Iさん

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Iさん

福祉環境学部 社会福祉学科卒業

出身高校:東日本国際大学附属昌平高校

就職先:パライソごしき

大学に入って自分を変えたいと思った

・吹奏楽部に入部


高校時代は、引っ込み思案で消極的な性格でした。大学に入って自分を変えたいと思った。

学生のうちにしかできないことをたくさんやろうと思いました。

まず、中学の時にやっていた吹奏楽部に入部しました。大学3年生になって吹奏楽部部長に指名を受けたのですが、人の上に立つことの責任の重さを感じました。伝え方一つでいろいろ変わってしまう。今まで知らなかったことがわかった時は本当に嬉しかったです。部活は団体行動なので、全体の良い雰囲気を保つために、部長としてムードメーカーの役割も果たしました。もともとプラス思考ではないので、周りの仲間に支えられながら部長としての責務を果たすことができたと思っています。

・情報発信のサークルで活動


福祉学部のゼミの仲間と一緒に、情報発信のサークルに入りました。一つの施設に自分でアポイントメントを取って、インタビューをして旬の情報を得ます。そこで作っている商品などを地域復興センターに出して放射線量の測定結果をもらってから、インタビューで答えていただいた内容とその結果をホームページに載せました。

その後、FMいわきのユニバーサル・マルシェという10分間のラジオ番組に出させていただいて、ホームページに載せた記事や自分の思ったことなどを、毎週月曜日の番組で世界に向けて発信しました。最初は、3人だけの小さなサークルでしたが今では15人に増えました。(中心メンバーとして活躍していたそうです。)勿来授産所では味噌を紹介しました。市内の授産施設が主でしたが、アポを取ってインタビュ―、その後まとめて記事を編集(記事の編集は東日本計算センターに依頼。)して打ち込むというスタイルで活動を続けました。

周りの方から吹奏楽部やマルシェの活動を「良かったね」と声をかけてもらうようになりました。高校の先生からも変わったねと言われました。

・もし大学に来ていなかったら


もし、大学に来ていなかったら普通に働くか、専門学校へ行っていたかもしれない。どんな人生を送っていたんだろう、と。

そんなことを考えると今この大学にきて本当に良かったと思っています。4年間なので、ゆっくりと時間をかけて成長することができたと思う。最初は、長い、と感じたが、今はもっと大学にいたいとさえ思っています。

お陰さまで、パライソごしきから内定をいただきました。人間関係が暖かく職員と利用者さんとの間が良い関係にある施設です。将来的には、児童福祉の方に興味を持っています。今も近くの浜相談所でアルバイトをしています。(取材当時)

将来の目標は、笑顔を与えられるような人になりたいです。大学4年間で変われた自分ですが、さらに飛躍していきたい。自信のないところ、足りないところをのばしていきたい。

まだまだ、自分を攻めてしまうところがあるので、プラス志向で前向きに行きたいです。