ネパールへカイロを寄贈いたします。

今年4月に大地震に見舞われたネパールの、現状確認のために国際部の職員2名が視察してきました。

 

そこで目にしたのは、現在もテント暮らしの被災者がいる中、インドと繋がる道路が封鎖されたために、燃料の確保が難しい状況となっていました。これは、ネパールで新たに公布された憲法をめぐり、インドとの関係が悪化しているためです。

ネパールは石油輸入の60%をインドに依存しており、車のガソリン、発電機に使用する燃料、煮炊きに利用する燃料の確保等に利用されていましたが、深刻なエネルギー不足のために、現在は一日かけて法外な値段の店に並ぶしかない状況で、このままでは、暖房に充てる燃料も無い中、冬を過ごさなければならない状況です。

そこで本学では、ネパールの事務所へ暖をとるためのカイロを送り、配布してもらいたいと考え、寄贈のお願いをしていたところ、皆さまの温かいご厚意により、たくさんのカイロが集まりました。

この場を借りて寄贈いただいた皆さまには、深く感謝申し上げます。

 

なお、寄贈していただいたカイロは、ネパール事務所へ来週中に寄贈します。また引き続き寄贈していただいたカイロにつきましても、随時寄贈していきます。

 

ネパール カイロ寄贈