとCBCの学生と教員が3週間にわたり広島市、長崎市、そしていわき市を訪問・滞在する予定です。本学では、彼らを迎える準備を進めており、国際交流の輪がさらに広がることを期待しています。
今後も本学では、「未来へつながるコミュニティを創る日米大学間復興創生交流事業」をはじめとして、学生の国際経験を支援し、福島県浜通り地方でグローバルに活躍できる人財の育成に力を入れていきます。
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