Category Archives: 地域交流

本学とマルトが市民公開講演会を開催 吉村総長が「夢はかなう~古代エジプト文明の魅力」の演題で講演しました

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本学とマルトグループは10月1日午後1時から、いわき市文化センターで市民公開講座「夢はかなう~古代エジプト文明の魅力」を開きました。エジプト考古学の世界的権威である吉村作治本学総長が講座のテーマで講演しました。

本学とマルトグループが昨年8月、地域振興策や地域貢献について協働で活動していくため「地域活性化包括連携協定」を締結。今回の講演会は市内の教育、文化の振興の一環として開催しました。

会場には多くの市民が訪れ、開会式では緑川浩司本学理事長、マルトグループの安島浩社長が連携協定や講演会の意義などを含めてあいさつしました。

講演で吉村総長は、古代エジプトに関心を持ったきっかけやロマンあふれるエジプト考古学の魅力に触れながら、ピラミッドや神殿などの古代遺跡について市民に解説。過去から現在までの数々の考古学研究の成果を紹介しました。

会場の市民は熱心に聞き入り、関心の高さから質疑応答では多くの質問が寄せられ、吉村総長が丁寧に答えていました。

米国ハンフォードの高等教育機関・経済発展調整機関と連携協力協定を締結 報道発表を行いました

復興創生のため東日本国際大学が中心となって設立した一般社団法人「福島浜通りトライデック」は、活動のモデルとなる米国ハンフォード地域の経済発展調整機関(トライデック)と連帯協力確認書を締結、併せて東日本国際大学は同地の高等教育機関「ワシントン州立大学トライシティーズ校」「コロンビアベイスン短期大学」の2校と連携協力協定を締結しました。今回の一連の締結について9月16日、本学の1号館第一会議室で記者会見を行いました。

 

締結は、東日本国際大学の中村隆行副学長(福島浜通りトライデック専務理事)がハンフォードを訪れ、今月8、9の両日にわたり協定を結びました。

 

記者会見では、東日本国際大学の石崎芳行客員教授(同理事・事務局長)がハンフォードの歴史や経済発展の要因、都市形成等の概要を説明。

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続いて学校法人昌平黌の草野幸雄法人事務局長(同事務局次長)がこれまでの経過報告を行いました。

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引き続き中村副学長が今回のハンフォードを訪問日程と連携協力協定の締結について説明しました。

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9月8日はワシントン州立大学トライシティーズ校とコロンビアベイスン短期大学と協定を結び、9日はトライデックとの連携協力確認書の締結を行いました。

 

今後は学生の相互派遣などを通して浜通りの地域復興の課題や解決策の共有を図っていきます。具体的な活動予定としては来年3月に本学の学生をハンフォードに派遣し、来年夏ごろには協定を結んだ2校の学生を招いて交流します。

ハンフォードは放射能汚染地区から環境改善と都市形成を進め、米国有数の繁栄エリアに発展を遂げました。福島浜通りトライデックは産学官民が連携し、ハンフォードの取り組みをモデルとして浜通りの復興を目指しています。

いわき市内ウクライナ人(久之浜在住)とウクライナ人学生が面談・交流 久之浜地区からの寄付金寄贈も行われました

東日本国際大学の留学生別科に所属している4人のウクライナ人学生と久之浜に在住しているウクライナ人との交流と久之浜地区からの寄付金寄贈が8月2日、本学1号館第1会議室で行われました。

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寄付金は15万8590円で、久之浜地区の住民に募金を呼びかけた古田光子さんが「東日本大震災では福島県は世界中の人から暖かい支援を受けました。支援金はウクライナのために何かできないかと考えて行動しました。日本に来て良かったと思えるよう頑張ってほしい」とあいさつしました。ウクライナ国旗に見立てて作成した千羽鶴や応援メッセージも披露しました。

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学校法人昌平黌の緑川明美常務理事は「戦争から避難してきたウクライナ人学生たちに対して、応援メッセージや寄付金を頂き、誠にありがとうございます」と感謝の言葉を述べました。

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久之浜に在住するウクライナ人渡辺マルガリータさんは「日本人はいつも皆さんを応援しています。ウクライナが平和になるように祈っています。私もここにいますからいつでもサポートすることができるので連絡ください」と4人のウクライナ人学生に話しかけました。

 

4人のウクライナ人学生もそれぞれの日常生活を話しながら「大学に来てから多くのことを学んでいます。いわきでの生活は快適です。周りのサポートにも感謝しています」と述べました。

このあと、マルガリータさんと学生たちはメールを交換し合うなど早速親しく交流していました。

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本学では寄付金を学生たちの生活支援に充てるとことにしています。

本学の有志学生が参加した「浜通り観光振興プロジェクト」 いわき駅周辺から浜通りを周遊する観光モデルを考案しました

本プロジェクトは、JR東日本いわき駅と大学生の協同企画として2021年2月に立ち上がり、いわき市内の大学に通っている大学生と、いわき出身で現在は市外に住む大学生が参加しました。

 

2021年2月~4月に数回にわたりオンライン会議を開催し、いわきのおすすめスポットを出し合い、さらに5~6月には実際に現地を視察して、

・季節を感じる 夏井川コース

・復興と創生を学ぶ 七浜海道コース

・現代と和の融合の地 湯本コース

・海と食を楽しむ 小名浜コース

の4つのコースを提案しました。

 

 

さらに今ならいわき駅・湯本駅・泉駅の有人改札で引換券をもらうと、一部観光スポットで特典がもらえます。

 

 

 

是非みなさんも新型コロナウイルスの感染予防をしっかりしながら足を運んでみてください。

 

※特典引換は現在のところ2022年12月末までを予定しています。

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オンライン会議の様子

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試行錯誤しながら「映える」写真を撮りました

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完成したポスター(3号館1階と、1号館4階の掲示板に掲示されています)。

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4つのコースがあります。いずれのコースも車なしで回れる設計にしました。

 

 

東日本国際大学ライオンズクラブの活動「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」が 2021サステイナブルキャンパス賞を受賞しました

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東日本国際大学ライオンズクラブ(LC)がNPO法人ザ・ピープルと連携した活動「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」が、サステイナブルキャンパス推進協議会(CAS-Net JAPAN)の「大学運営・地域連携部門」において「サステイナブルキャンパス賞」に選ばれました。12月4日、大阪大学新箕面キャンパスで開かれた同協議会の2021年次大会で表彰を受けました。

同プロジェクトは、福島第一原発事故で被害を受けた地域において、環境保全を目的とした有機農法を協働で行う「福島オーガニックコットンプロジェクト」を推進、大学が連携して行う地域での継続性を担保した活動が高く評価されました。

表彰式には、経済経営学部学部長の河合伸教授(東日本国際大学LC教員顧問)とNPO法人ザ・ピープルの吉田恵美子理事長が出席、「NPOと連携した福島浜通り地域のサステイナブルキャンパスづくり」として賞状と盾を受賞しました。

また取り組みのプレゼンテーションを行い、会場からは地元での若手人材輩出につながる「福島モデル」に期待が寄せられました。

 

*サステイナブルキャンパス 推進協議会(CAS-Net JAPAN):日本全国の大学キャンパスをモデルにして、持続可能な環境配慮型社会の構築に貢献することを目的とする組織。キャンパス版SDGs(持続可能な開発目標)で、全国の大学はじめ高専など約50法人で構成、東日本国際大学及びいわき短期大学も加盟している。

 

*サステイナブルキャンパス賞:「NPOと連携した福島浜通り地域のサステイナブルキャンパスづくり」

 

審査講評

学生と教職員で構成された大学のライオンズクラブとNPO法人が連携し、地域の復興と次世代を担う若者への質の高い実践型環境教育を行い、地元への若手人材輩出を目指す活動で、持続可能な地域社会の実現に資する大変有意義な取り組みである。

東日本大震災に伴う福島第一原発事故による被害を受けた地域において、環境保全を目的とした有機農法を協働で行う「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト(FOOP)」を、継続的に支援できる環境と体勢を整えるため、大学が連携して地域での継続性を担保しようとしており、審査委員から高い評価を受けた。

地域と共生するサステイナブルキャンパスの創出を図る「福島モデル」への期待は非常に大きく、プロジェクトの継続性や教育効果、参加者の地元での活躍成果等について、今後さらなる検証を続けていってほしい。サステイナブルキャンパス賞に相応しい取組である。

 

SC賞表彰式②

SC賞表彰式③ SC賞表彰式④ SC賞表彰式⑤ SC賞表彰式⑥

学内でイルミネーションが点灯 冬のキャンパスを彩っています

 

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キャンパス内のシンボルツリーにこのほど、恒例のイルミネーションが点灯しました。

学生の皆さんや地域の方々に少しでも季節感を楽しんでもらいたいと行っており、今年で8年目になります。

約10,000球のLEDで彩られた、普段と違うキャンパスの雰囲気を味わってみてください。点灯時間は16:00~21:00。1月中旬まで。

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4回目の新型コロナワクチン大学拠点接種を実施 接種は延べ1300名になりました

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東日本国際大学での新型コロナワクチン「大学拠点接種(職域接種)」は8月5日、接種会場として設置した1号館の教室で第1グループの2回目300名と第4グループの1回目200名の計約500名が接種を受けました。今回で計4回目となります。

本学学生をはじめ、教職員及びその家族や短大附属幼稚園の保護者、市内の専門学校生らが接種に臨みました。

 

今回で延べ約1300名が接種を受けたことになります。感染が急拡大しているいわき市にあって、今後も安心して皆さんが接種を行えるよう、引き続きスタッフ一同気を引き締めながら拠点接種の運営に当たっていきます。

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東京2020オリンピック聖火リレーセレモニーで本学吹奏楽部が演奏しました

1年延期となった東京2020オリンピック聖火リレーが、3月25日に福島県のJヴィレッジからスタートし、午後にはいわき市街地をおよそ1時間かけて縦断しました。

いわき市のゴール地点となる平中央公園では、聖火ランナー到着後に「フラシティいわきゴールセレモニー」が開催されました。

セレモニーのオープニングを東日本国際大学・昌平高等学校吹奏楽部が飾り、「東京オリンピックファンファーレ」に続き、「いわき市歌」「花は咲く」「星影のエール」を演奏しました。

会場では、駆け付けた多くの市民が、大会セレモニーに相応しい聞き馴染みのある曲のメドレーに熱心に耳を傾け、東京2020オリンピックのスタートを大いに盛り上げました。

 

参考URL:東京2020オリンピック競技大会公式ウェブサイト
https://tokyo2020.org/ja/torch/news/fukushima-day1

 

聖火リレー01 聖火リレー02 吹奏楽部演奏①

いわき市・JA福島さくらより「いわきライキ」の贈呈式 コロナ禍での学生への支援を受けました

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東日本国際大学及びいわき短期大学は、いわき市と福島さくら農業協同組合いわき地区本部から、いわき産コシヒカリ「Iwaki Laiki」700kgの寄贈を受けました。

贈呈式は3月18日、本学1号館で行われ、清水敏男市長、根本一雄本部長理事から本学の学生代表に手渡されました。

清水市長が「コロナ禍で様々な制約がある中、苦労して勉学に励んでいる学生をささやかながら支援したい。市としてもコロナウイルス感染拡大の防止に一層取り組んでいきます」とあいさつしました。

学校法人昌平黌の緑川浩司理事長はあいさつの中で「こうした地域からの励ましが学生の力になります。今年度の卒業式で総代を務めるミャンマー出身の学生はその励ましを原動力に努力し、いわき市周辺地域への就職も内定しました。今後も地域に人材を輩出することを使命として尽力してまいります」と述べました。

▼学生代表

東日本国際大学 経済経営学部3年 熊澤海人

東日本国際大学 経済経営学部2年 白 映建

東日本国際大学 健康福祉学部3年 林 佑加

いわき短期大学 幼児教育科2年 谷津あゆみ

 

 

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清水市長があいさつ

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学生代表に米を手渡しました

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昌平黌理事長より感謝状の贈呈

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緑川理事長が御礼を込めてあいさつ

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寄贈された「いわきライキ」

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学生代表がインタビューに応じました

 

広野町「心の復興」事業で大正大学あさ市キャラバンを実施しました

震災からの復興の1つとして、広野町「心の復興」事業を昨年度から取り組んでいます。

大正大学と本学は連携協定を締結していることから、大正大学の学生参加や地域構想研究所のご協力をいただいています。

大正大学の「あさ市」は、地域構想研究所が中心に毎月実施している事業で、「座・ガモール」に出展している連携市町村の商品を中心に、地域の方々に産直品の販売を行っています。

広野町からは、新鮮な野菜詰め合わせや、直売所のお母さん手作りの漬物、町オリジナルグッズなどを販売しました。広野町キャラクターの「ひろぼー」も登場し、記念撮影をする子どもたちの姿も見られました。

500円以上購入のお客様には、広野町たんぼアートで収穫したお米を先着順で提供。本学のグッズも抽選でプレゼントしました。

また、健康福祉学部3年の大橋ゼミと、留学生の情報発信チーム「グローバルネットワークプラス」のカフェでは、各国のお茶やお菓子のほかコーヒーの無料提供をしました。寒い中でのご参加、暖かいコーヒーで会話も弾みました。

広野町出身の方や、ご近所の方などたくさんの方にご来場いただき、終了前には完売しました。購入いただいた皆さま、ありがとうございました。

8月の夏まつりで、ボランティアに参加してくれた大正大学の学生さんもお手伝いに来てくださったのは、とても嬉しかったです。この絆をこれからもつなげていきたいと思います。

 

01設営前に大正大学のスタッフと記念撮影

設営前に大正大学のスタッフと記念撮影

02カフェの看板も持参しました

カフェの看板も持参しました

03カフェは室内で(準備中)

カフェは室内で(準備中)

04あさ市は毎月1回開催されます

あさ市は毎月1回開催されます

05袋の中はお買い得産直野菜

袋の中はお買い得産直野菜

06広野町のひろぼー

広野町のひろぼー

07抽選会では吉村学長の書籍が人気

抽選会では吉村学長の書籍が人気

08カフェでは留学生出身国のお菓子を添えました

カフェでは留学生出身国のお菓子を添えました

09寒い屋外でコーヒー配りながらの誘客

寒い屋外でコーヒー配りながらの誘客

10手作り漬物は大人気

手作り漬物は大人気

11ひろぼーと記念撮影するお客さま

ひろぼーと記念撮影するお客さま

12呼び込み看板は手作りで

呼び込み看板は手作りで

13終了後地域構想研究所のみなさんからご挨拶

終了後地域構想研究所のみなさんからご挨拶

14完売の喜びで笑顔いっぱい

完売の喜びで笑顔いっぱい