専攻科の学生が、最終実習(介護実習Ⅱ-②)を終了いたしました。

介護福祉士養成課程の最終実習にあたる介護実習Ⅱ-②(3週間)が12月4日に終了しました。

今回は総まとめの実習ということもあり、学生一人ひとりがそれぞれに介護福祉研究のテーマを持ち、受け持ち利用者の介護過程の実践をおこないました。

 

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利用者様は自分たちの人生の先輩でもあり、生活困難を抱えているとはいえ「生きる」とは何か、ICF概念での「活動」や「参加(人生)」を支援するとはどういうことなのか、を考えながらの日々であったようです。

 

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実習を終了し、学生達は学内での講義演習を受ける日々に戻りましたが、介護実習で得たものを、実習先でご指導いただいた先生や、次年度以降入学する後輩、介護の興味のある方々と共有できるように、実習事例報告の準備に励む毎日となります。

 

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本実習をお願いしたいわき市内の介護老人福祉施設や介護老人保健施設、障害者支援施設とのべ施設の実習指導者の皆様、この場を借りましてお礼を申し上げます。

 

器楽演習の授業成果発表会が行われました。

10月28日(水)、本学の鎌田ザールで「器楽演習Ⅰ(1年生)」の秋学期 授業成果発表会が行われました。

学生一人ひとりが、普段の練習の成果を思う存分発揮していました。発表会の最後には先生から「授業で弾けなかった人が今日はしっかり弾けていました。一生懸命演奏しているみなさんの姿から日頃の努力が伺えました。発表の場では普段通りの元気な声を出して、そして自信を持って取り組むとさらに良くなると思います。これからも頑張っていきましょう。」との講評がありました。

 

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春学期の成果発表会では6手連弾を、今回はソロで演奏しました。

 

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学生の発表終了後には教員が演奏しました。

 

平成27年度 いわき短期大学「介護技術講習会」が終了しました。

平成27年度いわき短期大学「介護技術講習会」は、7月18日(土)から8月8日(土)までの毎週土曜日、4日間で計32時間実施し、無事終了いたしました。

連日気温30度を超える酷暑の中、介護福祉士国家試験合格を目指す受講生16名が、3名の指導者のもと、介護過程の展開、移動、食事、排泄の介助等の講義や実技演習に参加していました。

 

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受講修了されたみなさま、お疲れ様でした。今年度の「介護福祉士」国家試験合格を心よりご祈念申し上げます。

 

「平成27年度生命保険協会福島県協会介護福祉士養成奨学生」に認証されました。

平成27年7月22日(水)郡山ビューホテルにて、「平成27年度生命保険協会福島県協会介護福祉士養成奨学生認証式」がおこなわれました。

福島県内には8校の介護福祉士養成校がありますが、県内4名の介護福祉士養成奨学生の一人として、いわき短期大学幼児教育科専攻科福祉専攻の菊地愛実さんが選ばれました。

3月の修了後には福島県内で介護福祉士として活躍することを目指し、これからも勉強や実習などにいっそう努力することを決意表明として発表し、生命保険協会福島県協会からは、地域福祉を担う介護福祉士としてさらなる飛躍を期待するという激励の言葉をいただきました。

 

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介護福祉士養成奨学生に選ばれた菊地愛実さん(前列左)

避難訓練が行われました。

7月21日(火)、いわき短期大学で火災を想定した避難訓練が行われました。

今回の訓練は5号館7階の調理実習室から出火したという想定で実施。学生や職員の避難誘導や、各自の役割分担などを確認しました。

訓練には幼児教育科と幼児教育科専攻科福祉専攻の学生、教職員が参加しました。

 

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避難場所は1号館の西側。5号館の4階と体育館からの避難経路を確認しました。

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避難場所での点呼確認。

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避難訓練の講評を行う田久昌次郎学長。

 

幼児教育科 「介護福祉入門」受講生が、高齢者施設見学をしました。

6月20日(土)幼児教育科2年生「介護福祉入門」受講生12名が、高齢者の生活理解を目的として、いわき市内の地域密着型特別養護老人ホーム『りゅうじん』での見学をおこないました。

 

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平成26年6月にオープンされたばかりで、福島県初のツーバイフォー工法木造による木のぬくもりを感じる完全個室型の施設であり、機械浴槽や、モジュラータイプ車いすなどに触れ、学生達は高齢者の入所施設に対するイメージを一新させていた様子でした。

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介護福祉入門を受講する学生は、専攻科福祉専攻(介護福祉士養成課程)に進学するものも多く、施設の方の説明にも「将来の職場かもしれない」と、熱心に耳を傾けていました。

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専攻科 介護実習Ⅰを終了しました

幼児教育科専攻科福祉専攻の学生が、6/2~6/5,6/9~12に介護実習Ⅰの①および②として、いわき市内のデイサービスセンターやホームヘルプサービスセンターにて実習をおこないました。

専攻科に入学して、初めての現場実習ということもあり、緊張しながらも楽しく利用者様とかかわり、専攻科の先輩を含む実習指導者からの指導を受けました。

計8日間の実習で、地域で暮らし続けることの意義や、その生活を支えるために介護福祉士としての役割、他職種との連携についても学び、一回り成長した姿で短大に戻っております。

学生のみなさんは、お疲れ様でした。今回学んだことを伸ばし、足りなかったこと又は課題については今後も努力していきましょう。

ご指導いただきました実習施設、および実習指導者ならびに関係者の方々には、感謝申しあげます。

 

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平成27年度介護技術講習会葉書申し込み終了のお知らせ

5月11日(月)をもちまして、往復葉書による申し込みを終了させていただきました。

5月12日(火)午後12時30分より抽選した結果を、返信葉書にてお知らせいたしましたので、その後の申請書類の内容に従って、申し込み手続き等を完了させてください。

なお、抽選結果につきまして、お電話での問い合わせには応じておりませんのでご了承ください。

 

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平成27年度 専攻科保護者会を開催いたしました

5月9日(土)いわき短期大学幼児教育科専攻科福祉専攻で、保護者会がおこなわれました。

 

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介護福祉士資格取得のためにおこなわれている、前年度や今年度の学内での学習、演習、実習の様子をスライドショーなどを交えて説明しました。今後に続く就職活動や行事などについての活発な質疑応答もあり、盛りだくさんな内容となりました。

 

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介護福祉現場から望まれるプロフェッショナルな介護福祉士養成のために、学校と家庭双方が協力し合い、学生を支えていく必要があることを確認した一日となりました。

 

ズームアップ指導陣 鈴木まゆみ教授インタビュー

いわき短期大学の教授として指導・研究に携わりながら学生一人ひとりを成長させることに情熱を注ぎ続ける指導陣。今回は幼児教育科の鈴木まゆみ教授に教育に寄せる想いをインタビューしました。(このインタビューはいわき短期大学の広報誌「CANS vol.5」に掲載されたものです。)

 

幼児教育の尊さに気づきを与える

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「育てる人」を育てる


幼児教育に携わっていく人を育てていく。それは「子どもを育てる」人を育成していく仕事です。その中で私が学生によく話をするのが、一人として同じ子どもはいないということ。そしてその言葉を、実は学生を教える私自身にも言い聞かせているのです。だから保育に関わる人が、子どもたちのすべてを受け止めるように私たちもそれぞれの学生の考え方や行動を尊重し、見つめるようにしています。本当に真剣な思いを持ってこの道に進んできた学生がいる中で、何となく幼児教育を選んだという学生も多くいます。その中で保育の使命に心の底から気づくと学生たちはぐんぐん伸びていくのです。大切なのは、それがどうすればできるか、です。

 

「発芽」を見守り続ける


「幼児教育の世界に進みたい」そう思っている人は、素晴らしい種子に例えられると思います。そして子どもと関わっていくことに深い喜びを感じ、感動した瞬間に種から芽が伸びていきます。まさに発芽です。けれどその時期は一人ひとり違っているのです。実習に参加し、保育の現場でその難しさを痛感し、能面のような硬い表情で私のところに戻ってきた学生がいました。彼女はこの道に進むことを諦めたかのように思えました。彼女に私ができることは見守ることしかありませんでしたが、そのことを彼女も感じてくれたのでしょう。一年後、その学生は実習科目を再履修し、また保育の現場に挑みました。そしてその報告を私にするたびに能面のような表情が少しずつ柔和になり、実習が終わる時には子どもと接する喜びを涙しながら語ってくれるまでになっていました。彼女も種から芽を出していたのです。

 

すべてに意味がある


子どもたちの一つひとつの行動には、必ず何か意味がある。このこともよく学生たちに話します。けれどその意味のすべてがわかるはずはありません。そのときは「自分がもっといい先生に育っていくために子どもたちから素敵な宿題をもらったと思ってください」とも伝えています。また子どもたちの行動の一つひとつをありのままに受け止めることです。そのことによって今までわからなかった子どもの気持ちが少しずつ理解できるようになっていくはずです。学生たちを教えている私も同じです。講義を聴く学生たちの行動の一つひとつに意味があるはずです。「なぜこの教え方では伝わらないのだろう」と悩むこともあります。しかし、よく考えれば当たり前です。一人として同じ学生はいないから以前と同じ教え方が通用するとは限らないのです。だからこそ授業の質もより改善し、向上する努力を怠らないようにしています。すべてに意味がある。だから私もみんな受け止めていこう。日々、学生と接する中でそれを痛感しています。

 

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いわき短期大学 幼児教育科   鈴木 まゆみ教授

福島大学大学院 人間発達文化研究科 教職教育専攻修了。 教育学修士。

担当科目:保育内容総論、教育実習指導1・2年、保育内容指導法「環境」、保育・教職実践実習(幼稚園)、クラスゼミ1・2年