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留学生別科秋期入学式が挙行され44名が入学 「高校生のころから夢見た日本での留学を一生懸命頑張ります」

2025.11.28

東日本国際大学留学生別科の令和7年度秋期入学式が11月27日、本学1号館101教室で行われ、44名が将来の希望を胸に式に臨みました。

 

 

始めに、入学生一人一人の名前が呼ばれ、中山哲志学長が入学許可を行いました。

 

 

続いて、中山学長が式辞として、「皆さん、ご入学おめでとうございます。今回、ネパール、ミャンマー、中国、台湾、メキシコから入学された皆さん、ようこそ。皆さんの出身の国以外にも、これまで留学生別科には様々な国からの留学生が在学していました。例えば、ウクライナ、ボリビア、ベトナム、ブラジルなど。まさしく、世界中から多くの人が集まる、国際大学の名にふさわしいといえますね。日本語の勉強や文化の勉強は、楽しいことばかりではないかと思います。将来のため、皆さんの夢のために、頑張ってほしいと思います。

争いのない平和な世界となるよう、建学の精神である思いやりの心を持ち、やさしさを深め、高めていってほしいと思います。最後に、健康に気を付け、困ったことがあれば先生に相談してください。皆さんが充実した学生生活を送れることを心から期待します」と述べました。

 

 

続いて、緑川浩司理事長から、「皆さん、本日は東日本国際大学・留学生別科へのご入学、誠におめでとうございます。これから始まる新しい学びの旅路に、心より祝福をお贈りいたします。皆さんの中には、まだ日本語が十分に分からない方もいるでしょう。しかし、それでまったく構いません。なぜなら、皆さんはこれから日本語を学ぶために、この別科へ入学したのです。先ほど学長の式辞がありましたが、意味が分からなかった人がいても大丈夫です。大切なのは、「分かるようになりたい」という気持ちを持ち続けることです。その気持ちを形にするために、私たちは皆さんをサポートしていきます。どうか焦らず、一歩一歩、学びを積み重ねてください。

さて、昨日、本学の吉村作治総長がNHK「クローズアップ現代」に出演しました。82歳になった今もなおエジプトに挑み、70年にわたり夢を追い続ける姿勢。ピラミッドと向き合うその揺るぎない情熱。そして、『夢を決してあきらめない』という言葉。総長の生き方は、多くの人々に深い勇気を与えました。この姿を見ながら、私は今日、皆さんに三つのことをお伝えしたいと思います。

一つ目は、「夢をあきらめない」ことです。

どんなに時間がかかっても、努力を続ける人には必ず道が開けます。吉村総長がその生きた証です。どうか皆さんも、自分の夢を大切にし、決して手放さないでください。

二つ目は、「好かれる人になってください」。

人から好かれる人は、信頼される人です。信頼される人には、必ず仲間ができ、支えてくれる人が現れます。そして、夢を実現できるのは、そうした「人に愛される人」なのです。

三つ目は、「卒業後、いわきで活躍してほしい」ということです。いわき市には多くの外国人が働き、地域を支えています。皆さんも、この地で会社に就職したり、あるいは自分の会社を設立し、未来を切り拓いていくことができます。もし皆さんが、いわきで新しいビジネスを生み出してくれたなら、それは地域にとっても本学にとっても大きな喜びとなるでしょう。

どうか、この三つのメッセージを胸に、学びの時間を大切にしてください。そして、皆さんの未来が大きく花開くことを、心から願っています。

本日は本当におめでとうございます。」と祝辞を贈られました。

 

 

続いて、新入生を代表して、リベロ・ウエルタ・イサク・セバスチャンさん(メキシコ出身)が以下のあいさつを述べました。

「本日は私たちのためにこのような素晴らしい式を開いていただき、ありがとうございました。私は、子どものころから日本語に興味がありました。高校生の時、日本語を勉強する機会があり、そこから勉強を始めました。そして3年後、留学するチャンスを得て、今こうして日本で勉強しています。私は日本語をもっと勉強して、日本の大学に入学したいです。そのために、留学生活に早く慣れて、日本語が上手になるように、毎日一生懸命勉強することを誓います。先生方、どうぞよろしくお願いします。」

 

 

最後に、在学生を代表して、ピェ・ピェ・ピョーさん(ミャンマー出身)が「新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。私たちは、皆さんと一緒に勉強できることをとても嬉しく思います。新しい生活が始まって、楽しみもたくさんあると思いますが、同じくらい不安もあると思います。私も、最初は、日本語や日本での生活に困ることがありました。でも、先生や先輩たちのおかげで、少しずつ慣れてきました。大学では、いろいろな楽しいイベントもあります。これから、たくさんの思い出を作りながら、頑張って日本語を学んでいきましょう。困ったときは一人で悩まずに、先生や私たちに相談してください。皆さんの日本での夢がかなうことを祈っています。」と歓迎の言葉を送りました。

 

 

新入生の皆さん、ご入学誠におめでとうございます。

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