Category Archives: 連携・協定

高萩清松高校と本学が「高大連携協定」を締結 「地域で活躍できる人材を共に育成していきましょう」 

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「茨城県立高萩清松高等学校と学校法人昌平黌東日本国際大学及びいわき短期大学の高大連携に関する協定」の締結式が8月30日、本学1号館第一会議室で行われました。
本協定は本学と高萩清松高校が相互に連携し、高校生に高度な教育・研究に触れる機会を提供するとともに、大学における地域貢献活動の一環として円滑な関係に築くことを目的としています。

具体的には大学・短大による高校生に対する授業科目の公開、相互の施設の開放などで、大学・短大の教員を高萩清松高校に派遣します。令和4年度は最初の科目として「中国の現代事情」「韓国の現代事情」を予定しています。

締結式では、中村隆行大学事務局長が経過報告と協定書の概要説明を行い、高萩清松高校の橋本晃輝校長と東日本国際大学・いわき短期大学の中山哲志学長が協定書に署名し、協定書を取り交わしました。

橋本校長は「今回の連携によって大学・短大と生徒たちの交流や普段できない体験をさせていきたいと思います。」とあいさつ、中山学長は「大学の使命は地域貢献であり、これを機に県外の高校と新たな絆を結ぶことができ大変ありがたく感じています。連携を拡大して、地域で活躍できる人材を共に育成していきたいと思います」と述べました。

本学の高校との連携協定は今回で8件目となり、県外の高校は2件目となります。

出席者は以下の通りです。

【茨城県立高萩清松高等学校】

校長 橋本 晃輝

進路指導教論 関 弘之

【学校法人昌平黌】

東日本国際大学・いわき短期大学学長 中山 哲志

東日本国際大学副学長・大学事務局長 中村 隆行
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磐城農業高校と高大連携協定を締結 地域で活躍できる人材育成を推進していきます

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「福島県立磐城農業高等学校と学校法人昌平黌東日本国際大学及びいわき短期大学の高大連携に関する協定」の締結式が3月15日、本学1号館第一会議室で行われました。

 

本協定は、本学と磐城農業高校が相互に連携し、高校生に高度な教育・研究に触れる機会を提供。また大学における地域貢献活動の一環として円滑な関係に築くことを目的に締結しました。

具体的には、大学・短大による高校生に対する授業科目の公開や、相互の施設の開放などで、特に介護・音楽・造形に関する科目について、大学・短大の教員を派遣することになります。

 

締結式では、経過報告と協定書の概要説明を中村大学事務局長が行い、磐城農業高校の五ノ井平吉校長と東日本国際大学の中山哲志学長、いわき短期大学の田久昌次郎学長が協定書に署名し、協定書を取り交わしました。

 

五ノ井校長は「連携によってより専門的な知識・技能を習得することを期待しております」とあいさつ、中山学長は「これを機に新たな絆を結ぶことができ大変ありがたく感じています。共にこの地域で活躍する人材を育成していきたい」と述べ、田久学長は「幼児教育を専門に行う短大として、同校の保育検定への取組みへの協力など要望に応えながら進めていきたい」とあいさつしました。

本学の高校との連携協定は今回で7件目となります。

 

 

出席者は以下の通りです。

▼出席者

【福島県立磐城農業高等学校】

校長 五ノ井 平吉

生活科学科学科長 阿部 有紀子

【学校法人昌平黌】

東日本国際大学学長 中山 哲志

いわき短期大学学長 田久 昌次郎

大学事務局長 中村 隆行

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本学校法人が福島県防災士会と防災協定を締結 さらなる防災教育と活動を実践していきます

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「学校法人昌平黌と特定非営利活動法人福島県防災士会との防災教育及び活動に関する協定書」の締結式が3月16日、本学1号館で行われました。
本協定は、本学と同会が相互に連携・協働し、防災に対する学生・地域住民の自助・互助・共助意識の醸成を図るため、また、大規模災害等が発生した際に、実践的指導力を有する防災専門家の育成を目的に締結されました。

この協定により、防災教育のあり方に関する研究及び防災教育・活動のための実践的研究や、防災士養成プログラムの実践、本学のボランティアセンターとの協働活動などについて相互に協力をしていくこととなります。

席上、いわき短期大学の田久昌次郎学長は、これまで「地域防災計画学」として学生や一般に授業を開講してきた成果などについて経過報告し、より組織的に地域貢献活動を推進していく旨の説明がありました。

協定締結を行った後、学校法人昌平黌の緑川浩司理事長は、「大規模災害が発生した場合、自助・共助が大きな役割を果たすことになります。防災士などの人材育成が、減災、災害対策につながってなっていきますので、新たなステージへ変化していくため連携を強くして進めてまいります」とあいさつ。

福島県防災士会の滝田吉宏理事長は「法人全体とこのような協力活動ができることを大変うれしく感じています。防災に関する地域のリーダーになっていく人材育成を共に進め、活躍していただくことに期待しております」と述べました。

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なお、出席者は以下の通りです。

▼出席者

【福島県防災士会】

理事長 滝田吉宏
相談役兼理事 藁谷俊史

 

【学校法人昌平黌】

理事長 緑川浩司
いわき短期大学学長 田久昌次郎
法人事務局長 柏木進
大学事務局長・短大事務長 中村隆行
ボランティアセンター長 小山敏治
ボランティアセンター主幹 佐藤佳祐
総務部長 草野幸雄

長崎大学連携オンライン講義「復興学セミナー」を開催

長崎大学との連携協定に基づく集中講義「福島原発事故と災害復興」を「放射線災害復興学セミナー」と同時に9月7日から9日まで、さらに「復興学セミナー」を9日、10日の両日、並行して開催しました。(主催:東日本国際大学 健康社会戦略研究所、共催:長崎大学 福島未来創造支援研究センター)例年は福島県川内村での実習が特徴の講義ですが、今回は新型コロナウイルス感染症対策のため、川内村での実習や体験はなかったものの、オンラインで全国複数の大学をつないだ有意義なセミナーとなりました。

 

■「放射線災害復興学セミナー」1日目

はじめに、長崎大学の高村昇教授からあいさつを兼ねて「放射線被ばくと健康影響」のテーマで講演。放射線とは何か、といった基本的な知識を学びました。次に川内村の遠藤雄幸村長が「これからの福島を担う若者たちに学んでほしいこと」と題し、原発事故災害の現地首長の立場で、熱のこもった講演を行いました。再び長崎大学の折田真紀子助教から「リスクコミュニケーション活動について」、続いて万福裕造先生を中心にオンライングループワークを行い、他大学の学生や教員とzoomでコミュニケーションを取りながらディスカッションを繰り広げました。

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初めてのオンライン開催となった講義

 

遠藤村長講話

川内村・遠藤村長

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オンライン上で多くの参加者と交流

 

 

■「放射線災害復興学セミナー」2日目

2日目午前は、前日の振り返りをグループワークで行い、学生同士の交流も兼ねながら、講義で分かったことまたはわからなかったことを再確認。次の講義に備えました。

再びオンライン講義に移り、原子力規制庁からは「廃炉の現状について」、長崎大学の平良文亨助教は「放射線被ばくと健康影響(環境影響編)」について講義。続いて福島県立医科大学の坪倉正治教授は「福島県民健康調査について」をテーマに基調な資料を基に講義しました。川内村の住民である井出寿一氏(川内村元総務課長)からは「東日本大震災対応の経験からの教訓」について当時の経験を踏まえて教えていただきました。参加したいわき短期大学生が期待していた、かわうち保育園の訪問は今回、Web上での訪問として行われました。園の様子を伝えてくれたのは、いわき短大の卒業生で、在学生は活発に質問をしました。

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1日目を振り返り学びを整理

 

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自然豊かな川内村の環境を体感

 

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いわき短大卒業生が園を紹介

 

 

■「放射線災害復興学セミナー」3日目、「復興学セミナー」1日目

「復興学セミナー」も併せて開催となったこの日は、本学健康社会戦略研究所 石井正三所長が本学をメイン会場に登壇。「災害医療体制構築と原子力災害」について、豊富な経験から示唆に富んだ講義を発信しました。九州大学助教で本学健康社会戦略研究所客員教授の永田高志先生は「原子力災害拠点病院の整備と課題 東日本大震災から10年を経て」と題し、原発事故当時の対応を振り返りつつ講義し、「放射線災害復興学セミナー」の最後は、高村教授を中心にグループディスカッションで締めくくりました。

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ディスカッションも活発に2日目の振り返り

 

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健康社会戦略研究所・石井所長の講義

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永田高志先生

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グループディスカッションでのまとめと発表の様子

 

■「復興学セミナー」2日目

10日、入れ替わった参加者に向けて川内村の遠藤村長に再度講義をいただき、折田先生からは「放射線に関する保健活動について」を講演。全日程の最後は、高村教授を中心に川内村住民の方との意見交換会を行い、全てのプログラムを終えました。

 

広野町「心の復興」事業で大正大学あさ市キャラバンを実施しました

震災からの復興の1つとして、広野町「心の復興」事業を昨年度から取り組んでいます。

大正大学と本学は連携協定を締結していることから、大正大学の学生参加や地域構想研究所のご協力をいただいています。

大正大学の「あさ市」は、地域構想研究所が中心に毎月実施している事業で、「座・ガモール」に出展している連携市町村の商品を中心に、地域の方々に産直品の販売を行っています。

広野町からは、新鮮な野菜詰め合わせや、直売所のお母さん手作りの漬物、町オリジナルグッズなどを販売しました。広野町キャラクターの「ひろぼー」も登場し、記念撮影をする子どもたちの姿も見られました。

500円以上購入のお客様には、広野町たんぼアートで収穫したお米を先着順で提供。本学のグッズも抽選でプレゼントしました。

また、健康福祉学部3年の大橋ゼミと、留学生の情報発信チーム「グローバルネットワークプラス」のカフェでは、各国のお茶やお菓子のほかコーヒーの無料提供をしました。寒い中でのご参加、暖かいコーヒーで会話も弾みました。

広野町出身の方や、ご近所の方などたくさんの方にご来場いただき、終了前には完売しました。購入いただいた皆さま、ありがとうございました。

8月の夏まつりで、ボランティアに参加してくれた大正大学の学生さんもお手伝いに来てくださったのは、とても嬉しかったです。この絆をこれからもつなげていきたいと思います。

 

01設営前に大正大学のスタッフと記念撮影

設営前に大正大学のスタッフと記念撮影

02カフェの看板も持参しました

カフェの看板も持参しました

03カフェは室内で(準備中)

カフェは室内で(準備中)

04あさ市は毎月1回開催されます

あさ市は毎月1回開催されます

05袋の中はお買い得産直野菜

袋の中はお買い得産直野菜

06広野町のひろぼー

広野町のひろぼー

07抽選会では吉村学長の書籍が人気

抽選会では吉村学長の書籍が人気

08カフェでは留学生出身国のお菓子を添えました

カフェでは留学生出身国のお菓子を添えました

09寒い屋外でコーヒー配りながらの誘客

寒い屋外でコーヒー配りながらの誘客

10手作り漬物は大人気

手作り漬物は大人気

11ひろぼーと記念撮影するお客さま

ひろぼーと記念撮影するお客さま

12呼び込み看板は手作りで

呼び込み看板は手作りで

13終了後地域構想研究所のみなさんからご挨拶

終了後地域構想研究所のみなさんからご挨拶

14完売の喜びで笑顔いっぱい

完売の喜びで笑顔いっぱい

中国青島市にて第8回日中韓国際シンポジウムを開催 地球文明の未来を展望

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9月27日(木)、中国の山東大学、韓国の成均館大学、そして本学の三校合同開催による第8回日中韓国際学術シンポジウムが中国青島市において晴れやかに挙行されました。2018年は本学を会場として「現代文明の行方」をテーマとして開催されましたが、本年は中国山東省を会場として、「地球文明の未来―アジアの伝統にみる挑戦と応対―」というテーマについて、日本、中国、韓国の先生方による論文発表、闊達な質疑応答が行われました。本学からは緑川浩司理事長、吉村作治学長をはじめ、東洋思想研究所の松岡幹夫所長、三浦健一主任研究員、河合伸研究員、福井朗子研究員、また、本学森田実地球文明研究所所長であり、山東大学名誉教授である森田実先生の7名の登壇者が基調講演、論文発表を行いました。その他、通訳担当として松本優梨所長代行、田村立波研究員、随行としてエジプト考古学研究所の岩出まゆみ所長、森田実先生の令夫人も合わせて、合計11名での参加となりました。

 

シンポジウムの前日には山東省国際友好連絡会会長である張建国先生や山東省政府関係者、海洋経済技術研究会の方々のご招待により皆様から熱烈な歓迎を受けました。懇親会では森田実先生から今回のシンポジウムの意義と東アジアの友好の重要性についてお話があり、張建国先生からは山東省を代表しての祝辞と歓迎のご挨拶がありました。その後の懇親会においては山東省政府関係者と友誼を深め、末永い交流を誓い合いました。

 

シンポジウムにおいては冒頭、森田実先生から「アジア文明の発展が地球文明の未来を開く」との特別講演があり、その後、緑川浩司理事長による「『持続可能な未来』を拓くために」と題した基調講演へと続きました。その後、吉村作治学長らの論文発表を終え、休憩を挟み、午後の部は会場を二ヶ所に分けて行われました。午後の部では東洋思想研究所の松岡幹夫所長が司会を務められ、地球文明の未来をめぐり、儒学、仏教、経済、環境といった多様な視点から議論が交わされました。閉幕式では山東大学易学と中国古代哲学研究センター教授である林安梧先生による学術総括、山東大学の傅永軍先生、本学の緑川浩司理事長、成均館大学の辛正根先生から閉幕の辞を賜り、大盛況のうちにシンポジウムが閉幕しました。

 

シンポジウム終了後に行われた親睦会は国境を越えた心の交流の場となり、各国の先生方からの御礼の言葉やご挨拶と共に、このシンポジウムを継続していくことがアジアの平和につながっていくとの想いが会場全体に共有され、笑顔にあふれた素晴らしい親睦会となりました。地球文明の未来に東洋思想はどんな役割を果たし得るのか、今回の中国山東省への訪問を通して、アジアの平和構築に着実な足跡を記すことが出来ました。

 

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広野町心の復興事業で大正大学とスタディツアーを開催しました

昨年に引き続き、広野町心の復興事業を実施することになりました。

第一弾として、「広野町サマーフェスティバル2019」のボランティアと双葉エリアの復興状況を視察するスタディツアーを8月11日(日)~12日(月)の2日間開催しました。

健康福祉学部の大橋ゼミの学生と連携協定を締結している大正大学(東京都)の学生が一緒になって地域の方々と交流をしました。

サマーフェスティバルは、東日本大震災から4年後の2015年から、震災前と同じ二ツ沼総合公園に会場を戻して開催されています。今年も出店やステージショー、花火大会が行われ、生憎の雨ではありましたが多くの町民、帰省中の方で大変な賑わいでした。

「ありがとう」「たのしかったよ」と町民の方々に感謝された2日間。大正大学のみなさんも遠いところからの参加をありがとうございました。来年1月には、大正大学の「あさ市」に出展しますので、よろしくお願いします!

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東日本国際大学ブース「希望の花火」では、来場者に夢や希望を書いていただきました。鎌山祭に花火にして展示します!

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広野町商工会女性部のブース 子ども達に人気の「くじ引き」

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広野町社会福祉協議会のブース フルーツや枝豆を販売

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盆踊りでは、学生たちが踊りの輪を作り来場者に参加を呼びかけました

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翌朝、花火大会後の燃えカスを役場職員と一緒に回収する作業をしました

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作業後に遠藤町長から御礼があり、記念撮影を行いました

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今年、初出荷となるバナナの栽培について説明を聞きました

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通常廃棄する花の部分をタイの留学生が食用としていただきました

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本学の学生が協力して植えた田んぼアートを見学しました

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廃炉資料館では震災当時の状況から現在までの経過を勉強しました

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廃炉までの作業工程について説明をうけました

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Jヴィレッジで昼食後、記念撮影。お疲れさまでした!

 

 

 

 

「高大連携協定6校合同締結式」 大学・短大と高校相互の教育活動の発展を約する

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東日本国際大学・いわき短期大学は5月21日、本学1号館第一会議室で浜通りの高校6校との「高大連携協定6校合同締結式」を行いました。

高校と大学が連携を深めることにより、相互の教育活動を発展させ、地域社会全体の教育向上に資するために、大学・短大と高校が協定を締結しました。これまでは、各高校と大学、短大が個別に協定を結んでいましたが、統一性と効率性を持たせるため、今回、合同で締結を行いました。

締結した高校は、平商業、いわき総合、ふたば未来学園、新地、磐城第一、昌平の各校です。

締結式には、各高校の校長先生、大学側から緑川理事長、吉村大学学長、田久短大学長が出席しました。

はじめに柏木大学事務局長・短大事務長で、高大連携委員会委員長が経過報告を行いました。

引き続き、出席者が協定書に署名し、締結の意義や抱負をそれぞれ述べました。緑川理事長は各高校への御礼の言葉を交えながら「地域の復興創生を担う人材を育成するため、高校生の個々の能力と適性の伸長を図るため、多種多様な教育の場を提供してきます」とあいさつしました。

協定書には、大学・短大の授業科目の公開、公開講座、出前授業の実施などを盛り込んでいます。また、具体的には各校の特色、実情、要望に応じた「合意書」を取り交わし、連携事業を進めていきます。

席上、大学で取り組んでいる「大学教育再生加速プログラム(AP)」における「卒業時における質保証の取り組みの強化」、6校高大連携の一環として実施する2019年度高大連携事業「いわき短期大学 体験会」(6月15日開催)の説明も行われました。

各高校の出席者は次の通りです。

・福島県立平商業高等学校               松浦 冬樹校長

(代理出席で山﨑次郎教務主任)

・福島県立いわき総合高等学校             渡邉  学校長

・福島県立ふたば未来学園高等学校校長         丹野 純一校長

・福島県立新地高等学校校長              髙島 秀一校長

・学校法人山崎学園 福島県磐城第一高等学校校長    山﨑  学校長

・学校法人昌平黌 東日本国際大学附属昌平高等学校校長 唐木 義則校長

 

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大正大学と本学による広野町スタディーツアー 各地を視察し交流も深める

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本学と連携協定を締結している大正大学(東京都)と本学による広野町スタディツアーが2月9,10の両日、同町などで行われ、両大学の学生と教職員が参加しました。

これは広野町の復興支援を目的に行う「心の復興」事業の一環で、大正大学を含めた学生たちと町民との交流の場として、また広野町を知る機会として行われました。

1日目、最初に視察したのは富岡町にある東京電力廃炉資料館。ここでは東日本大震災時における原子力事故の事実と福島原子力発電所の廃炉事業の現状を、最新の映像設備や模型などで確認することができました。

次に福島が誇るスポーツトレーニング施設Jヴィレッジを訪れ、広大な敷地にあるグラウンドや施設機能の紹介を受けました。原発事故の対応拠点としての利用を経て再開後、本年4月にグランドオープンを迎える同施設の経緯を振り返りました。

3番目の視察地は広野町の二ツ沼総合公園内にある広野フラワーパークです。ここのビニールハウスでは、皮まで食べられる無農薬バナナを栽培しています。町の振興を担う事業の1つとして熱のこもった説明をしていただきました。この日最後に訪れたのは広野町役場に隣接するイオン広野店内のフードコート「ひろのてらす」。大正大学の臨床宗教師過程を専攻する学生たちによる傾聴活動と、本学学生が入れるコーヒーを町民の方々に提供しました。

2日目は、広野町公民館で避難所の生活ルールづくりをテーマにワークショップを行い、活発に意見を出し合いました。

広野・いわき・東京の3つの地域を繋いだスタディツアーで、心の復興に一歩でも近づく取り組みとなれば幸いです。

 

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広野町の産直野菜を大正大学あさ市で販売・PR 本学学生・広野町民と地域の方々が楽しく交流しました

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2018年3月に本学と連携協定を締結した大正大学(東京都)が毎月開催している「あさ市」が1月25日、巣鴨の同大で開かれ、本学は広野町「心の復興」事業の一環として広野町産直野菜を出品。本学学生と広野町民が一緒に出張販売・PRをしました。

直売所のお母さんたちが心を込めて作った、白菜の漬物や干し芋のほか、サッカー日本代表専属シェフ、西芳照氏(南相馬市出身)特製のドレッシングも大変な人気でした。

訪れた子どもたちが広野町マスコットキャラクター「ひろぼー」と写真を撮って楽しむ姿も見られ、スタッフの学生も喜んでパフォーマンスしていました。

「心の復興」事業の柱となっているカフェもオープンし、学生たちが地域の方々にコーヒーやお茶をサービス。ミャンマー出身の留学生の手作りお菓子も振る舞いました。

移動中のバスや食事中には学生と町民の方々との会話も弾み、楽しい時間を過ごしました。

 

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