経済経営学部

学部長メッセージ

地域社会に根差し、国際社会につながる、
そのために必要なスキルと能力は何かを知り、身に着ける。
経済経営学部長 河合 伸

経済経営学部長

河合 伸
東日本大震災からの復興をリードしている福島県いわき市は、日本社会と地方が抱える様々な問題とその解決のためのヒントとチャンスにあふれた中核都市です。そこに立地する本学では、こうした環境を活かすとともに、様々な教育改革プロジェクトを推進しながら、リテラシー(知識を活用して問題解決する力)と同時にコンピテンシー(経験から身に付いた行動特性)を醸成します。
社会の大学への要請はより多岐に、具体的に、高度になっており、「どこで・何を学んだか」より「どのような力を身につけたか・何ができるか」が求められています。本学では文部科学省の2つのプロジェクト「大学教育再生加速プログラム(AP)『卒業時における質保証の取組の強化』」「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」に採択された取組を深化させ実践しています。
東日本大震災における、福島第一原子力発電所の廃炉作業、令和元年東日本台風などの激甚災害、世界的な新型コロナウイルス感染症のパンデミックなど、社会で解決しなければならない課題が次から次へと惹起しています。
経済経営学部では、建学の精神である儒学を根幹としつつ、そうした激動の世の中にあっても生き抜く人間力、そして経済や社会、企業の仕組みを理解し、ICT(情報コミュニケーション技術)の知識・技術を駆使して問題を発見・解決できる人材を育てることを目標としています。そこで身に着けた能力を確かなものとし、将来地域社会を支える経済人や公務員、さらには高度情報・デジタル社会をリードする経営者、グローカルに活躍する国際人となる多様な学びを提供し、実践しています。
多様な知識やスキル、問題解決能力を身につけよう。
公務員から東証一部企業まで。ICT社会の最前線で、経済・経営に関する幅広い知識と専門性を生かし活躍する人材を育成する8コース。 学内での講義はもちろん、実際の地域の経済・社会活動に参加し学ぶ体験型学習も導入。各コースは柔軟に連携し、多様な目標の実現をバックアップします。
「公務員・教職コース」
公務員・教員となって地域社会に貢献したいという強い意欲を持つ人のために、e-ラーニングによる試験対策や教職科目を用意し、将来のキャリア形成に必要な知識を習得します。
「企業経営コース」
経営者を目指すための経営組織、経営戦略などの理論を学ぶとともに、簿記、会計など企業活動で役立つ実践的な知識を身に着けることを目指します。
「経済・金融コース」
経済の基礎から地域・世界の経済情勢を理解するとともに、金融や地域経済の理論と実践的知識を深く学び、グローバル経済の中で活躍するための力とスキルを養います。
「デジタルコミュニケーションコース」
デジタル時代に即戦力として活躍できる人材を目指し、社会に巣立ってからも大切な文章力と会話能力を身につけます。
「AI・情報コース」
AI(人工知能)に関しての基礎知識身に着けると共に、情報・コンピュータ関連の知識やプログラミングなどのスキルを専門的に学び、経済活動に活かすことを目指します。
「スポーツマネジメントコース」
スポーツイベントやボランティア活動など、スポーツを通してマーケティングや組織運営、経営学などについて広く学び、スポーツ関連企業などへの就職を目指します。
「観光マネジメントコース」
観光や地域に関わる基礎知識を学び、観光関連企業の協力による実務家による講義、PBL型の演習で実践力を身に着け、裾野の広い観光サービス関連産業での活躍を目指します。
「エジプト考古学マネジメントコース」
エジプト考古学の第一人者である吉村総長の指導の下、エジプトに関する基礎知識からエジプト現地実習による実践的学びまで、一貫した大型プロジェクトのマネジメントに関わりながら学ぶことで、高いレベルの知識とスキルの修得を目指します。
経済経営学部ポリシー
経済経営学部の人材育成の方針などについては、こちらのページをごらんください。