11月5日(土)、6日(日)の2日間にわたり、「大学人サミット 福島・いわきカレッジ2016」が東日本国際大学にて開催されました。
「大学人サミット」とは、全国の大学から学生・教職員が集い、個性あふれる大学づくりについて、立場や年齢の垣根を越えて共に語り合う場です。
第10回を数える今回のテーマは「友よ!共に人間力を高めよう」です。本学として、震災以降「どんな困難があっても乗り越えていける人間力を身につける」ということを掲げ、復興への取組みを進めてきました。この「人間力」について、全国の大学人の皆様と大いに語り合いたい、との思いで決めたテーマとなっております。
1日目
①キャンパスツアー ②復興をした「いわき」を見るツアー
開会式にさきがけた最初のプログラムは、自由参加となっている「キャンパスツアー」・「復興した『いわき』を見るツアー」です。学生と教職員が学内と地域の歴史紹介を紹介したり、いわき市の沿岸部等を見て回るバスツアーを行い、いわきのありのままをご紹介しました。バスツアーでは、添乗した学生さんの被災体験などが語られました。

キャンパス周辺の歴史探訪

知る人ぞ知る歴史の足跡が残されていました

いわきを見るツアー。学生さんが震災体験を語りました。

語り部さんよりさまざまなお話をいただきました
開会式 ~ 基調講演
受付後、13時開会となり、実行委員長の開会のあいさつに続き、吉村学長の基調講演に移りました。講演の中で吉村学長は「2日目には大学自慢コンテストがありますが、それにさきがけて私の方から自慢をしたいと思います」と述べ、学生のあいさつがとても良いことやエジプト学の取組などについて語りました。

オープニングトレーニング ~ ワークショップ
続けて、グループに分かれてのオープニングトレーニング(自己表現・評価トレーニング)、ワークショップが行われ、それぞれがとなりのグループに負けじと活発なスピーチ・意見交換が行われました。特にワークショップの中ではテーマである「人間力」とは何か、という点からディスカッションが始まり、大学に関わる7つのキーワード(個別サイト参照)と人間力との関連について深い議論がなされました。


情報交換会
1日目の終わりに、情報交換会を開催。本学独特の国際色あふれる料理が提供される中、「手創り名刺コンテスト」や付属高校フラダンス部によるステージ、また2日目のメインイベント「大学自慢コンテスト」の発表順抽選が行われ、翌日の命運を一本の抽選棒に託しました。結果、本学がトップバッターとなり、開催大学として注目度の高い2日目を迎えることとなりました。

●いわきの魚「メヒカリ」も ●左端がネパールの「モモ」、
右がエジプトの「コフタカバーブ」

付属高校の”フラガール”たち

左から発表順

2日目
大学自慢コンテスト
「大学自慢コンテスト」最初の発表を担う本学の学生たちは緊張の面持ちでしたが、「楽しんでいこう!」と互いを励まし合いながら臨む姿がとても頼もしく感じました。コンテストには、6名のコメンテーターの方々が外部より参加、また附属昌平高校の生徒さんも参加くださいました。各大学、個性的な発表が行われ、甲乙つけがたいプレゼンテーションでした。

表彰式・サンドウィッチパーティー・閉会式
最後のプログラム、表彰式を兼ねたサンドウィッチパーティーでは、本学自慢の焼き立てパンが振る舞われ、大学自慢発表者を労いながら交流が行われました。

そして、緊張の大学自慢コンテスト結果発表。以下の通りの結果となりました。
●評価項目の部門1位
部門名 |
大学名 |
学生やキャンパスがイメージできました |
国際武道大学 |
愛校心が伝わりました |
田園調布学園大学 |
仕事や自分の生活に活かしたいヒントをもらいました |
フエ外国語大学 |
この大学で働いてみたい・学びたいと思いました |
東日本国際大学 |
大学自慢に感動しました |
東日本国際大学 |
高校生が選んだ大学自慢 |
東日本国際大学 |
●総合順位
順位 |
大学名 |
第1位 |
東日本国際大学 |
第2位 |
岩手県立大学 |
第3位 |
フエ外国語大学 |
ありがたくも多くの評価を頂く結果となり、一同恐縮しながらも、学生たちのがんばりを評価いただいた事に感謝と歓喜でいっぱいでした。

今回の大学人サミットでは、たくさんの意見交換・人的交流の上、本学の復興の姿や、福島県いわき市の復興していく様を発信できたのではないかと思います。この経験を活かし、さらに「人間力」を高めていけるよう、力を尽くして参ります。
また、全国の大学関係者の皆様だけでなく、一般企業からもご参加いただき盛大に開催することができました。改めてご協力いただいた全ての人に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

大学人サミット【フォトギャラリー】を掲載しました ↓
http://www.shk-ac.jp/blog/wp_shk/2016/11/21/2626