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「海外研修(台湾)」結団式を開催 5名の参加学生が抱負を語りました

2023.08.09

8月9日、本学1号館5階第一会議室において、令和5年度「海外研修(台湾)」の結団式が行われました。

 

 

はじめに、引率職員の松本梨奈国際部主任が挨拶し、があり、本学の姉妹校である台湾・開南大学での研修について説明しました。本学としては2019年8月から参加した本研修は、8月16日から8月30日までの15日間の日程で、研修団員は英語クラス、中国語クラスの2チームに分かれて本格的な語学授業を受け、また国立故宮博物院見学やお茶文化体験など、様々な文化プログラムに参加します。新型コロナウイルス感染症の影響を受け、2020・2021年度は中止となり、また昨年2022年度はオンラインでの語学講座開催となりましたが、今回無事に台湾現地での研修を行えることとなりました。

 

 

次いで、参加学生一人ひとりが自己紹介を行い、語学の習得、台湾の歴史や文化学習、異文化理解やスキルアップに関する抱負を語りました。中には、本学で学ぶ台湾留学生の友人を驚かせられるレベルの中国語を習得したいと述べる学生もいました。

 

 

 

 

最後に参加学生を代表して、佐藤瑞己さん(経済経営学部3年)から「今回の研修実施にあたり、多大なご支援をいただき、関係各位の方々に心から感謝申し上げます。私は、小さい頃から海外に憧れを持ち、いつかは海外に行きたいという夢がありました。コロナ禍ではオンラインなどの対応となっていた海外研修ですが、今回このように台湾現地で研修が行われるとの話を知った際、自分自身の貯金では参加費が賄えず、一度参加を断念しようと思いました。しかし、国際部の先生に相談をする中で、やはりこのようなチャンスは今後学生生活の中でしか得られないかけがえのないものだと思い、両親を説得し参加費を借金してまで行くことを決心し、無事参加できることとなりました。今回の研修で、中国語を学ぶことはもちろん、それ以上に現地の人と関わり、友達になり、たくさんの文化や違いに触れ、今後のグローバル化に対応できるような人材になれるよう学びを深めてまいりたいと思います。また、本学の建学の精神である「儒学」ですが、台湾における儒学にも触れ、人間力をさらに磨きながら、より社会で活躍できる人材になれるよう努力して行きたいと思います。」と熱い決意を語りました。

 

 

これを受け、東日本国際大学中山哲志学長から「皆さんの決意表明をお聞きして感銘を受けました。皆さんのように若い世代の方々が、隣国の様々な歴史や文化を理解するということは非常に重要なことです。台湾での学びが皆さんの今後の専門の勉強を助け、より価値のあるものとする良いきっかけになると思います。報告を楽しみにしております。」との言葉が送られました。

 

 

次に学校法人昌平黌吉村作治総長は「私自身、大学時代に台湾に行ったことがありますが、台湾は小さい国ではありますが、とても素晴らしい国です。若いうちに外国の空気を吸うことは、自分の視野を広げる意味でも非常に大切なことです。台湾の国立故宮博物院は考古学的観点から見ても、素晴らしい展示物がたくさんありますので、ぜひ見てきてください。」と述べました。

 

 

最後に、学校法人昌平黌緑川浩司理事長は「皆さんが参加する研修は、私が2019年3月に台湾の開南大学を表敬訪問した際、開南大学の理事長から直接ご提案をいただき、私が帰国した同年8月に本学初の研修団を開南大学の『夏期中国語・英語並びに台湾文化研修プログラム』に参加させたのが始まりとなっています。私自身、台湾を数回訪問していますが、台湾は非常にオープンで、親日な国家です。台湾で覚えた印象的な中国語は『対、対、対(ドゥイ、ドゥイ、ドゥイ)』です。それは、日本語でいう『そう、そう、そう』を意味し、そういった言葉からも台湾人の他人の意見を尊重する雰囲気というものを感じました。また、エリートはしっかりと他人のために働き、人々から尊敬されています。ぜひ皆さんにも様々なことを現地で感じて来てほしいと思っています。今回のプログラムにも含まれているかと思いますが、皆さんには、本学の建学の精神である孔子廟をぜひとも見てきていただきたいと思います。台湾はとにかく蒸し暑いので、まず一番に大切なことは無事故で、元気に帰ってくることです。皆さんの成長した姿を楽しみにしています」と激励の言葉を送りました。

 

 

 

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