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第8回「英語講座(英国)」解団式 参加学生による成果報告が行われました

2024.04.23

本年2月14日~3月15日の日程でイギリスにて実施された、令和5年度「第8回英語講座(英国)」の解団式が4月18日(木)、本学1号館5階第一会議室にて行われました。本学の学生を海外姉妹協定校であるカンタベリー・クライストチャーチ大学(以下、CCCU)に派遣し、英語をはじめとするイギリスの文化や歴史を学ぶ機会を提供することを目的としてきた本講座について、派遣学生と引率教員から成果報告がなされました。

 

 

まず、引率教員である飯村祥之先生(本学経済経営学部講師)が、CCCUでの授業をはじめとする研修内容について報告しました。CCCUでの授業については、英語にそれほど習熟していない学生から十分な知識を持った学生にまで対応した設計になっており、特にあらゆる学生が積極的に発言できる環境づくりに配慮されていた点が強調されました。加えて、CCCUのスタッフによる充実した支援はもちろんのこと、大学が地元のチャリティ団体と連携することによって留学生を支える仕組みが補完されているといった、CCCUの留学生受け入れ体制についても報告がなされました。さらに、派遣学生がカンタベリー滞在中に参加した「国際母語デー(International Mother Language Day)」のイベントにおける地域住民との交流についても報告があり、イベントに列席されていたカンタベリー市長への表敬や、地元の子どもたちとの交流(本学学生による折り紙講座)など、学生たちが授業で学んだ英語を活かす様子がスライドで紹介されました。

 

 

次いで、参加学生全員からの挨拶および成果報告があり、それぞれ今回の研修を通して学んだこと、この貴重な経験をどのように今後の学業に活かしていくかについて抱負を述べました。その締めくくりに参加学生を代表して、片寄翔太さん(現:経済経営学部2年)が、学生の発言がより多く求められたイギリスの大学での授業からの学びを「新しい語彙や発展的な文法知識を身につけたのはもちろんのこと、失敗を恐れずに自分の意見を発言することの難しさを体験しながら、徐々に積極的に発言する心構えが養われた」と総括し、またカンタベリー大聖堂をはじめとするイギリスの文化遺産をつぶさに観察することで「日本の文化とは全く違う歴史をたどって進歩してきた空間で表現される壮大さや厳格さ」を感じ取ったと報告しました。

 

 

 

報告を受け、中山哲志学長から「非常に良い研修となったことを大変嬉しく思う。異文化の中で暮らす人々と交流することが皆さんの財産となったはず。そうした経験を本学の他の学生たちに共有したり、あるいは協定校からの派遣学生を受け入れる際に今回養われたコミュニケーション能力を活かしたりといった機会を積極的につくっていってほしい」との言葉が送られました。

 

 

 

最後に、緑川浩司学校法人昌平黌理事長から「無事に帰国したことが何よりの成功。皆さんの顔を見ていると、この講座がそれぞれの目的意識や情熱を新たにする良い経験となったことがわかる。変化や革新をもたらすのは知識ばかりでなく情熱。この情熱をもって、さらなる経験を重ねていってほしい」との激励をいただきました。

 

 

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