経済経営学部

卒業生の活躍

社会で活躍する卒業生 <経済経営学部>
部活動で鍛えた体力と精神力を存分に発揮して

丸山 剛さん

いわき市消防本部 平消防署勤務
経済経営学部2020年3月卒業
(東日本国際大学附属昌平高等学校出身)
地域のために役立ちたい。 その想いをより一層強めた経験に
2019年の10月、日本列島を縦断した台風19号の影響により、東北地方一帯が大きな被害を受けました。当時、私は柔道部のキャプテンを務めていました。
記録的な大雨による被害は甚大で、監督と助監督からボランティアの話があった時はその話を受けるかどうか真剣に悩みました。4日後に全国大会出場を控え、まさに柔道部員たちの練習も佳境を迎えていたからです。しかし、その話をしてくれている助監督の家もじつは水に浸かったと聞き、とにかく自分たちが地域の力になれるならボランティア活動をしようと決めました。
もともと私は、卒業したら公務員として地域の発展の役に立ちたいと考えていました。人のために尽くすボランティアの経験は、その想いをより一層強くする出来事になりました。
現在は、平消防署警防係に所属し、消防車両での消火活動や救助工作車による救助活動、消火栓や防火水槽の管理などの業務に就いています。 消防の仕事には救急救命士、消防設備士、危険物取扱者、大型自動車免許など様々な資格を必要とし、寸暇を惜しんで勉強を重ねる日々です。学生時代、勉強や柔道に打ち込むなかで培ってきた、何事にも積極的に取り組むという精神は、すべて今につながる大きな財産だと感じています。私にとってまさに人生における貴重な経験となりました。
協力しあい活動することで身につけた責任感

吉田悠理さん

いわき信用組合湯本支店勤務
経済経営学部2021年3月卒業
(福島県立湯本高等学校出身)
イベントの企画・運営で地元に貢献
大学進学のきっかけは、姉が通っていたことと、奨学金制度が充実した点、地元への就職率が高いところに魅力を感じ進学を決めました。
大学ではスポーツマネジメントを専攻し、学部交流球技大会、学生100人を集めて四倉海岸でビーチスポーツ大会を企画・運営しました。また吹奏楽部に所属し、大会や老人ホームでのボランティア演奏等を行いました。準備やクラウドファンディングなど大変なことも多かったのですがイベントとして大成功し、学生から「また参加したい」という声や地元の方々から「このようなイベントが増えることは大変嬉しいこと」と言っていただけたことは、私にとって本当に素晴らしい体験でした。大会を企画・運営する上で、先輩・後輩、外部の方々と協力しあい活動することで、コミュニケーション能力や責任感が身についたと思います。また視野や考え方が広がったと思います。
入学当初から「いわしんはばたき奨学金」を受給していたことから金融機関に興味を持ち、また地元に積極的に貢献していることに共感し、本行に就職を決めました。実際に働いてみて、お客様のお金を守るために法律や犯罪防止についての知識が必要だと感じ、不安になることもありますが、研修制度やメンター制度があり、わからないことや不安などを相談しやすい環境が整っていて安心な職場だと感じています。今後も仕事を通して地元の方々に貢献していきたいです。