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留学生別科春期入学式が挙行され42名が入学 「これから始まる生活にワクワクしています」

2023.05.19

留学生別科の令和5年度春期入学式が5月18日、本学1号館101教室で行われました。とても良い天気に恵まれ、それぞれの国の民族衣装が一層綺麗に見えました。

 

 

まず、中山哲志学長が入学許可を行いました。

その後、同学長が式辞を述べ、それぞれの学生の母国語を交えて挨拶しながら「皆さん、ご入学おめでとうございます。今日から皆さんは、東日本国際大学の学生であり、我々の家族となります。皆さんのご入学を一同、心から喜んでいます。これから日本の言葉で日本を学び、将来皆さんの母国の役に立つ人材になって下さい。大学には様々な国から来た留学生や日本人の学生がたくさん学んでいます。ぜひ色々な学生と関わってください。困ったことがあったら遠慮なく質問してください。これから日本語が上手になり、豊かな留学生生活となることを祈っています。」

 

 

続いて、吉村作治総長から以下のような祝辞が贈られました。

「皆さん、ご入学おめでとうございます。本日は半分のおめでとうですね。修了する時に、残りのおめでとうを伝えたいと思います。私もエジプトについて60年間研究をしていますが、皆さんもこれから日本の良いところをたくさん見つけ、言葉だけではなく文化もたくさん学び、日本のことなら何でも知っているぞと自負できる人になって下さい。日本人の学生さんは、留学生の皆さんに話しかけることを恥ずかしくて躊躇しがちです。ぜひ皆さんから話しかけてあげてください。理想を持って、頑張っていきましょう。」

 

 

次に、緑川浩司理事長から以下のような祝辞が贈られました。

「入学おめでとうございます。皆さんの先輩の中には、別科から学部に進学し、大学の首席・総代として華々しく巣立っていった卒業生もいました。史上初、留学生が全学のトップになったのです。本日同席している皆さんの先輩も、卒業後には日系企業の在ミャンマー工場の初代工場長として就任した素晴らしい方です。こうして自分の後輩を40人も連れてくることになるとは思いもしませんでした。他にも、これまでの卒業生たちは日本に就職したり起業したりと、様々な形で成功を収めています。そういった先輩方の活躍もあり、いわきにおいては『人柄良く、勉学に励む、アルバイト先では真面目に働く』留学生が大きな信頼を得ています。皆さんが今日ここに来るまでに様々な問題を乗り越えてきた、その努力に対して私はおめでとうの気持ちでいっぱいです。東日本大震災の際には、当時在学していた200名の留学生全員を最後までサポートし、一人も残さず無事に避難させたこともあり、留学生の面倒見の良さは日本一であると評価を受けました。本学の教職員は皆さんを責任もってサポートしますので、安心して勉学に励んでください。皆さんは『ありがとう』という言葉を知っていますか。ありがとうは、日本で生きていく上で最も大切な言葉であり、魔法の言葉なのです。覚えてください。これから皆さんが2年間で多くのことを学びながら日本語の力を伸ばして卒業の時には全員N1の日本語能力を身に着けることを楽しみにしています。」

 

 

 

最後に、かつて本学を卒業した留学生の娘さんである、シュウェ・ムー・ウーさん(ミャンマー出身)が入学生代表してあいさつし、「本日は私たちのために、このような素晴らしい式を開いてくださり、先生方、ありがとうございました。私が日本に興味を持ち始めたのは、子供の時に見た「千と千尋の神隠し」という映画がきっかけです。その映画には日本の美しい風景や助け合う日本人の心が描かれていました。また、私の母も以前、この大学で学んでいたので、大学の素晴らしさや、先生方のやさしさなどを聞いていました。このような理由で、私は日本に行きたい、この大学に留学したいという気持ちがどんどん強くなっていきました。今、これから始まる生活にワクワクしています。私たちがこの日を迎えられたのは、国の両親やたくさんの人の支えがあったからです。この感謝の気持ちを忘れずに、これから精一杯努力することを誓います。先生方、本当にありがとうございました。」

 

  

 

素晴らしい代表あいさつに教職員一同も感動しました。皆さん、これから一緒に頑張っていきましょう。

 

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