Library&Laboratory
図書館・研究所東洋思想研究所
公開講座 昌平塾
昌平塾について
「いわきから世界へ」を合言葉に、学術発信を続ける東日本国際大学では、これまでにも多彩な知識人の方のご理解・ご協力のもとに学術活動を続けて参りました。また、それらの成果を社会に還元するため、さまざまなアウトリーチ活動を行ってきました。
その一つである昌平塾は本学客員教授を務める森田実先生(昌平塾名誉塾長)の提案により平成27年4月3日に始まりました。それは、受難の地いわきから東洋思想の復興を目指す思想運動であり、教育活動です。将来においては、混沌とした時代を照らす「いわき学」「いわき学派」の確立をその目的としています。森田実先生は、かねがね「現在のアカデミズムは流行や人気取りばかりである。純粋に東洋思想の現代的意義を探求する思想運動をこのいわきの地より起こしてもらいたい」との要望を語られていました。そこで、かつての京都学派にも匹敵する「いわき学派」を、との森田先生の期待に応えるべく、被災地にして原発問題を抱えるいわきこそ、新しい文明が台頭する使命の場所であり、なかんずく、儒学を理念とする本学がその発信地になるべきだとの想いから、東洋思想研究所が中心となり、早稲田キャンパスを拠点として「昌平塾」は開設されました。
ここで言う「いわき学」とは、単なる「いわき地域の研究」を意味するものではありません。一般的には「福島学」や「仙台学」など、地域を冠する研究はいずれも地域研究の名称であることが多いですが、昌平塾が掲げるところの「いわき学」とは、「いわき発の新しい東洋思想」のことを意図しています。私たちはこの意義を踏まえ、東洋の古典に親しみながら、「いわき学派」と称される新時代の思想哲学を創出していきたいと思っています。
その一つである昌平塾は本学客員教授を務める森田実先生(昌平塾名誉塾長)の提案により平成27年4月3日に始まりました。それは、受難の地いわきから東洋思想の復興を目指す思想運動であり、教育活動です。将来においては、混沌とした時代を照らす「いわき学」「いわき学派」の確立をその目的としています。森田実先生は、かねがね「現在のアカデミズムは流行や人気取りばかりである。純粋に東洋思想の現代的意義を探求する思想運動をこのいわきの地より起こしてもらいたい」との要望を語られていました。そこで、かつての京都学派にも匹敵する「いわき学派」を、との森田先生の期待に応えるべく、被災地にして原発問題を抱えるいわきこそ、新しい文明が台頭する使命の場所であり、なかんずく、儒学を理念とする本学がその発信地になるべきだとの想いから、東洋思想研究所が中心となり、早稲田キャンパスを拠点として「昌平塾」は開設されました。
ここで言う「いわき学」とは、単なる「いわき地域の研究」を意味するものではありません。一般的には「福島学」や「仙台学」など、地域を冠する研究はいずれも地域研究の名称であることが多いですが、昌平塾が掲げるところの「いわき学」とは、「いわき発の新しい東洋思想」のことを意図しています。私たちはこの意義を踏まえ、東洋の古典に親しみながら、「いわき学派」と称される新時代の思想哲学を創出していきたいと思っています。
お問い合わせ
窓口/担当 | 東日本国際大学東洋思想研究所 |
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所在地 | 〒970-8023 福島県いわき市平鎌田字寿金沢37番地 |
電話/FAX | TEL: 0246-21-1662 / FAX: 0246-41-7006 |