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令和7年度海外研修(米国シリコンバレー)結団式を実施 参加学生5人が抱負を語りました

2025.09.11

9月11日、本学1号館第一会議室で令和7年度海外研修(米国シリコンバレー)の結団式が行われました。

はじめに、引率を担当する国際部の松本梨奈係長から「昨年に続き、今回で2回目となるシリコンバレー研修を実施でき、また研修の引率を務められること、大変嬉しく光栄に思っております。米国シリコンバレーは、AppleやGoogleなど世界を代表するIT企業やベンチャー企業が集まる、先端産業の拠点です。昨年8月には、健康福祉学部の学生1名が研修に参加し、今回は5名の学生が研修に参加します。この地でしか得られない経験を通じて、学生たちがより多くの学びを得られるよう全力でサポートし、また私自身も多くを吸収し、今後の業務に活かしてまいります」との挨拶がありました。

次に、参加学生5名がそれぞれ自己紹介と抱負を語りました。

「異文化や現地の文化・言語に触れて視野を広げたい」「英語やコミュニケーションの壁に挑戦し、多くの人と交流して成長したい」「シリコンバレーの挑戦を歓迎する文化を体感し、自ら行動できる人間に変わりたい」「研修で得た経験を将来のキャリアや大学・地域への貢献につなげたい」と様々な熱意が語られました。

経済経営学部4年の鎌田璃珠さんは、「この度、米国シリコンバレー研修という貴重な機会をいただけたことを大変嬉しく思います。私は昨年度の韓国研修・米国ハンフォード研修に続き、3回目の海外研修への挑戦となります。これまでの海外研修を通して、広い視野で物事を見られるようになったり、たくさんの人と交流して多様な価値観を吸収したりして自己成長ができていると実感しています。

今回の海外研修では、世界有数の企業が集まるシリコンバレーの視察や、異文化交流を通して、社会で活躍していける人材に少しでも近づけるようにアントレプレナーシップを養いたいと考えております。また、多様な民族や人種が共存するアメリカで、多岐にわたる文化や人々の価値観を積極的に受け入れ、自分とは異なる文化的背景を持った人々との交流を楽しみたいと思います。

帰国後は、現地で感じたことを身近な人たちや学内外の方々と共有し、将来の学びや活動にもつなげていけるよう努力していきます。

今回の研修実施にあたり、多大なご支援をいただきました皆様に心から感謝申し上げます」と参加学生全員を代表して決意を述べました。

この後、渡航支援費として一般社団法人福島浜通りトライデックから学生1人につき5万円の奨学金が授与され、緑川浩司理事長から一人ひとりに手渡されました。

次に、中山哲志学長は「参加学生の皆さんの抱負をお聞きし、それぞれ具体的な目的を持って参加されていることが良く分かりました。短い期間ではありますが、積極性やチャレンジ精神を培うことが出来る良い機会になると思います。昨日、留学生別科に在学するアメリカ出身学生が来日したご家族と共に大学へ足を運んでくれました。このように、日々本学の国際活動が益々活発化していることを強く実感しています。

今回は4年生の方が多く参加されますが、卒業間近のタイミングでもありますので、きっと社会に出た後にも役立てることのできるヒントを得られることと思います。自分を揺り動かすエネルギーを感じてきてください。まずは健康第一で、研修が充実したものとなるよう心から願っております。楽しんできてください」と激励の言葉を送られました。

最後に、緑川浩司理事長より「今回参加される皆さんの表情を見て、とても素晴らしい表情をしていると強く感じています。2年生の方は人生初の海外がシリコンバレーとなりますが、素晴らしいチャレンジ精神です。大変貴重な経験となることでしょう。本学にはシリコンバレー以外にも多くの海外研修プログラムがありますので、ぜひ帰国後も積極的に挑戦し続けていただければと思います。また卒業前にチャレンジがしたいと明確な目標を持って参加された4年生の皆さんも非常に素晴らしいことです。本学の吉村総長のように、様々な目標を持って、夢を諦めず、チャレンジし続けていただきたいと思います。

今回、一般社団法人トライデックからも皆さんに奨学金が授与されましたが、福島浜通り地域の復興のため、地域に還元できる国際的な人財の育成は不可欠です。本学としても、海外の大学との交流の輪をどんどん広げていきます。

また、現地では本学のみならず他大学の学生さんや社会人の方々と一緒に行動されるとのことですが、ぜひとも積極的に交流し、人脈を広げてきてください。『豊かな人間関係』を築き上げた方が幸せな人生を送っているとの研究結果も出ています。

自分が考えている以上に自分の持つ力は大きい、ということをぜひ心に留めて、失敗を恐れず挑戦してきてください。皆さんの成長した姿を楽しみに待っています。まずは、無事故で元気に帰ってきてください」とエールが送られました。

 

研修は令和7年9月14日~21日までの日程で行われ、主にスタンフォード大学やサンノゼ州立大学などの高等教育機関、またペガサス・テック・ベンチャーズ、Apple、Googleなどの企業や組織を訪問・研修することを予定しています。

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