Category Archives: 国際部

ウクライナ学生へ奨学金を贈呈 「目標に向かって頑張ってください」

東日本国際大学は6月3日、5月下旬に来日し、本学留学生別科に入学したウクライナ学生4名に対し、奨学金を給付する贈呈式を行いました。

ウクライナ学生に対する支援金は申請手続き中で、給付されるまでに約1か月かかるため、学校法人昌平黌の緑川浩司理事長は当面の生活資金を奨学金として贈呈しました。

緑川理事長は「本学の福島復興創世研究所所長の大西先生(※)の関係で、ウクライナとは縁があり、皆さんが置かれた状況について心を痛めています。日本も戦争を経験しています。また、東日本大震災で故郷を離れなければならなかった人たちもいます。本当に他人事とは思えません。一日も早く日本語を習得し、それぞれの目標に向かって頑張ってください。皆さんが研究したい研究書籍や参考書などが必要な時はいつでも言ってください。私たちが力になれることがあったら尽力します」と、一人ひとりに奨学金を手渡し、励ましの言葉を述べました。

 

※福島復興創世研究所所長 大西康夫先生についてはこちら

 

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ウクライナ(避難民)学生の受け入れを発表 40名を超える学生から照会があり、18名が入学願書を提出しています

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本学はウクライナ避難民(学生)について5月16日、記者会見を行い、ロシアによるウクライナ軍事侵攻で国外に避難した学生を対象に留学生として受け入れることを発表しました。

本学は東京電力福島第一原発事故を検証するため2018年8月、チェルノブイリ原発事に関してウクライナの科学者・研究者も招いた国際シンポジウムを開催。本学福島復興創世研究所の関係者を含めて議論を重ね、親交を深めました。本学は国際大学として各国から多くの留学生を受け入れている実績もあり、東北地区の私学では唯一受け入れることを決めました。

文部科学省「ウクライナの学生への支援を実施している大学」のホームページから現在までに、40名を超えるウクライナの学生から照会があり、そのうち18名が本学に入学願書を提出しています。この18名については現在、日本入国のためのビザ申請を行っている状況です。

本学ではウクライナ学生の支援策として、「留学生別科の授業料免除」、「学生寮等の宿泊施設の提供」、「国際部を中心とした日常生活面のサポート」、「日本財団への支援費申請(渡航費、生活費及び住環境整備費)」を予定しています。

 

▼願書を提出した学生の中から3人のウクライナ学生のビデオメッセージ

Akulova Khloiaさんからのメッセージ

Dmytro Zabyshnyiさんからのメッセージ

Daria Studzinskaさんからのメッセージ

 

ウクライナからの学生は、留学生別科に入学し、1~2年間日本語や日本の文化を学んだ後、本学学部に進学するなどの進路を決める予定です。

 

イギリス留学をオンラインで実施 第6回英語講座(英国)結団式を開催しました

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英語講座(英国)の結団式が2月2日、本学1号館にて開催されました。例年、イギリスでの短期留学という形で行われる本講座ですが、今回は新型コロナウイルスの影響のため、実際に渡航することが難しい状況となりました。そのため初のオンラインによる英語講座の実施となり、東日本国際大学といわき短期大学の学生7名が参加することになりました。2月15日から3月12日までの約1カ月間、カンタベリー・クライスト・チャーチ大学のイギリス人教員からのオンライン特別プログラムを受講します。

 

結団式では引率教員からのあいさつの後、参加する学生がそれぞれ抱負を述べました。学生代表を務める山田海登さん(経済経営学部3年)は「実際には行けなくともオンラインで繋がれば心の距離は離れていないことを感じることができると考えています。グローバルな視点を身に付け、チャンスを生かしていきます」と決意を話しました。

 

東日本国際大学の吉村学長、いわき短期大学の田久学長はそれぞれ激励の言葉を送り、緑川理事長は「新しい試みに先駆者としてチャレンジできることは皆さんにとってもチャンスになります。情熱をもって取り組み、後輩たちのために道を拓くような成果を挙げてください」と期待を寄せました。

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留学生へ手づくりマスク寄贈 内郷ロータリークラブからコロナ禍の支援です

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東日本国際大学の留学生に対し、内郷ロータリークラブ(鈴木礼子会長)様から手作りマスクと除菌シート170セットの寄贈がありました。新型コロナウイルス感染症の学生支援として行われました。

マスクの贈呈式は10月30日、本学1号館ロビーで行われ、鈴木会長らから留学生の代表に手渡されました。また、本学からは鈴木会長に、今回の支援に対する感謝状が贈られました。

鈴木会長は「コロナ禍で大変な思いをしている留学生の皆さんの力になればと思い企画しました。これからの季節はインフルエンザにも気を付けて、しっかり勉学に励んでください」とあいさつしました。御礼のあいさつとして、いわき平ロータリークラブ役員でもある田久昌次郎いわき短期大学学長は「日頃からのご支援、大変に感謝しております。ロータリークラブの標語『超我の奉仕』と『最もよく奉仕する者、最も多く報いられる』の精神は『利他』の心であり、本学の建学の精神である『仁』にも通じます。今回の贈呈には、留学生の皆さんに社会を良くする人材に成長してほしいという心も込められていることを伝えたい」と述べました。

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あいさつをする鈴木会長

 

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感謝状の贈呈

 

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マスクは鈴木会長ご自身による手作り

 

▼出席者は以下の通り

_内郷ロータリークラブ 鈴木礼子会長

____________ほか2名

 

_いわき短期大学 田久昌次郎学長

_東日本国際大学 中山哲志学長代行

_________中村隆行大学事務局長

_________田中みわ子留学生別科長

_留学生代表   カイン マー ニン(経済経営学部4年、ミャンマー)

_________ケッ ヌェ スー(同、同)

_________テ テ ティリ チョー(同、同)

_________金 ビョル(同3年、韓国)

__________※4名いずれも米山ロータリー奨学生

英語講座(英国)解団式 学生たちが留学の研修成果を報告しました

2月13日(木)から3月13日(金)までの30日間で行なわれた、イギリス短期留学(「英語講座(英国)」)での海外研修団の解団式が10月7日、本学1号館で行われました。

 

当初は研修団が帰国後すぐに解団式を実施する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症対策のため延期となっていました。秋学期より対面授業が再開になったことから、開催に至りました。

 

初めに引率教員の関沢和泉教授、田中みわこ教授からスライドによる活動報告があり、次に参加した8名の団員から帰国報告がありました。団員の一人は「英語研修に参加したことで、視野が広がり、今後の学生生活だけではなく、将来の進路にもこの経験を生かしていきたいです」と感想を話しました。

団員の報告を受けて、あいさつに立った吉村作治大学学長は「無事に戻ってきてくれてありがとうございます。素晴らしい研修活動で得たことを生かして、皆さんのこれからのさらなる活躍を期待します」と話し、田久昌次郎短大学長は「研修期間中、日本では連日新型コロナ関連のニュースばかりだったので、無事帰国できて本当にうれしいです。大変な中で素晴らしい成果を上げた皆さんは、他の人に与える影響力が大きいインフルエンサー(influencer)になってください」と述べました。

 

30日間にわたる語学研修並びに異文化交流・体験・見学活動を通して戻ってきた団員の、より一層の成長が期待されます。

 

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令和2年度秋期学位記授与式を挙行 14名の卒業生が晴れの門出を迎えました

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(学長から記念品を手渡された総代のティンスェリンさん)

 

東日本国際大学の秋期学位記授与式が9月24日、本学1号館で行われ、14名の卒業生が晴れの門出を迎えました。

 

吉村作治学長が卒業生代表に学位記を授与し、学長賞の表彰を行いました。吉村学長は式辞の中で「これから様々な大変なことに出会うと思いますが、本学での4年間を思い出し、自分の力を信じて人生に勝利してほしい」とエールを送りました。

 

緑川浩司理事長は「釈迦の言葉に『衆生所遊楽』とあります。人は楽しむために生まれてきたということです。人生は悩みの連続ですが、それでも前に進んでいくところに本当の楽しみがあります。あきらめずに努力し続ければピンチはチャンスに変わっていく。感謝することを忘れず、これからの人生を歩んでいってください」と祝辞を述べました。

 

▼卒業生(経済経営学部13名 健康福祉学部1名)

総代 ティンスェリン(経済経営学部)

理事長賞 マハラジャン・キショル(経済経営学部)

学長賞 ティンスェリン(経済経営学部)

 

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理事長の祝辞

 

 

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理事長賞のマハラジャン・キショルさん

 

 

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アカデミックな帽子とガウンでお祝い

外国人雇用セミナーを開催 本学留学生のいわき市内への就職促進を考える

NPO法人いわきコスモポリタンクラブ主催、東日本国際大学キャリアセンター・いわきライオンズクラブ・東日本国際大学ライオンズクラブ共催の「外国人雇用に関するセミナー」が12月7日、本学で開催されました。

73名が参加、内訳は企業経営者44名、NPO法人関係者7名、本学教職員4名、本学留学生18名でした。

第一部は、コンサルタントのリュー・クイン・ガー氏(ベトナム)による講演で、「外国人雇用の方法と留意点」のテーマで解説しました。第二部は、コンサルタントの水野カルメン氏(フィリピン)が「外国(現地)から見た日本への評価(憧れ)、渡航、日本受入れ状況」の演題で講演しました。

第三部では、鈴木伸介氏(東日本国際大学国際部係長)が「東日本国際大学留学生の在籍状況と就職状況について」のテーマで報告しました。

今回のセミナーを通して今後は、本学に在籍している留学生が一人でも多くいわき市内の優良企業に就職できるよう課題解決を図り、本学国際部とキャリアセンターが情報共有をして支援体制の環境づくりを構築していきます。

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海外研修(台湾)解団式 学生たちが研修成果の報告をしました

8月14日(月)から27日(金)まで14日間の日程で行なわれた開南大学(台湾・姉妹校)での海外研修団が無事帰国し、10月8日(火)に解団式が行われました。

 

はじめに引率した松本優梨東洋思想研究所教授から研修の報告があり、田村立波教授が事前事後研修の報告をしました。

 

次に、参加学生から「振り返ると『感謝』という言葉を常々口にしていました。研修中様々なことがありましたが、開南大学の学生さんをはじめいろいろな方々に助けられ、無事研修を終えることができました」と研修の報告がありました。

団員の報告を受けて、中山哲志学長代行は「これからもいろいろな国々に行き、視野を広めてほしい」とあいさつ、緑川浩司理事長は「人が友情でつながることが大事です。それは相互の理解に通じ、国は違えども人間としての違いなどないことを知ることができます」と話しました。

 

2週間にわたる語学研修並びに異文化交流・体験・見学活動を通して戻ってきた団員の一層の成長が期待されます。

 

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県費留学生が本学に入学 県庁職員が吉村学長にあいさつに訪れました

福島県では中南米在住の県内出身者の子弟のうちから優秀な人材を福島県内に留学生として受け入れる事業を行っています。これは、国際親善及び文化交流への寄与、県の復興状況や県の魅力に対する理解の拡大・深化、帰国後の情報発信などを目的としているものです。昨年に続きこちらの事業で選抜されたチョイ・サンペイ・ステファニー・アレクサさん(ペルー出身)が今年度の県費留学生として本学に入学しました。

6月4日には、福島県庁職員が本学・吉村作治学長へあいさつに訪れました。吉村学長は「昨年度の学生さんも非常に高い成果を見せましたので、今後も期待します。よりペルーからの留学生に来ていただけるよう、大学として教職員一同、留学生をサポートし、充実した学生生活を送れるよう努めてまいります」と話しました。

 

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タイ青少年日本語研修団の閉講式 研修生が「素晴らしい経験をすることができました」と感謝の意

s_1.閉講式記念写真

タイ青少年日本語研修団の閉講式が4月24日、本学1号館で行われ、研修生たちは45日間にわたる研修を振り返りながら、世界で活躍できる人材になる決意を固めました。

日本語学習証明書が田中みわ子本学留学生別科長より、研修生代表ポーンポップ・オーバーサゴングンさんに授与されました。

席上、緑川浩司理事長は「タイの研修生に対して、人間はなぜ生まれてきたか分かりますか。それは、楽しむために生まれてきたのです。いわきでの45日間でいろいろな経験をしたと思いますが、楽しかったですか-との問いかけに、『研修生たちは楽しかったと大きく返事し』、今回の経験を生かして将来、日本とタイをつなぐ大使となって頑張っていただきたい」とあいさつ。

中村隆行学長代行からは「いわきでの経験を大切にしてほしい。帰国されて、ご家族やお友達に今回の経験をぜひ伝えていただきたい。そして将来はタイと日本をつなぐ活動をしてください」とあいさつ。

清水敏男いわき市長は「いわき市の様子や人々の姿をタイの多くの方々に伝えていただき、いわきとタイとの絆を深める架け橋となっていただきたい。いわき市を皆さまの第二の故郷として、いつでも帰って来てください。私どもは心から歓迎します」とさらなる交流に期待を寄せました。

研修生を代表して、ティンナー・アサワルアンチャイさんは、日本語で書いた御礼挨拶文を読み上げ「実際日本に来てみると、日本人はとてもフレンドリーで優しいということがわかりました。45日間で新しい知識をたくさん得ることができ、素晴らしい経験をすることができました」と感謝の意を述べました。

2.緑川理事長 s_3.中村学長代行 s_4.清水市長 s_5.御礼挨拶 s_6.緑川理事長から記念品贈呈 s_7.日本語学習証明書授与


 

◆研修中の様子

いわきFCパーク スキー体験・グランデコ ハワイアンズ フラダンス体験 書道体験 茶道体験 鶴ヶ城 木村ミルクプラント訪問