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台湾・開南大学での交換留学を終えた学生2名が理事長に報告 「人生が変わるきっかけとなりました」

2025.03.28

本学の姉妹校である台湾・開南大学で半年間の交換留学を終えた、本学経済経営学部4年の佐藤瑞己(さとう・みずき)さんと同学部3年の室井駿哉(むろい・しゅんや)さんが3月28日、緑川浩司理事長に報告の挨拶を行いました。

 

 

 

報告を聞いた緑川理事長からは、「海外において直接目で見て感じたさまざまな経験はかけがえのないものです。広い視野で物事を捉えることが出来る素晴らしい経験であったことと思います。これからのますますの活躍を期待しています」と激励の言葉をいただきました。

 

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【留学を終えた2人へのインタビュー】

 

 経済経営学部4年 佐藤瑞己(さとうみずき)さん

 

 

Q:佐藤さんは3年生のときに、開南大学で行われた2週間の夏期語学・文化研修に参加されましたね。その経験について教えてください。

 

A:はい。自分自身、生まれて初めての海外経験となったこの研修への参加が人生を変えるきっかけとなりました。海外に行ってみたいな、というごく簡単な気持ちで足を踏み入れた国際部で、さまざまな温かいアドバイスをいただきました。研修では、中国語や台湾文化について学ぶ貴重な機会を得ることができ、とても有意義な時間を過ごしました。2週間と短期間ではありましたが、現地の先生方や学生との交流を通じて、実践的な中国語を学ぶことができました。また、台湾の歴史や習慣にも触れることができ、文化への理解が深まりました。

 

Q:研修参加後、どのような気持ちの変化がありましたか?

 

A:もっと長期で、学びを深めたいという思いが強まりました。十分に中国語を習得する前に帰国しなければならなかったことが心残りで、さらに学びを継続したいと考えるようになりました。

 

Q:その思いが、今回の半年間の交換留学につながったのですね?

 

A:そうですね。研修を通じて中国語をもっと深く学びたいという気持ちが強くなり、より長い期間、現地で学ぶことを決意しました。そのため、今回の半年間の留学に挑戦することにしました。

 

Q:現地での授業について教えてもらえますか。

 

A:開南大学では、中国語や英語で授業を受けられます。中国語の授業は、日本人学生のレベルに合わせて行われます。最初は難しく感じるかもしれませんが、次第に理解できるようになります。英語で経済やビジネスに関して専門的に学ぶことができるコースの授業もあります。ネイティブレベルの英語話者向けですが、先生のサポートもあるため、英語に自信がある方は挑戦する価値があります。さらに、中華料理やパン作りなど、台湾文化を体験できる授業もあり、興味に応じて選択するのもおすすめです。

 

Q:留学中、苦労したことはありましたか?

 

A:初めのうちは、相手が話している内容をなかなか理解できず、苦労しました。中国語は基本的に漢字を使用しているため、文字や文章を見ればおおよその意味を把握できますが、実際の会話ではネイティブの話すスピードに慣れておらず、内容を理解できないことが多々ありました。そのため、最初のうちはバスに乗ることができなかったり、自分で注文をするのが難しかったりしました。しかし、日々の生活を重ねるうちに、次第に聞き取れるようになってきました。この経験を通じて、諦めずに努力を続けることの大切さを改めて実感しました。

 

Q:今回の留学で得た成果はどのようなものでしょうか?

 

A:「一生の友人」が作れたこと、また「語学力の向上」ですかね。中国語に関しては、日常的に自分が食べたいものを注文できたり、電車やバスの時刻を尋ねたりすることができるようになり、最初と比べて大きな成長を実感しています。また、台湾人と予定を立てることができるようになり、それによって多くの交流の機会を得ることができました。さらに、英語に関しても、この半年間で聞き取り能力が大幅に向上しました。これは、IHPのクラスでの学びに加えて、寮で一緒に生活していた台湾人やモンゴル人との会話のおかげです。今後は、さらに単語量を増やし、よりスムーズに会話ができるよう努力を続けていきたいと考えています。

 

Q:後輩へのアドバイスをお願いします。

 

A: 留学中は出来ないことが多く、さまざまな壁にぶつかることがあります。「周りの人は出来ているのに、自分は出来ていない」と落ち込むこともあります。しかし、人それぞれやり方があり、出来るようになるまでのスピードも過程も異なります。だからこそ、諦めるのではなく、努力を継続することが最も重要だと感じます。

 

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 経済経営学部3年 室井駿哉(むろいしゅんや)さん

 

Q:室井さんも佐藤さんと同じように、2年生のときに開南大学で行われた2週間の夏期語学・文化研修に参加されましたね。詳しく教えてもらえますか。

 

A:私は高校生の時、カナダに2年半留学していました。大学に入学してからは、イギリスでの語学研修にも参加しました。この開南大学での研修でも、当初は英語を学ぶ予定でしたが、いざ授業が始まって、自分自身英語だけではなく中国語も学んでみたいと思うようになり、中国語のクラスを取ることにしました。中国語を学ぶこと自体初めてだったため、とても新鮮で興味深いものでした。この研修への参加がきっかけで、中国語と台湾文化により興味を持ち、長期の留学へ行くことを決めました。

 

Q:今回の留学で苦労されたことはありましたか?

 

A:苦労したのは、やはり中国語の会話です。特に発音は非常に難しく、漢字を見れば意味が理解できるものの、「この発音どうだったかな?」と悩むことが多々ありました。日本語や英語にはない声調があり、同じ音でも声調が違うだけで意味が変わってしまう点には苦戦しました。今後も引き続き中国語の学習には苦労しそうですが、少しずつでも上達していきたいです。

 

Q:今回の留学で得た成果を教えてください。

 

A:留学前は中国語の知識が不十分であったため、現地で日々中国語に触れるだけでも大きな成長を実感できました。しかし、この半年間では自分が満足できるほどの上達には至りませんでした。現地の人々と深く日常会話を交わすレベルまで上達できるよう、これからも日々中国語の勉強を継続していきたいと思います。

 

Q:後輩へのアドバイスをお願いします。

 

A:実際に私が台湾へ行って、中国語の声調が非常に難しいと感じ、開南大学の先生にアドバイスを求めたところ、「声調はそこまで気にする必要はない、前後の文脈で理解してもらえるよう、とにかく話したほうが良い」との助言をいただきました。
その上で、やはり留学中最も大切なのは、勇気をもって現地の方とお話しすることだと思います。恥ずかしがらずにチャレンジする気持ちを大切にしてください。

 

【留学中の様子】

 

 

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これからのお二人のますますの活躍に期待しています。

東日本国際大学ではさまざまな留学プログラムが充実しています。

海外に興味がある方、視野を広げたい方、ぜひ国際部に足をお運びください。

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