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衆議院議員二階俊博先生に名誉教授、衆議院議員林幹雄先生に客員教授の称号を授与 就任記念講演会も開催しました

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東日本国際大学は6月13日、元自民党幹事長の衆議院議員二階俊博先生に名誉教授、元自民党幹事長代理の衆議院議員林幹雄先生に客員教授の称号を授与しました。引き続き就任記念講演会を開催しました。

来賓・招待者約150人、教職員150人が出席、学内と附属中高にサテライト教室を設け、学生500人、生徒500人の計約1000人もライブで視聴しました。

称号の授与は、本学の建学の精神や人間力の育成に取り組む教育方針と、二階先生、林先生の人間関係を重んじ、「郷土愛」と「平和主義」を貫く政治信条に共通点が多く、本学名誉教授・森田実地球文明研究所所長の森田実先生と両先生の親交が深いことから実現しました。

本学1号館で行われた称号授与式では、緑川浩司理事長が二階先生に名誉教授、林先生に客員教授の称号を手渡し、推挙理由を含めてあいさつしました。

引き続き就任記念講演会が開かれ、「いま、世界と日本の未来を考える」の統一テーマで、二階名誉教授、林客員教授、森田名誉教授が講演しました。

二階先生は東日本大震災から11年を迎えた被災地について「先行した対策を講じることが重要だ。震災の教訓を後世に残さなければならない」と話し、学生に「自らを磨く努力を惜しまないでいただきたい」の言葉を贈りました。林先生は幹事長の役割を説明しながら、「出会いの縁や信頼と友情を大切にし、素晴らしい人間関係を育んでほしい」と述べました。

森田先生は「東日本国際大学の儒学を基礎とする大学の役割は非常に大きい。私も平和な思想と調和の思想を広げるため全力を尽くしていきたい」と話しました。

席上、今回創設された「森田実賞」(※)の第1回受賞者(団体)に附属昌平高校文芸部が選ばれ、森田先生から代表の志賀新南さん(3年)に賞状が手渡されました。

 

 

※「森田実賞」について

東日本国際大学、いわき短期大学、東日本国際大学附属昌平中学・高等学校、いわき短期大学附属幼稚園において、顕著な業績をあげた場合に、その栄誉を讃えるため森田実先生の名前を冠した賞を創設。

今回は附属昌平中高校の文芸部が受賞。部の機関紙「閃光」を定期的に刊行し、優れた作品を数多く発表していることが評価されました。(文芸部の活動についてはこちら

 

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東日本国際大学・いわき短期大学・附属昌平中学高等学校 令和4年度合同入学式を挙行しました

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東日本国際大学・いわき短期大学・東日本国際大学附属昌平中学・高等学校の令和4年度合同入学式が4月6日、いわき芸術文化会館アリオス大ホールで挙行されました。

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式では、附属中学・高等学校の入学許可に続き、いわき短期大学幼児教育科、東日本国際大学経済経営学部・健康福祉学部・留学生別科の入学許可が行われました。

 

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緑川浩司理事長の告辞では「学ぶことの意義」について学生に『論語』を通して話された後、吉村作治総長が式辞を述べました。

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東日本国際大学・いわき短期大学の中山哲志学長の式辞に続き、今年度から附属昌平中学高等学校の校長に就任した千葉義夫校長が式辞を述べました。

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新入生を代表して中学校 山口絢正さんと高等学校 渡邉楓夏さん、いわき短期大学 渡部優奈さん、東日本国際大学の宍戸千恵さんが新入生を代表して宣誓を行いました。

 

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多くのご出席いただいた来賓の皆様を代表して内田広之いわき市長から祝辞をいただきました。

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記念講演では、本学名誉教授・森田実地球文明研究所所長の森田実先生が「学生生活の人生における意味」の演題で講演され、友人の大切さを話されました

 

第33回孔子祭を開催 人間教育の原点に立ち返る式典 森田実先生への名誉教授授与式も行われました

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学校法人昌平黌は6月23日、本学1号館で第33回大成至聖先師孔子祭を開催しました。前年に続き、新型コロナウイルス感染症対策のため、規模を縮小しての開催となりました。

大成殿で神事が執り行われ、神官が祝詞を奏上し、緑川浩司理事長、吉村作治総長、田久昌次郎短大学長、唐木義則付属中高校長、学生代表が玉串をささげました。

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祭主の緑川理事長はあいさつの中で、日本を代表する哲学者の一人である和辻哲郎の言葉を通し師弟の関係の重要性について言及。さらに「論語」の原点は孔子とその弟子たちとの師弟の魂の交流であり、優れた人間教育そのものであることに触れた上で「今後も『人間力の育成』に尽力し、人間力溢れる人材を陸続と輩出することを誓います」と結びました。

 

第2部の冒頭、本学森田実地球文明研究所所長の森田実先生への名誉教授称号授与式が行われました。同研究所の所長として幅広い英知を結集し、広範な視点から研究・言論活動を展開されるなど、その多大なる功績に対し授与されたものです。

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つづいて記念講演会では本学健康社会戦略研究所所長で医師の石井正三先生、また森田先生の講演が行われました。

 

石井先生は「社会活動と心身の健康―パンデミックからウィズコロナの未来へ―」のテーマで講演。世界医師会会長を務めたサー・マイケル・マーモット氏の「人間の健康は社会的要因と密接に関わっている」との考え方を示しながら、脳神経外科医としての経験から「脳は体とのネットワークによって機能しており、その働きとともに人間は社会や文明を作ってきた」と解説。集団・群れで事を成す生き物である人間は震災後の10年間、放射性物質等と共存して生きてきた。コロナウイルスに対しても同じであり、そうした前提をふまえて次の世代に繋げていくことが、社会的生物としてのこれからの生き方である」と話しました。

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森田先生は「21世紀における孔子思想の役割」のテーマで講演。これまで政治・経済の分野で多くの主要な人物と会ってきた経験を通して「最近は指導層の道徳の劣化を感じる」とした上で「渋沢栄一とともに近年注目される儒学の思想は、今このような時代にこそ、その果たす役割は大きい」と話しました。

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当日は全学共通授業「人間力の育成A」の受講者に加えて、いわき短期大学生、付属中高の代表学生も参加し、オンラインの同時配信も行われました。孔子祭の模様は改めてYoutubeで公開する予定です。

写真②中継会場の様子-1

 

 

学校法人昌平黌前理事 吉野 公喜氏への称号授与式 名誉学長と名誉教授の称号を贈りました

6月30日、1号館第1会議室にて学校法人昌平黌前理事 吉野公喜氏への称号授与式が行われました。 名誉学長の称号は本学で初めてのこととなります。 吉野氏は本学福祉環境学部(現健康福祉学部)学部長、大学学長、長年にわたり理事を歴任されました。

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式では、緑川浩司理事長が吉野氏に名誉学長と名誉教授の称号を贈り、記念品が贈呈されました。

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授与された吉野氏は「緑川理事長より称号、お言葉を頂き身に余る光栄です。残照という言葉がありますが、これからは名誉学長、名誉教授として良心を持って生きていきたいと思います」と述べられました。

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緑川理事長が「様々な苦節、苦難を乗り越えてきましたが、そこには常に吉野先生がいてくれました。また5月までは理事として学校法人昌平黌を支えてくれました。このコロナ禍を乗り越えるにあたり、吉野名誉学長のような責任を全うする方がいてくれるのは光栄です」と吉野氏の長年にわたる功労に感謝の言葉を述べました。

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