「いわ短の授業 体験してみた!」動画シリーズがYoutubeで配信中です。
短大の授業やイベントの様子がわかる内容となっており、現在は
・入学式編
がアップされています。
今後も追加していく予定ですので、ぜひご覧ください。
ご視聴は短大HPトップ下のバナー、またはこちらから↓
▼「いわ短の授業 体験してみた!」動画ページ
http://www.shk-ac.jp/ijc/campus_life_movie.html
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いわき短期大学幼児教育科の特色ある授業
保育内容総論「こどもの命を守る保育者となるために」
いわき短期大学幼児教育科 教授 鈴木まゆみ
本日の授業では、昨年度の卒業生9人が制作した減災絵本を教材に、「子どもの命を守る保育者となるために」というテーマについて保育の総合的な視点で授業を展開しました。
授業担当の鈴木からは、まず、減災教育の意義について学生に問いかけがあり、無くなることのない災害のリスクをどのように最小限にとどめ、子どもたちが自ら命を守るための行動を促すことができるのかについて講義がありました。また、避難訓練についても、強制ではなく発達を総合的に捉えて意欲を引き出す指導の工夫について提案がありました。その方法の一つにあげられる減災絵本を活用して、こどもたちに総合的にアプローチする方法について、実践例を取り上げて講義を行いました。
授業にはゲストスピーカーに減災絵本の制作メンバーであった伊藤愛未さん(令和2年3月卒業・いわき市金山保育園勤務)を迎え、減災絵本制作や保育現場での実践にまつわるエピソードを語ってもらいました。
(テレビユー福島の映像から引用)
愛美さんは、制作にあたり仲間と共に災害や減災教育について基礎的研究をしました。中でも、仙台市の震災遺構である荒浜小学校を訪れた時に、「こどもたちに、何があってもけして諦めずに命を守っていくことの大切さを伝えたい」という思いを強くしたそうです。減災絵本には、東日本大震災からの教訓を活かしていきたいという願いが込められていることが伝わってきました。
仙台市の震災遺構 「仙台市立荒浜小学校」スタディツアーで訪問時に田久学長が撮影(平成31年3月)
その後、絵本のストーリーや登場人物のキャラクターづくり、手書きによる着色、仕上げ等、制作当時の苦労話や完成した時の達成感等について具体的に語ってくれました。
左下の可愛い犬は、愛美さんが考案した「ぼうさいまる」
「ぼうさいまる」は、絵本の中では子どもたちを助けるレスキュー犬。風呂敷の中には、水や懐中電灯等の防災備蓄品が入っています。
(テレビユー福島の映像から引用)
スピーチの終わりには、「いつか保育現場で出会うことができたら、子どもの命を守る保育者となれるよう切磋琢磨していきましょう」と結んでくれました。
温かな先輩の言葉は、幼児教育科1年生の学生に胸にとどいたようで、「人生の糧となるスピーチだった」「先輩からバトンを渡してもらったようで気持ちを新たに頑張ろうと思った」等、提出されたレポートには、多くの学びが記述されていました。
令和2年3月卒業 伊藤愛美さん(現在いわき市 金山保育園勤務)
現在はいわき市にある金山保育園で0歳児を担当している愛美さん。優しい先輩に恵まれ、日々、かわいいお子さんの保育に邁進中です。
授業当日は、金山保育園さんよりお休みをいただいて駆けつけてくれました。コロナ禍の状況の中にもかかわらず、快く愛美さんをゲストスピーカーとして送り出してくださった金山保育園の園長先生、職員の皆様、ご尽力とご配慮に心より感謝申し上げます。
今年度「美枝子ゼミ」では、ゼミ活動を通して「地域」に飛び出して、「新しい出会い」、「新たな自分を発見!」をテーマに活動をしています。
講師に、福島県立平支援学校の稲田先生を招いて「デジタル絵本づくり」に挑戦!
最初は、パワーポイントを使って、それぞれが好きな絵本を参考にして、オリジナルな“デジタル絵本”を作成!
夏休みを使って、保育所(園)や、幼稚園に訪問し、子どもたちの前で演じたいと、張り切っています!
最後は、みんなで発表会!笑いあり、驚きあり!…盛り上がり!講師の先生も学生の表現力にプラスアルファの講義を…
「かんづめ あけちゃダメ」のオリジナル版をつくりました!
古殿町「三株高原まつり」へボランテイアとして参加!
地域の人たち、古殿町役場の方々、立命館大学の学生と一緒に展望台まで歩き、「みんなが楽しめるためのハイキングコースづくり」に参加!
短大生、大学生の視点からたくさんのアイデイアが提案されました!
展望台においてあったノートに、「記念に、一句…」みんなで「楽しい思い出」を書き残してきました。
古殿町の町長さんはじめ、役場の職員の方々、地域に皆様から歓迎され、おなか一杯、御馳走していただきました。
保育士の仕事も、いろいろ!子ども一人ひとりのためのオーダーメイドの療育にびっくり!質問もたくさん出て、時間が足りない~
子ども一人ひとりの特性に合わせた「視覚教材」について、説明していただきました。
いわき市にも、いろいろな子どものための施設があるのにびっくり!「保育士の資格」でできる様々な仕事の多さもびっくり!進路選択の幅が広がりました。
「感覚統合」という言葉を授業で習ったけれど… こんな楽しい遊具で育つんだ…
いわき短期大学では、基礎実習に入る前に1年生が附属幼稚園に見学に行きます。幼稚園はどんな所なのか思い出したり、施設の特徴や保育室の環境作りについて学んだりします。
5月28日の見学では、最初に田久隆子園長が笑顔で温かく迎え、挨拶。その後、基礎実習配属クラスの年齢ごと3班に分かれ園内を見学しました。
先生方が、クラスのこれまでの活動の経緯や子どもたちの姿を解かりやすく説明してくれ、子どもたちの遊びと生活の環境を理解するうえで大変参考になりました。
年長組の保育室では、お誕生日を迎える等身大の自分を描いた迫力ある作品を見て「5歳児になるといろんなことができるんですね」と興味深々。
各保育室の子どもの発達や興味に対応している環境の工夫は驚きや発見の連続でした。
特に学生は、ごっこ遊びに使用する子どもの視点に立った手作りの教材に「先生ってすごい!」と感動していました。
いずれの保育室も附属幼稚園の先生方が丁寧に説明をしてくださり、環境の構成の特徴を理解する手がかりとなりました。
保育室内の教材教具がとても豊富でした。
「この積み木を使って明日はどんな風に遊ぶのかなぁ」学生たちは、子どもたちに会える基礎実習の開始に期待を膨らませていました。
今回の附属幼稚園見学は、保育環境の大切さを体験から感じることのできた貴重な時間となりました。
附属幼稚園の先生方、本当にありがとうございました!!