Category Archives: ボランティア活動

【ボランティアセンター】台風19号に伴うボランティア活動状況報告 これからも被災者に寄り添った活動を展開していきます

10月にいわき市を直撃した台風19号等の影響で、市内各所において住宅、事業所、田畑等で大規模な浸水被害を受けました。被災された市民の方々には、衷心よりお見舞い申し上げます。

本学では、強化指定部(運動部)を中心にゼミ、東日本国際大学ライオンズクラブ、学生・教職員有志で、台風の2日後からいわき市の早期復興に向けてボランティア活動を行いました。主な活動内容は、浸水した家屋から電化製品や生活用品の搬出、床下や庭に蓄積された土砂の掻き出し、高圧洗浄機による屋内洗浄、大量の土砂や稲が流れ着いた田畑の片付け等多岐に渡るものでした。活動に際しては、日本財団からの助成をいただき、マスク等の品購入に活用しました。

活動中に被災者の方々から「どうすることもできず、何から手を付けたら良いのか分からない状況でしたが、あっという間に片づけて頂き、見通しもたち、数週間ぶりに笑うことができました」という嬉しい言葉も頂きました。

活動場所のほとんどが言葉を失うような現場も多い中、日ごろから各部活動で鍛えた体力と精神力を存分に発揮した学生たちは、多くの被災地区の住民に希望を与え、いわき市の早期復興に大きく活躍しました。力作業だけではなく、被災者に寄り添い積極的な交流で心の復興も同時に行った学生たちは、今回の経験で大きく成長することができたと思います。

水害が発生してから現在まで、本学では延べ556名の学生と教職員が現地で活動しており、今後は被災地域の状況を確認しながら活動していく予定です。

本学では、12月1日付で設立したボランティアセンターを中心に、若い力と大学の特性を生かした活動を引き続き行っていきます。

 

【活動協力】

日本財団・いわき市市民協働部地域振興課・いわき市災害ボランティアセンター(いわき市社会福祉協議会)

日本財団URL https://www.nippon-foundation.or.jp/

日本財団ロゴ

 

ボランティア活動① ボランティア活動②

法人組織として「ボランティアセンター」を設立 災害危難時により迅速、効果的にボランティア活動を展開していきます

学校法人昌平黌は12月1日付で、「ボランティアセンター」を立ち上げます。10月の台風19号と豪雨による水害でいわき市が甚大な被害を被り、その復旧に際して、本法人にも多くのボランティア活動の要請が寄せられました。

東日本国際大学の強化指定部を中心に率先してボランティア活動を展開し、現在も被害地域、各家庭を回り復旧活動を続けています。

従来、本学では地域連携研究センターの活動の一環としてボランティア活動を実施してきましたが、さらに強化するため法人組織の一つとして「学校法人昌平黌ボランティアセンター」を設置しました。

辞令交付式が11月28日、本学で行われ、緑川浩司理事長がボランティアセンターの構成員一人一人に辞令を手渡し、「地球温暖化で今後も災害・水害が頻繁に発生するおそれがあります。法人組織としてボランティアセンターを設立し、危難時により迅速、効果的にボランティア活動を展開し、地域の要請と社会貢献に努めてほしい」とあいさつしました。

今後は、災害発生時のボランティア活動をはじめ、そのための事前準備とトレーニング、ボランティア関係機関・団体との連携・調整、併せて活動時のリスク管理も図っていきます。

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□ボランティアセンター構成員

▽センター長=小山敏治(理事長室長) ▽主幹=佐藤佳祐(柔道部助監督) ▽幹事=高田豊治(サッカー部総監督)大関貴久(柔道部監督)千葉陽子(バドミントン部監督)田久二三男(卓球部監督)白石吉徳(弓道部監督)仁藤雅之(野球部監督)石川恭久(学生部係長)高橋功祐(いわき短大講師)平子妙子(附属中学教諭)夷塚陽子(附属高校教諭)

軽音楽部が募金活動 九州へ想いを届けました

7月に発生した九州豪雨災害を受け、軽音楽部ではJRいわき駅前で募金活動を行いました。7月から8月までの間、計5日間街頭に立ち、たくさんの方々からご支援をいただきました。

「絆」のかけがえのなさを噛み締めた東日本大震災から6年が過ぎ、九州から離れたいわきからも応援したいという軽音楽部の思いがあふれる活動となりました。募金にご協力いただいた皆様、街頭に立つ部員を温かい声で励ましてくださった皆様に心から感謝申し上げます。

集まった義援金は9月14日、福島民友愛の事業団へ受け渡しを行い、同団を通じて被災地に送られます。

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ネパールへカイロを寄贈いたします。

今年4月に大地震に見舞われたネパールの、現状確認のために国際部の職員2名が視察してきました。

 

そこで目にしたのは、現在もテント暮らしの被災者がいる中、インドと繋がる道路が封鎖されたために、燃料の確保が難しい状況となっていました。これは、ネパールで新たに公布された憲法をめぐり、インドとの関係が悪化しているためです。

ネパールは石油輸入の60%をインドに依存しており、車のガソリン、発電機に使用する燃料、煮炊きに利用する燃料の確保等に利用されていましたが、深刻なエネルギー不足のために、現在は一日かけて法外な値段の店に並ぶしかない状況で、このままでは、暖房に充てる燃料も無い中、冬を過ごさなければならない状況です。

そこで本学では、ネパールの事務所へ暖をとるためのカイロを送り、配布してもらいたいと考え、寄贈のお願いをしていたところ、皆さまの温かいご厚意により、たくさんのカイロが集まりました。

この場を借りて寄贈いただいた皆さまには、深く感謝申し上げます。

 

なお、寄贈していただいたカイロは、ネパール事務所へ来週中に寄贈します。また引き続き寄贈していただいたカイロにつきましても、随時寄贈していきます。

 

ネパール カイロ寄贈

 

 

いわき市青年団体連絡協議会(市青連)様より義援金をお預かりしました。

9月7日、いわき市青年団体連絡協議会(市青連)から、ネパール大地震の義援金をお預かりしました。

 

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鈴木事務局長(右から2人目)より本学の留学生に義援金が手渡されました。

 

市青連はいわき市内各地でいわき市伝統の「じゃんがら念仏踊り」を継承している青年会の連絡会です。
毎年8月6日~8日に開催される「平七夕まつり」では、市青連主催の「いわき市青年じゃんがら大会」を行っており、今年で44回を数えます。

今年の大会では、戦後70年とネパール大地震の慰霊の意味を込めた青年会による『一斉打ち鳴らし』と浜通り浄土宗青年会による『読経』が行われました。

会場では、本学のネパールからの留学生とボランティアの協働でネパール大地震の募金活動を行い、市民から多くの義援金をお預かりしました。

 

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じゃんがら大会スタッフと留学生による募金活動の様子(8月6日)

 

今回は、市青連加盟の各青年会が義援金を出し合い、市青連が取りまとめて本学へ届けていただきました。
代表で届けていただいた鈴木事務局長は、「東日本国際大学とは七夕まつりを通じて長いお付き合いがあり、今後も助け合い連携していきたい」と話してくださいました。

お預かりした義援金は、学校法人昌平黌が責任を持って在日本ネパール大使館にお渡しします。

ありがとうございました。

 

七夕まつりでボランティア活動を行ないました。

毎年8月にいわき市内で行われる「平七夕まつり」に今年も参加協力いたしました。

 

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8月6日から8日までいわき駅前の平商店街を中心に行われる「平七夕まつり」は今年も大勢の人で賑わいました。本学からは商店街を彩る竹飾りの竹上げ、竹下ろし、そして会場のごみ拾いのボランティアなどの活動に参加をしました。

 

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特に本学硬式野球部の学生がゴミ袋とゴミはさみを手に七夕会場を歩いている姿は、市民の皆さんにも知られるようになり、感謝の声をかけられる事も増えています。