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いわき市内ウクライナ人(久之浜在住)とウクライナ人学生が面談・交流 久之浜地区からの寄付金寄贈も行われました

東日本国際大学の留学生別科に所属している4人のウクライナ人学生と久之浜に在住しているウクライナ人との交流と久之浜地区からの寄付金寄贈が8月2日、本学1号館第1会議室で行われました。

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寄付金は15万8590円で、久之浜地区の住民に募金を呼びかけた古田光子さんが「東日本大震災では福島県は世界中の人から暖かい支援を受けました。支援金はウクライナのために何かできないかと考えて行動しました。日本に来て良かったと思えるよう頑張ってほしい」とあいさつしました。ウクライナ国旗に見立てて作成した千羽鶴や応援メッセージも披露しました。

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学校法人昌平黌の緑川明美常務理事は「戦争から避難してきたウクライナ人学生たちに対して、応援メッセージや寄付金を頂き、誠にありがとうございます」と感謝の言葉を述べました。

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久之浜に在住するウクライナ人渡辺マルガリータさんは「日本人はいつも皆さんを応援しています。ウクライナが平和になるように祈っています。私もここにいますからいつでもサポートすることができるので連絡ください」と4人のウクライナ人学生に話しかけました。

 

4人のウクライナ人学生もそれぞれの日常生活を話しながら「大学に来てから多くのことを学んでいます。いわきでの生活は快適です。周りのサポートにも感謝しています」と述べました。

このあと、マルガリータさんと学生たちはメールを交換し合うなど早速親しく交流していました。

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本学では寄付金を学生たちの生活支援に充てるとことにしています。

ウクライナ学生へ奨学金を贈呈 「目標に向かって頑張ってください」

東日本国際大学は6月3日、5月下旬に来日し、本学留学生別科に入学したウクライナ学生4名に対し、奨学金を給付する贈呈式を行いました。

ウクライナ学生に対する支援金は申請手続き中で、給付されるまでに約1か月かかるため、学校法人昌平黌の緑川浩司理事長は当面の生活資金を奨学金として贈呈しました。

緑川理事長は「本学の福島復興創世研究所所長の大西先生(※)の関係で、ウクライナとは縁があり、皆さんが置かれた状況について心を痛めています。日本も戦争を経験しています。また、東日本大震災で故郷を離れなければならなかった人たちもいます。本当に他人事とは思えません。一日も早く日本語を習得し、それぞれの目標に向かって頑張ってください。皆さんが研究したい研究書籍や参考書などが必要な時はいつでも言ってください。私たちが力になれることがあったら尽力します」と、一人ひとりに奨学金を手渡し、励ましの言葉を述べました。

 

※福島復興創世研究所所長 大西康夫先生についてはこちら

 

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ウクライナ(避難民)学生の受け入れを発表 40名を超える学生から照会があり、18名が入学願書を提出しています

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本学はウクライナ避難民(学生)について5月16日、記者会見を行い、ロシアによるウクライナ軍事侵攻で国外に避難した学生を対象に留学生として受け入れることを発表しました。

本学は東京電力福島第一原発事故を検証するため2018年8月、チェルノブイリ原発事に関してウクライナの科学者・研究者も招いた国際シンポジウムを開催。本学福島復興創世研究所の関係者を含めて議論を重ね、親交を深めました。本学は国際大学として各国から多くの留学生を受け入れている実績もあり、東北地区の私学では唯一受け入れることを決めました。

文部科学省「ウクライナの学生への支援を実施している大学」のホームページから現在までに、40名を超えるウクライナの学生から照会があり、そのうち18名が本学に入学願書を提出しています。この18名については現在、日本入国のためのビザ申請を行っている状況です。

本学ではウクライナ学生の支援策として、「留学生別科の授業料免除」、「学生寮等の宿泊施設の提供」、「国際部を中心とした日常生活面のサポート」、「日本財団への支援費申請(渡航費、生活費及び住環境整備費)」を予定しています。

 

▼願書を提出した学生の中から3人のウクライナ学生のビデオメッセージ

Akulova Khloiaさんからのメッセージ

Dmytro Zabyshnyiさんからのメッセージ

Daria Studzinskaさんからのメッセージ

 

ウクライナからの学生は、留学生別科に入学し、1~2年間日本語や日本の文化を学んだ後、本学学部に進学するなどの進路を決める予定です。

 

留学生へ手づくりマスク寄贈 内郷ロータリークラブからコロナ禍の支援です

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東日本国際大学の留学生に対し、内郷ロータリークラブ(鈴木礼子会長)様から手作りマスクと除菌シート170セットの寄贈がありました。新型コロナウイルス感染症の学生支援として行われました。

マスクの贈呈式は10月30日、本学1号館ロビーで行われ、鈴木会長らから留学生の代表に手渡されました。また、本学からは鈴木会長に、今回の支援に対する感謝状が贈られました。

鈴木会長は「コロナ禍で大変な思いをしている留学生の皆さんの力になればと思い企画しました。これからの季節はインフルエンザにも気を付けて、しっかり勉学に励んでください」とあいさつしました。御礼のあいさつとして、いわき平ロータリークラブ役員でもある田久昌次郎いわき短期大学学長は「日頃からのご支援、大変に感謝しております。ロータリークラブの標語『超我の奉仕』と『最もよく奉仕する者、最も多く報いられる』の精神は『利他』の心であり、本学の建学の精神である『仁』にも通じます。今回の贈呈には、留学生の皆さんに社会を良くする人材に成長してほしいという心も込められていることを伝えたい」と述べました。

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あいさつをする鈴木会長

 

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感謝状の贈呈

 

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マスクは鈴木会長ご自身による手作り

 

▼出席者は以下の通り

_内郷ロータリークラブ 鈴木礼子会長

____________ほか2名

 

_いわき短期大学 田久昌次郎学長

_東日本国際大学 中山哲志学長代行

_________中村隆行大学事務局長

_________田中みわ子留学生別科長

_留学生代表   カイン マー ニン(経済経営学部4年、ミャンマー)

_________ケッ ヌェ スー(同、同)

_________テ テ ティリ チョー(同、同)

_________金 ビョル(同3年、韓国)

__________※4名いずれも米山ロータリー奨学生

令和2年度秋期学位記授与式を挙行 14名の卒業生が晴れの門出を迎えました

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(学長から記念品を手渡された総代のティンスェリンさん)

 

東日本国際大学の秋期学位記授与式が9月24日、本学1号館で行われ、14名の卒業生が晴れの門出を迎えました。

 

吉村作治学長が卒業生代表に学位記を授与し、学長賞の表彰を行いました。吉村学長は式辞の中で「これから様々な大変なことに出会うと思いますが、本学での4年間を思い出し、自分の力を信じて人生に勝利してほしい」とエールを送りました。

 

緑川浩司理事長は「釈迦の言葉に『衆生所遊楽』とあります。人は楽しむために生まれてきたということです。人生は悩みの連続ですが、それでも前に進んでいくところに本当の楽しみがあります。あきらめずに努力し続ければピンチはチャンスに変わっていく。感謝することを忘れず、これからの人生を歩んでいってください」と祝辞を述べました。

 

▼卒業生(経済経営学部13名 健康福祉学部1名)

総代 ティンスェリン(経済経営学部)

理事長賞 マハラジャン・キショル(経済経営学部)

学長賞 ティンスェリン(経済経営学部)

 

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理事長の祝辞

 

 

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理事長賞のマハラジャン・キショルさん

 

 

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アカデミックな帽子とガウンでお祝い

県費留学生が本学に入学 県庁職員が吉村学長にあいさつに訪れました

福島県では中南米在住の県内出身者の子弟のうちから優秀な人材を福島県内に留学生として受け入れる事業を行っています。これは、国際親善及び文化交流への寄与、県の復興状況や県の魅力に対する理解の拡大・深化、帰国後の情報発信などを目的としているものです。昨年に続きこちらの事業で選抜されたチョイ・サンペイ・ステファニー・アレクサさん(ペルー出身)が今年度の県費留学生として本学に入学しました。

6月4日には、福島県庁職員が本学・吉村作治学長へあいさつに訪れました。吉村学長は「昨年度の学生さんも非常に高い成果を見せましたので、今後も期待します。よりペルーからの留学生に来ていただけるよう、大学として教職員一同、留学生をサポートし、充実した学生生活を送れるよう努めてまいります」と話しました。

 

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タイ青少年日本語研修団の開講式 45日間の研修がスタート

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今年で3回目となる「タイ青少年日本語研修 Cultural Ambasador 2019」の開校式が13日、東日本国際大学で開かれました。

コーディネートを担当する一般社団法人教育交流センターの斎藤盛午代表から日程概要の説明の後、本学を代表して中村隆行学長代行が「研修では皆さんの率直な意見を聞かせてください。この研修が有意義なものとなるよう祈念します」と歓迎のあいさつを述べました。

いわき市の渡辺仁副市長からは「復興の状況や魅力など、今のいわき市・福島の姿を直接見てもらい、母国に帰った際はぜひ友人や家族に見てきたことを伝えていただきたい」と震災からの復興をアピールしました。

本学では、日本語のほか柔道や弓道、茶道体験などを研修することになります。

本研修では、引率者2名を含めた18名が来日し、45日間の研修がスタート。滞在期間、いわき市内で開催される桜まつりにも出演し、地域の方に向けてのパフォーマンスも予定されています。

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料理教室で特製キムチ作り 広野産ミカンを使って楽しく調理

東日本国際大学では留学生が郷土料理を教える料理教室を毎年開催しています。今年は、大学の広野町との連携事業の一環で、広野町産のミカンを使った特製キムチを作る料理教室を12月15日、本学で行いました。これには広野町、地元鎌田地区より地域の皆さんが参加、本学の学生も一緒にキムチ作りを楽しみました。

今回作ったキムチは、「広野町産の白菜とみかんの果肉を使った水キムチ」と「広野産のみかんの皮を使ったキムチ」の2種類。キムチにミカンを入れるという、初の試みにどんな完成品になるかと地域の方との会話を楽しみながら調理を行いました。

出来上がった水キムチは、ほんのりミカンの甘味を感じる浅漬けのような味わい。ミカンの皮を使ったキムチ(カクテキ)は、キムチ特有の風味に柑橘系の香りが加わり芳醇な味わいでした。

広野町といわき市の住民同士の交流の輪を広げることができた料理教室となりました。

 

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まずはミカンの皮むきから

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本格キムチはたくさんの唐辛子を使います

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白菜とミカンの水キムチ

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ミカンの皮入りカクテキ

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地域のみなさんありがとうございました

 

大洋州学生との交流プログラムを実施 楽しく交歓、防災・復興についても学ぶ

日本とアジア大洋州の各国・地域との間で交流を深め、対日理解の促進を図ることを目的として推進している外務省の対日理解促進交流プログラム「JENESYS2018」で12月5日、大洋州嶼国訪問団の大学生が本学を訪問しました。

同事業で来日した同訪問団(オーストラリア、フィジー、サモア、バヌアツ、キリバス、ニュージーランド、パラオの大学生29名と通訳、コーディネーター)は、12月2日から11日までの間、防災・復興について学ぶためいわき市をメーンに滞在、その一環の大学交流として本学を訪問しました。

開会式では吉村作治学長が「太平洋諸国との交流は本学としても重要。震災から復興してゆく福島の姿を見ていっていただきたい」とあいさつ。訪問団の代表からは「日本人の忍耐強さ、困難から立ち上がる力を尊敬しています。災害からいかに回復していくかをぜひ学んでいきたい」と述べました。これに対し本学の学生代表からも歓迎のあいさつがありました。

続いて、いわき短期大学の藁谷俊史非常勤講師より「東日本大震災の被害と復旧及び災害対策」のテーマで講義が行われ、防災士の立場から災害に備える地域社会づくりについて解説しました。

学食では本学学生と昼食を取りながら交流を深め、また訪問学生たちは民族ダンスなども披露しました。短い時間ながらも打ち解けた雰囲気でグローバルなコミュニケーションを楽しみました。

 

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「ひろの秋祭り」で本学が出展 各ブース大盛況

「ひろの秋祭り」(主催:広野町)が11月3日、広野町公民館前広場で開催され、地元の婦人団体やNPO団体などが参加。約12のブースが設置され、地元特産品や作品を販売しました。

いわき短期大学からは預かり保育事業で鈴木ゼミ、東日本国際大学からは無料「ひろのコーヒー」を提供する矢本・大橋合同ゼミと、グローバルネットワーク(留学生による情報発信チーム)が取材活動の一環として参加しました。

留学生が作ったミャンマーのお菓子「チャウジョー」(ココナッツと牛乳のソフト菓子)も無料で提供。珍しい食感に人気が集まりました。会場には多くの人が来場し、本学ブースも大盛況。「ひろのコーヒー」は約300杯を提供しました。

 

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