福島県保健福祉部健康増進課が製作している「健康づくり普及啓発のためのCM・Web動画」の撮影に本学学生が参加しました。
この動画は県民一人一人が、健康への関心を高め、自発的に健康づくりに取り組むきっかけとなることを目的に製作しています。
撮影現場では、軽音の学生たちが歌ありパフォーマンスありの収録を行いました。
CMは2019年1月末から、Web動画は2月から放送される予定です。
たのしく歌う学生たちに注目です。お楽しみに!
東日本国際大学の必修授業「人間力の育成」では、年に数回、外部講師を招いての公開授業を行っております。第4回目の公開授業を12月22日、本学1号館で行いました。
講師に、国際医療福祉大学心理学科教授で日本映画監督協会理事を務める和田秀樹氏を招き、「願いは叶う!『できる』と思えば『必ずできる!』方法論」とのタイトルで講演を行いました。
和田氏は講演の中で自身の経験を踏まえながら「多くの場合、やり方を知らずに失敗体験をしてしまう。頭がいいとか悪いとかよりも方法論を知ること。長所を伸ばすことです」とした上で「最後は自分を信じられる人が成功するし、幸せを感じることができる」と結びました。
自分と他人は大差のないものである、との内容に、格差社会と呼ばれる現代でも、自他ともに信じ、共生してゆくことの大切さに気付かされた授業となりました。
学校法人昌平黌の冬季FD・SD研修会が12月19日、いわき市内で行われ、講師に前文部科学審議官の小松親次郎氏を招き「地方創生と大学の発展方策」とのテーマで講演を行いました。これには東日本国際大学、いわき短期大学、東日本国際大学附属昌平中学高等学校、いわき短期大学附属幼稚園の教職員が参加しました。
吉村作治学長、田久昌次郎学長、緑川浩司理事長がそれぞれあいさつし、小松氏の講演に移りました。
講演の中では、少子高齢化などを含めた地方大学を取り巻く現状や今後の高等教育改革の方針などの解説をしました。「大学の持つリソースをもっと活用していくこと。行政の役割をうまく大学の実状に合わせて活用し、建学の精神を実現していくことが大事です」と時代の変化に対応できる教育環境づくりを説きました。
東日本国際大学では留学生が郷土料理を教える料理教室を毎年開催しています。今年は、大学の広野町との連携事業の一環で、広野町産のミカンを使った特製キムチを作る料理教室を12月15日、本学で行いました。これには広野町、地元鎌田地区より地域の皆さんが参加、本学の学生も一緒にキムチ作りを楽しみました。
今回作ったキムチは、「広野町産の白菜とみかんの果肉を使った水キムチ」と「広野産のみかんの皮を使ったキムチ」の2種類。キムチにミカンを入れるという、初の試みにどんな完成品になるかと地域の方との会話を楽しみながら調理を行いました。
出来上がった水キムチは、ほんのりミカンの甘味を感じる浅漬けのような味わい。ミカンの皮を使ったキムチ(カクテキ)は、キムチ特有の風味に柑橘系の香りが加わり芳醇な味わいでした。
広野町といわき市の住民同士の交流の輪を広げることができた料理教室となりました。
東日本国際大学の全学共通授業「人間力の育成」において、立教大学社会デザイン研究所との共催による「手づくり文化交流、はじめます~はじめての文化交流~」と題した4コマ分の特別授業を11月24日、本学1号館で開催しました。
冒頭、立教大学社会デザイン研究所研究員で、このプログラムのディレクターの高宮知数氏より趣旨説明があり、午前の部は一般の方も参加する公開授業とし、公益社団法人全国公立文化施設協会のアドバイザーである間瀬勝一氏、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の栗原裕二氏、いわき芸術文化交流館アリオスの大石時雄館長が講演を行いました。
午後の部は立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授の中村陽一氏、本学地域連携研究センターの高梨由美客員研究員からの話の後、「地域を舞台にした映像作品」をテーマにグループワーク。最後に学生からの発表が行われました。
また、12月11、12の両日には「初めての文化交流~実践編~」として、演劇ワークショップをいわきPITで行いました。演劇を通して文化交流のために必要なことを探る目的で行われました。これには本学の学生・教職員、立教大学の学生をはじめ一般の社会人も参加。グループに分かれて自己紹介を行い、グループごとに独自の言語を創作して交換し合うなど独特な雰囲気の中、初対面の人とも交流を深めました。参加した学生は「普段やらないことに挑戦するのは楽しい。表現力が身に付いた」と息を弾ませました。
自己紹介の様子 創作した言語であいさつ
東日本国際大学の1年次必修授業「人間力の育成」で12月5日、NHKによる大学セミナーを開催。講師に元サッカー日本代表でサッカー解説者の福西崇史氏を迎え、トークショー形式で講演を行いました。
福西氏は2002年日韓ワールドカップ、06年ドイツワールドカップに日本代表選手として出場。2008年に現役引退するも、本年東京都1部リーグの南葛SCに所属する形で復帰しました。
トークの中で「夢を実現するためには」との質問に対し、「夢にたどり着くまでの逆算をして、今やるべきこと、やれることに力を注ぐこと」と答え、自らの夢は「サッカーの監督として活躍すること」として、熱心に聴く学生たちの背中を押すように語りかけました。
福西氏に関するクイズを出題 正解者にはサイン入りグッズを進呈する場面も
日本とアジア大洋州の各国・地域との間で交流を深め、対日理解の促進を図ることを目的として推進している外務省の対日理解促進交流プログラム「JENESYS2018」で12月5日、大洋州嶼国訪問団の大学生が本学を訪問しました。
同事業で来日した同訪問団(オーストラリア、フィジー、サモア、バヌアツ、キリバス、ニュージーランド、パラオの大学生29名と通訳、コーディネーター)は、12月2日から11日までの間、防災・復興について学ぶためいわき市をメーンに滞在、その一環の大学交流として本学を訪問しました。
開会式では吉村作治学長が「太平洋諸国との交流は本学としても重要。震災から復興してゆく福島の姿を見ていっていただきたい」とあいさつ。訪問団の代表からは「日本人の忍耐強さ、困難から立ち上がる力を尊敬しています。災害からいかに回復していくかをぜひ学んでいきたい」と述べました。これに対し本学の学生代表からも歓迎のあいさつがありました。
続いて、いわき短期大学の藁谷俊史非常勤講師より「東日本大震災の被害と復旧及び災害対策」のテーマで講義が行われ、防災士の立場から災害に備える地域社会づくりについて解説しました。
学食では本学学生と昼食を取りながら交流を深め、また訪問学生たちは民族ダンスなども披露しました。短い時間ながらも打ち解けた雰囲気でグローバルなコミュニケーションを楽しみました。