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本学留学生がいわき消防署の119番通報訓練に参加 「通訳を介した通報の仕組みが整っていることに安心しました」

2023.06.30

本学留学生を代表し、韓国出身2名、ウクライナ出身2名の計4名の留学生が6月29日、いわき市消防署で119番通報訓練に参加しました。

 

 

 

この訓練は、いわき市内に居住する外国人や観光客など、日本語のコミュニケーションが困難な人からの119番通報に、多言語による電話同時通訳サービスを介した三者間同時通話(通訳)を利用して迅速に対応できるようにするためのもので、昨年に引き続き今回も本学の留学生が実際に通報のロールプレイを行いました。

 

 

 

これまで通訳対応言語が限られていましたが、今年度から通訳できる言語がおよそ30ヵ国まで増え、日本語や英語をうまく話せない留学生であっても緊急時に通報できる仕組みが整っているようです。

 

それぞれの留学生が、傷病者の発見や火事など、様々なシチュエーションにおける通報者役となり、現場を発見してから母国語を使って通報するに至るまでのロールプレイを実施しました。

 

 

 

 

訓練の前後には消防署の施設や設備、消防車等をお見せいただき、参加した留学生も興味津々に話を聞いていました。

 

 

 

いわき消防署においては2019年から通報のための通訳システムを導入しているようですが、これまで実際に通訳を使用した例は8件とのことでした。

いわき市に住む外国人の方々が安心して、自分の国の言葉で通報して良いのだという認知度を少しでも高めていきたいとのお話でした。

 

参加した留学生からも「外国人に対するサポートが手厚く、もしもの時にも自分で通報できるということが分かって安心しました」との声がありました。

 

 

 

【いわき消防署での通訳対応言語】
英語、中国語、韓国語、ベトナム語、ポルトガル語、スペイン語、ロシア語、タイ語、ネパール語、ミャンマー語、ヒンディー語、フランス語、モンゴル語、タガログ語、インドネシ ア語、ペルシャ語、広東語、アラビア語、ウルドゥー語、クメール語、台湾語、ダリー語、 パシュトー語、ベンガル語、ラオス語、イタリア語、ドイツ語、シンハラ語、トルコ語、タミル語、ウクライナ語

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