いわき短期大学の1年次科目「人形劇講座」では、「日生劇場」「劇団ひとみ座」の協力を得て、人形作りから演出まで、人形劇制作をプロの指導のもとで学んでいます。
12月7日には、学生たちが日ごろの授業の成果を発表するため、いわき短期大学附属幼稚園で発表会を行いました。
演目は「親指姫」と「ピーターパン」。自分たちで作った人形を使い、これまで培ってきた表現力を発揮して演じると、園児たちも身を乗り出して見入っていました。
いわき短期大学の伝統行事「いわ短祭」が12月16日、本学体育館で催されました。いわ短祭は、学生自治会が主催して毎年様々な企画を行っています。今回はバドミントン、バレーボール、障害物競走など、時には教員も輪に入って、さながらスポーツ大会のにぎわいでした。
田久昌次郎学長は、「学生の皆さん一人ひとりが心と体を解放して温かい交流が行われ学生と教職員の絆が一層深まった時間となりました。温かい絆を育み合える保育者を目指してこれからも切磋琢磨しながら頑張りましょう!」とあいさつしました。
■表彰結果
バドミントン優勝 愛チーム
バレーボール優勝 しゃしゃりチーム
総合優勝 HAGIチーム
(13チーム出場)
「介護の日」は、「いい日、いい日、毎日、あったか介護ありがとう」を念頭に、11月11日を広く国民全体が介護について考える日として定めたものです。東日本国際大学では同日、「いわき介護の日フェア2017 ―来て、見て、食べて、介護のことを知ろう―」(主催:いわき短期大学、東日本国際大学)を開催。約200名が来場しました。
体験コーナーでは、介護支援ロボット「腰補助用マッスルスーツR」や「HALR介護支援用(腰タイプ)」を装着しての介護行動体験や、「セラピー用アザラシ型ロボット パロ」と「ペッパー」を使っての未来型コミュニケーション、意外に美味しい介護食試食が人気でした。
また、いわき市初上陸の「セラピューティック・ケア」では、触れる、撫でるといった両手のぬくもりだけで安らぎを提供するストレスケアで、介護を受ける人も、介護を提供する人も共に自分自身を大切にするケアを体験しました。
午後には、「かいごの学校」を開校し、記念講演として「生活を楽しむ介護」、専攻科学生による手話コーラスの披露。専攻科卒業生を中心とした5人による「かいごのお仕事自慢」では、介護福祉士は、希望・感謝・感動といったポジティブ3Kであること、さらには人が生きることについて研究し、可能性が拓けるものであることを確認しました。
参加者からは、「介護福祉士の近未来を覗く機会となった」、「介護福祉士の未来は明るいと感じた」、「また参加したい」との声が寄せられました。
いわき短期大学では、幼稚園・認定こども園などで幼児教育に携わる人材の育成に全力を注いでいます。10月13日には、そうした学生を対象にした福島県私立幼稚園・認定こども園教諭就職セミナー(主催・福島県私立幼稚園・認定こども園連合会)が、本学1号館で開かれました。これには短大2年生が参加し、就職に向けて本格的なステップを踏み出しました。
セミナーでは、同連合会の楠正興副理事長が「福島県及びいわき市の私立幼稚園・認定こども園就職の現状と課題」をテーマに講演。短大生代表が「今後の就職活動に活かし、子どもと共に成長できる保育者になります」と決意を述べました。
終了後、県内幼稚園・保育園等32団体が参加する学内セミナー(主催・いわき短期大学)が開かれました。県内幼稚園等がそれぞれブースを設置し、短大学生への説明会を行いました。幼児教育の現場の息吹を肌で感じながら、学生たちは、未来を創る聖業に取り組む意欲を固めていました。
いわき短期大学で市民開放授業「地域防災計画学Ⅰ」が今年度からスタートしました。7月8日、学習成果発表会が行われ、災害の状況から地域の防災マップを作って災害弱者について考えるなど、地域の防災・減災を学ぶ機会となりました。
海岸近くに住む我妻美紅さんは、「地震や津波の際は、できる限り迅速に避難をするよう住民に呼びかけたい」とまとめました。大学からの避難をテーマにした吉田葵さん、石島大さんは、避難経路で通る橋は頑丈だと想定していましたが、質疑応答で「橋を渡らない経路も検討しては?」との意見が出され、活発な議論となりました。
日本防災士会福島県支部の藁谷支部長から「この学習成果を将来どう活かすかが重要です」と講評がありました。
外部受講者の方々からは学生とは違った視点からの発表があり、それぞれが新しい気づきに繋がったのではないでしょうか。