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第37回孔子祭を開催 「人間力の育成」の原点を確認 中西進先生・山脇直司先生による記念講演も行われました

2025.06.26

 

学校法人昌平黌は6月25日、本学1号館で第37回大成至聖先師孔子祭を開催しました。大成殿で行われた神事では神官が祝詞を奏上。本学関係者が玉ぐしを捧げ、緑川浩司理事長が祭主として「本日は昌平黌の原点となる建学の精神を確認し合う厳粛な日。『人間力の育成』に全力を注ぎ、未来を担って立つ使命感あふれる人材を輩出して地域社会に貢献していくことを改めてここに誓います」と挨拶しました。

続いて、会場をいわき市芸術文化交流館アリオスに移動し、第2部記念講演会に先立ち、新しい黌旗が披露され、緑川理事長より黌旗を寄贈した東日本国際大学といわき短期大学の同窓会「黌友会」の白石吉徳会長に感謝状が贈呈されました。

この後、緑川理事長が「国連ユニタールCIFALジャパン国際研修センター」など国際的視点に立った3つのプロジェクトなどを説明しながら、「学生第一の教育をむねとして、教職員一同、さらなる努力を積み重ねてまいります」とあいさつ、来賓の内田広之いわき市長が祝辞を述べました。

 

記念講演会では、国文学者の中西進先生が「行基の灰」と題し、仏教僧・行基の生涯を紐解きながら、学生に向けて「周りの人への思いやりの心が大切である」とご講演をいただきました。そして、本学客員教授で東京大学名誉教授の山脇直司先生は「分断された世界における儒教の意義」と題し、「和して同ぜず」という論語の言葉を通して、多様性を認め合う「和」の心が現代社会に重要であると語られました。

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